風のうた 小さな僕の自由な詩

楽しかったり、嬉しかったり、悲しかったりする時、伝えたい思いがあります。
そんな思いを詩に込めて

歩き出せば君が

2015-12-12 04:12:26 | 
歩き出せば君がそっと並んでくれた
歩幅合わせずっと
たくさんの足跡に紛れたままで
僕らの分も

いくつもの君といくつもの僕が
すれ違う人波に押されそっと彼方へと流されていった

側にいると分かってしまう微かな涙
手を伸ばせばここに
始まりの雨の日の横顔と同じ
愁いがにじむ

強がった僕の弱ささえも信じて
僕だけに見せてくれた本当の素顔で寄り添ってくれた

寄り添ってくれた

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