植木屋リトルの日々奮闘記

植木屋として独立してからの日々を綴っています。植木屋に興味のある方、独立を考えている方に少しでも参考になれば幸いです。

恩人との別れ

2014年04月30日 | 日記
 外構工事専門でやっている会社の手伝いに入るようになって1か月が経ちました。
とは言っても毎日来てる訳じゃなくて週2~4程度で自分の仕事がない時に手伝いに入っている感じですが。

この1か月でやったことといえば、インターホンの取付、門燈の取付、階段タイルの解体、列柱の設置、ウッドデッキ工事etc・・・。
色々やらせてもらってます。そういえば植栽の仕事もあったっけ。
今までは植木絡みの仕事がメインだったのですが、すっかり外構メインの仕事になってます
それでも今まで何度かそういった作業をしたことがあって、その経験が生かせているので今のところ特に困ることもなく作業できています。

外構関係の仕事のベースを教えてくれたのは、以前勤めていた会社に出入りしてくれていた職人さん。
その人は関西から単身でこっちに来てくれて仕事をしていました。植木はもちろん、外構関係もこなすオールラウンドプレイヤー
作業に関しては絶大な信頼をおける人で、何か困ったことがあっても「この人がこう言ってるから大丈夫」っていう安心感があってすごく助けられてました。たま~にテキトーなこと言うけど(笑)
その人と出会うことがなければ今の俺は間違いなくここにはいません。本当にたくさんのことを教えてもらって、まだそのご恩を返せないままです。

その人は今関西に戻って仕事しています。会社関係でゴタゴタがあったので今後はもうこっちに来て仕事することはないかもしれません。
先日こっちに残してあった道具を引き上げに来ました。その時に少しお話をしたのですが、まだ地に足がついていない自分にしっかりプレッシャーをかけてくれました

また一緒に仕事したいな~・・・。これから先、一緒に仕事をしたいって思える人に何人出会えるんだろう


植木屋とプライバシーの問題

2014年04月24日 | 日記
 植木屋っていう仕事は、思っているより個人のプライバシーに踏み込む仕事です。
当然のことなんだけど作業をするのは基本的に個人邸のお庭とかマンションの敷地内なので、個人の生活の場に踏み込んで仕事をすることになる。
 だからこそそこで必要になってくるのは「意識的に意識しない」という姿勢。文字にするとわかりづらいけど。
意識的に気にしない・見ないようにするという姿勢って言ったらいいのかな。

 実は先日作業に入ったマンションの管理会社の方からお話があって、以前植栽管理に入っていた業者に対して入居者から「部屋の中を覗き込まれて気持ち悪い」っていうクレームがあったらしい。もしかしたらたまたま目が合ってしまったのかもしれないけど、入居者からのクレームは概して私たちではなくて管理人さんだったり管理会社に行くことになる。そうなると管理人さんは何も悪いことしてないのに謝らなきゃいけない。

 自分の生活テリトリーに他人が入っていると気になってしまうのは当然だし、最近は変な事件も多いから敏感になっている部分もあるのかもしれないけど、だからこそ必要以上に踏み込まないという意識が大事になってきている気がする。いらない心配はして欲しくないからね。

 もちろんそれは無視するってこととは違うので誤解しないでください。顔を合わせたら当然挨拶はしますし世間話をすることもありますよ。話が長くなって作業が進まない・・・なんてこともたまにありますが(;^ω^)

マラゴニー効果。。。

2014年04月23日 | 日記
 先日、トイレの便器に貼るジェルの洗剤を買ってきた。
トイレスタンプジェル?だったかな?なにやらマラゴニー効果なるもので便器がきれいに維持できるっていう優れものアイテム。

 さっそく便器にペタリ。そして用を足してから水を流したらウ○コと一緒にジェルがペリッと流れていきました。

スゲーよマラゴニー効果便器に何も残さず一度でピカピカだぜ・・・

マンションの植栽管理(主に除草)。

2014年04月22日 | 日記
 今日は都内のマンションに植栽管理にお伺いしました
とは言っても今回は除草がメインですが。もちろん伸びている枝があればついでに軽剪定もする予定だったのですが、今の時期はまだ伸びていませんでした。
 樹木はまだそれほど伸びてはいませんでしたが、雑草は徐々に出てきてますね~。ドクダミがだいぶ目立って出てきてました。あとはヤブガラシ。
 ヤブガラシは「藪(やぶ)を枯らすほど繁茂する」ところからつけられた名前だそうです。また夏に咲く花にはハチがよく集まります。おかげでつるを引っ張って除草しようとするとハチが飛び立ってビックリさせられることがあります。
 コイツを根絶させるのはなかなか大変です根は地中でかなり長く走っているのですが、引っ張ってもほとんどが途中で切れてしまうので根こそぎ除去するのは難しい・・・。
 ヤブガラシを根絶させるには除草剤を使った方が効果は高いようです。芽がでてくるたびに濃い目の除草剤をかけてやると徐々に弱体化していきます。ドクダミも同様に地中で根がつながっているので除草剤の使用が効果的です。

 雑草対策は定期的にやってあげた方が手間が少なくて済みます。部屋の掃除と同じですね。ためてしまうと一気にやらなきゃいけなくなるしやる気そのものもなくしますからね~
あぁ、部屋片づけないと

 

枯れ枝の危険性

2014年04月18日 | 日記
 先日、近所の鷺沼にある商業施設でケヤキの枯れ枝が落下して6歳の女の子に直撃し、重傷を負ってしまったというニュースを目にしました。
被害に遭われた方には、一日も早い回復をお祈り申し上げます。

 でもこれもし自分がその女の子の立場だったら防ぎようがないよね。もしかしたら上から枯れ枝が落ちてくるかも、なんて考えながら道を歩いてる人なんか皆無だろうし。そんな可能性を考えてたら外なんか怖くて歩けないでしょ。
実際ケヤキの枯れ枝ってけっこう折れるんですよ。今回みたいに20キロもあるようなものが一気に折れて落ちてくるようなことはあまりないかもしれないけど、細かい枯れ枝はけっこう落ちてきて途中の枝に引っかかったりしてる。
 その後の調べでこのケヤキは定期的な管理の手は入ってなかったというのをニュースで読んだけど、もしかしたら定期的に管理されていたら今回のようなことは起こらなかったかもしれない。
 私たちが普段樹木の管理をする時には、枯れ枝は基本的に切除する。枯れ枝を残しておいても復活することはまずないし腐って折れて落下っていう今回の事故のようなケースを未然に防ぐこともできる。また、枯れたところから腐ってそれが幹まで入ってしまうと、幹の内部に菌が入って空洞化していくことになる。
もちろん管理に入るのはコストがかかるから、コスト削減のために省く、っていう考えは理解できなくもない。樹木が伸びているからといって極端に人間の生活に支障が出るわけでもないし。伸び放題になってしまっていたらまた話は変わってくるけど。
 
 枯れ枝を見つけるには新芽が出てくる今の時期が一番分かりやすいかもしれない。マンションとか商業施設の管理者の方は、特にケヤキとサクラは気をつけてあげて欲しいです。

 お困りの際はお気軽にご連絡を(笑)