骨密度検査

先日、少なくても1年に1度行われる「骨密度検査」があった。

「最新の機械を入れたので、正確ですよ！ 」と技師さん。
「結構するんでしょう？検査機って・・・ 」と気になる私。
「かなりお高いって言ってましたよ！ 」と技師さん。
「何千万？ 」と興味津々の私。
「そこまで行かないと思いますが・・・ちょい手前かな？ 」

そんな話を交わしながら、約20分ぐらいだったかな？

「検査」と言ってもただ、検査機のベットの上に横に寝ているだけ。
後は機械が勝手に、動いて調べてくれる。

　　　

「背骨のほうは、大丈夫だけど、足のほうがちょっと減少してるね？」と
院長先生。
「え゛゛？骨粗鬆症？ですか？ 」と不安そうに聞く私。
「そこまで行かないと思うけど・・・ね～」と先生。

　　　

透析生活も長期に入ってくると、だんだんと身体のあちこちに
「ガタ」がくる。
今まで何でもなかったところに、痛みが走ったり
モロクなったり・・・
こう考えてしまうと、本当にキリがない！
「誰か」と比べずに、今いる自分を自分の全てを大事にして
これからも「楽しく」「元気」に過ごして生きたい、と思う今日この頃。

マンモグラフィー

正直、透析生活になってから「生理」の不順は当たり前になっている。
以前は、半年もこなかった時期があった。
今も、来たり来なかったり・・・
それでも3ヶ月は空かなくなったかな？

先日、生理が終わり夜寝る時に「右の胸」が痛かった。

生理前に両胸が痛くなるのは、いつものこと。
胸だけじゃなくて腰の痛みも数日、続くことがある。
でもこれは本当にいつものこと。
女性なら、みんな経験している痛み、所謂鈍痛。

それが今回、生理が終わっても右胸だけが痛かった。
うつぶせに寝れば、痛みが走る。
自分で胸を押しても痛い。

「え゛？何この痛み？ 」と思った。
思ったら、眠れない。
「もしかして？　　」と考えるようになった。
考えたら、怖くなった。
「透析患者は、週に3回身体の血をキレイにしているんだからガンにはならない」
と、よくうわさで聞いたりする。
でも、医学的には間逆でどちらかと言えば健康的な人より
リスクはかなり高いと言われている。

よし！この機会にちゃんと検査しよう！と決め
紹介書を書いてもらい、総合病院へ出掛けた。

総合病院だけにかなりの待ち時間。
「乳腺」の専門は、婦人科ではなくて「乳腺外科」と言う「外科」で
診てもらう、と言うことを初めて知った。

2時間ぐらい待ったかな？
看護師さんに呼ばれ・・・「レントゲンを撮ってきて下さい。」と。
初めに問診書を書いただけなのに
すぐに「マンモグラフィー」の検査になってしまった。
誰に聞いても胸を挟まれるから
痛いと聞いていただけに・・・怖かった。

名前を呼ばれて、上半身裸で立って検査は行われる。　
女性の技師さんが色々と親切に説明をしてくれた。
「全部で4枚写真を撮ります。」と言われ
胸を上から圧迫した写真に、横から挟んだ写真。
胸をつかまれて、かなり強い力でつねられているって痛さかな。
私には正直、透析の穿刺の痛さや胃カメラの検査に比べたら
どってことなかった・・・まぁ確かに痛かったケド・・・

検査が終わり、主治医の先生に触診をしてもらい細々と聞かれたけど
結局、「乳がん」の疑いは全くなかった。　

やっぱり、透析を長年やっていると女性ホルモンのバランスが崩れたり
長年飲んでいる薬のせいで分泌物が出たり
胸に痛みが走ったりする、と言われた。


初の「マンモグラフィー」検査は、ドキドキの中だったけど
一応は安心してまた今日からゆっくり眠れそう～

どんな人でもどんな時でも、やっぱり早目の検査や受診は
本当に大事だと思った日だった。

透析と貧血

私も病院で2週間に1度、血液検査を行っています。
やはり貧血では引っかかってしまいます・・・。

人工透析をするとほとんどの人が【貧血】状態になるそうです。
ほぼ、全員が合併症としてなり、【腎性貧血】と特別に言われているそうです。

【貧血】とは、　血液の濃度が薄い状態で赤血球数（ＲＢＣ）と
　　　　　　　　　血色素数（Ｈｂ）が減少した状態を言います。

【症状】では、めまい、息切れ、動悸、疲労感等々
　　　　　　　　
　　　　　　　　私も椅子に座っていても頭がふら～っとめまいがする時が
　　　　　　　　あります。
　　　　　　　　この症状は、低血圧の状態にも似ていますが、身体の中で
　　　　　　　　起こっている根本的な原因は違うようです。

【主な原因と治療】
　　　　　　　　①【ＥＰＯ】（エリスロポエチン）
　　　　　　　　　腎不全になると腎臓で作られるエリスロポエチン
　　　　　　　　（造血ホルモン）が不足して骨髄で充分に赤血球が作られなく
　　　　　　　　　なるためエリスロポエチンの不足にはエリスロポエチンの
　　　　　　　　　注射で補充します。

　　　　　　　　②鉄不足
　　　　　　　　　透析をしていると食事や水分制限があるので
　　　　　　　　　充分な鉄分をとれないため、又ＥＰＯが充分でも
　　　　　　　　　鉄が不足すると造血が難しくなるようです。
　　　　　　　　　鉄分に関しては、個人差があるようですが、内服もしくは
　　　　　　　　　注射で補う事が多いようです。

【主な血液検査】

　　　　　　　　①ヘマトクリット（Ｈｔ）
　　　　　　　　　血液全体に対する赤血球の割合。
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　健康な男性→37.9～52.0
　　　　　　　　　健康な女性→33.7～46.0

　　　　　　　　　透析している男性→25～35
　　　　　　　　　透析している女性→25～35

　　　　　　　　②血色素数（Ｈｂ）
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　健康な男性→13.0～17.6
　　　　　　　　　健康な女性→11.4～15.5

　　　　　　　　　透析をしている男性→9～12
　　　　　　　　　透析をしている女性→9～12

　　　　　　　　③赤血球数（ＲＢＣ）
　　　　　　　　　体内に酸素を運ぶ
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　健康な男性→400～580
　　　　　　　　　健康な女性→360～520

　　　　　　　　　透析をしている男性→280～350
　　　　　　　　　透析をしている女性→280～350

　　　　　　　　④血清鉄（Ｆｅ）　　　　　　　　　
　　　　　　　　　血液中の鉄の量で赤血球を作るための材料

　　　　　　　　　健康な男性→70～160
　　　　　　　　　健康な女性→50～140

　　　　　　　　　透析をしている男性→60～210
　　　　　　　　　透析をしている女性→50～170

　　　　　　　　⑤フェリチン
　　　　　　　　　鉄量を体内に貯金している量

　　　　　　　　　健康な男性→17～292
　　　　　　　　　健康な女性→6～167

　　　　　　　　　透析をしている男性→100～300
　　　　　　　　　透析をしている女性→100～300



★どうして？こんなに検査結果を気にしたり
考えたりしないといけないのかなぁぁ～と
思ってしまう時も多々ありますが、やはり自分の身体の中の事なので
嘆かずに前向きに考えて頑張ろう～♪と思っています！