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植木屋リトルの日々奮闘記

植木屋として独立してからの日々を綴っています。植木屋に興味のある方、独立を考えている方に少しでも参考になれば幸いです。

植木屋という仕事を選んだ理由。

2013年12月22日 | 日記
 前回の続き。
介護業界を離れて、じゃあ自分は何をしたいのか?って改めて自問自答してみたらさっぱり分からなくなった。
こういうのって本当は就職活動の時に自己分析してしっかり自分を見つめてから進路を決めるものなんだろうけど、いや自分もちゃんと自己分析したつもりだったんだけど、やっぱり甘かったんだろうね~。
社会人として働き始めてから理想と現実の溝があまりに大きくていっつも悩んでました。介護の仕事を通じて人の役に立ちたい、ってのは薄っぺらいもんでしかなかったというのを痛感させられました。当時流行ってた脳内メーカーってやつをやってみたら見事に頭の中が「悩」の文字で埋め尽くされてた時にはちょっとびっくりした。

 会社を辞め、毎日昼過ぎまで寝てるような生活をしているとやっぱり焦りが出てくる。「みんな今頃働いてるんだろうな~。・・・俺は何やってるんだろう」って。まあ実際働いてないから金もないし、友達から飲みとか誘われてもなんか行きづらいし・・・。

 それでも、自分の根底にはずっと「独立」という言葉がくすぶってた。だから、今自分が何をやりたいのかじゃなくて今の自分には何が足りないのか、って考えを変えてみたら次の仕事はすぐに見つかった。当時の自分に圧倒的に足りなかったスキルは「営業力」。って今も全然足りてないんだけど、営業力を身につけながら自分の将来を考えてもいいんじゃないかって思ってIT系の営業会社に就職。
 そしたらこれがやっぱりキツい(=_=)営業は素人の俺に会社は仕事取ってこいとしか言ってくれない。具体的な指導っていうのはあんまりなかったような気がする。それでもいくつか心に残っていて今でも役に立っている教えもあるから一概に悪くは言えないけど、当時は会社に行くのが嫌でしょうがなかった。数字が全ての世界だから成績が悪いと悔しくて、通勤時間はいっつも営業関係の本を読み漁ってた。少しでもプラスになりそうなものがあれば試してみて、自分なりに営業という仕事を消化しようと必死になってた。
 
 それでもやっぱり毎月末は嫌だったなー。数字が上がってない月はホント会社行きたくなかった。でもそんなこんなで営業として社外のいろんな人といろんなお話をしていると、たまに輝いている人に会うことがあった。そういう人たちは自分の好きなことを仕事としていて、自分の仕事のこと、会社のこと、そのほかのことも楽しそうに話してくれた。
 そういう人たちと出会って、自分の好きなこと、やりたいことってのをぼんやりと考えているうちにじわじわと固まってきたのが「自然を相手にする仕事」をしたいなーという思い。単にストレスフルな生活から癒しを求めてたのかもしれないけど(笑)

 それで目星をつけたのが植木屋の仕事って感じかな~。自然を相手にする仕事で将来的には独立も十分考えられるし、何より楽しそうだなぁって思って。最初から植木屋になりたいって決まってたら大学なんて行く必要なかったのかもしれないしずいぶん遠回りしたけど、26歳にして植木屋の世界に入るまでの私はこんな感じの人生を送ってました。

 この仕事を始める時に心配だったことといえば体力的な面が一番だったかなー。無事やっていけるかなぁ・・・って不安だったけど、やってみたら案外どうにかなった('ω')ノ

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