らいおんさんからの贈り物

らいおんさんが
感じ・考え・行動してきたことがみなさんのお役に立つことを願って

人が、変わることを望んでばかりで、自分が変わることを拒むのかい

2009-06-25 | Weblog
こんにちは。らいおんさんです。

本日も、ありがとうございます。

中学時代いろいろあった時に、
自分には、理由が全くわからなかった。

理由が全くわからなかったから、
自分自身のせいではないとずーっと思っていた。

そう思ったことで、
 自尊心を保てたけど、状況が変わることはなかった。
 周囲の人が悪いんだから、周囲の人が変わるべきだと思っていた。

今、親になり息子が同じような状況になったら、
 息子になんて言うだろうか?
 自分が思ったことと同じように言うだろうか?
時々、ふと考えてしまいます。




さて、本日の贈り物について

5歳くらいになると、保育園でも人間関係的なトラブルはいくつか起きるらしい。

例えば、
「○○ちゃんとは、一緒に遊ばない」
「□□ちゃんが、謝ってくれない」
「ごめんと謝ったのに、許してくれない」

息子も、以前ある子から何度もちょっかいを出されていたらしい。

息子は、「やめて」と言っていたらしいが、
「言ってるのに、やめてくれない。」と言っていたことがある。

息子が、被害者とするなら、
保育園に抗議したり、
息子にちょっかいを出し続けている子の保護者に抗議したり、
そんなことをしてもいいだろう。

でも、らいおんさんは、いきなりそんなことはしませんでした。

実際、こんなことはこの後、小学校、中学校と学校の中でも、
社会に出て会社の中でも、起こりうること。

だから、息子には次のように話しました。

 やめてと言っているのにやめてくれないのは、
 もしかしたら、その子に聞こえていないのかも、伝わっていないのかも、
 だから、その子の目を見て、大きな声ではっきりと
 ちょっかいをやめて欲しいと伝えよう。
 もし、その子に伝わってもやめてくれないなら、
 声を大きくして、周りの子に気づいてもらおう。
 周りの子が、気づいてその子にやめるように言ってもらおう。
 それでもだめなら、もっと声を大きくして、
 保育園の先生に気づいてもらえるようにしよう。


その後、息子はその子からちょっかいを出されていると言わなくなったので
きっと、息子の気持ちがその子or周囲の子or先生に伝わったのでしょう。

息子には、
「自分が変われば、状況を変えられる」ということ知って欲しかった。

だから、さっきのような話をしました。

親がいきなり出ていって、状況を変えることもできたと思いますが、
それでは、きっと、その子からのちょっかいは止まっても、
別の子からちょっかいを出されていたかもしれない。

なぜなら、息子自身が変わっていないので
そういったターゲットとしての状況は、変わらないから
息子自身が、状況を変えようとしたことで、
そういったターゲットとしての状況は、変わるから。


子供の世界で、こういったことがあるように、
大人の世界でも、同じようなことがたくさんある。
ただ、大人の世界となると、
人間関係、役割、責任の幅が、広くなるので問題、トラブルも広くなる。

広いから、自分ではどうしようもない、手に負えないと感じてしまい、
 自分は、関係ない
 自分のせいではない
 ○○の責任だ
 □□が悪い
 そんなのとばっちりだ
 そんなの八つ当たりだ
 自分は、被害者なのに
 どうして自分ばかり言われるのか などなど、

自己防衛することばかりになってしまう。

自己防衛が働き過ぎると、
自分の頭も、心も、体も動かなくなってしまう。固まってしまう。

だから余計に、
人が変わって欲しいと願ったり、
人が変わらなきゃ、状況は変わらないと思ったり、
自分は変わらなくていいと変えなくていいと思ったりして、

人が、変わることを望んでばかりで、自分が変わることを拒むんでしまう。


確かに、
自分には、関係なく、責任もなく、被害者だったりすることもあるかもしれない。
でも、
その問題、トラブルに巻き込まれているということは、
少なくても、関係がないとは言い切れないことの方が多いだろう。


だから、今一度
人が、変わることを望んでばかりで、
自分が変わることを拒むんでいないか 思い返して欲しい。

自分が変わったら、人も変わる ということを思い出して欲しい。



それでは、バージョンアップして
今日も、明日もHappyになりますように。

ちなみに、明日は、
何を感じ、何を想うか、人それぞれ違う
をお届けする予定です。