いまのフレームを修正等で使えないかとも相談をオーナーさんからいただいた。
技術的には修正することは可能みたいだけど、それをするメリットを見出せない。(自分比)
破断している部分と、歪んだサブフレームから判断するに、ステム部分も角度が変わっているはず。
つまり、キャスター角まで影響しているだろう。
今回見つかったダメージが、いつの時点で発生したのかが不明なことも気になる。
と言うことで、半日くらい考えて、下記のようにまとめてみた。
1973年程度に製造されたフレームだ。
>破断してから時間が経過していると、内部のダメージが心配。
>フレームの正確なアライメント情報がない。
>ダミーのクランクケースを目安にするしか、各部の寸法を見極める手段がない。
>モトプランニングのRD125をフレーム単体にして、寸法を比較するのはちょっち・・・
代替のフレームが入手困難なら、修正しか選択肢はない。
>フレーム(車両)はモトプランニングにある。
>僕が持っている車両なので、ある程度素性はハッキリしている。
エンジンは間違いなく、丸タンクに戻さなければならない。
>同じ車両からエンジンを剥ぎ取ると、フレームが残っちゃう。
オーナーさん
僕的にもいろいろと考えましたが、現在のフレームを修正するのは、やめようと思います。
近日中に報告書と御見積書を作成します。
YA0010