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人生のプレイブック(計画図)とは?

2013-01-13 21:20:43 | 映画
本年度アカデミー賞作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞、監督賞、脚色賞、編集賞の6部門にノミネートされた「世界にひとつのプレイブック](12)。脚本と監督は、デヴィッド・O・ラッセル。

原作マシュー・クイック、音楽ダニー・エルフマン。監督のデヴィッド・O・ラッセル作品には、「アメリカの災難」(96)「スリー・キングス」(99)「ハッカビーズ」(04)「ザ・ファイター」(10)があります。

最新作「世界にひとつのプレイブック」は、今回のアカデミー賞にノミネートされた作品中、とってもロマンチックな作品。妻の浮気が原因で、心のバランスを崩してしまったパット(ブラッドリー・クーパー)。

相手の男を殴り、8か月間入院をすることに。退院すると妻は接近禁止令出したまま、家を出ていました。その上、高校の教師だったパットは、その職もクビになってしまいます。

家も仕事も妻も、すべてを失くしてしまったパットは、今では実家で父親のパット・シニア(ロバート・デ・ニーロ)と、母親ドロレス(ジャッキー・ウィーヴァー)と暮らししていました。

もう一度、社会復帰を目指してリハビリし、なんとか妻とヨリを戻したい…。パットは、理想の夫になろうと努力するのですが、妻は接近禁止令を解いてくれません。そんな時に出会ったのが…

近所に住むティファニー(ジェニファー・ローレンス)でした。事故で夫を亡くし、心に傷を負ったティファニーは、その容姿からは想像できない過激な発言と突飛な行動をする女性。

ティファニーは立ち直るためにと、ダンスコンテストに出場する!と決意します。そしてパットを強引にパートナーにするのです。果たして、2人の挑戦の結果は?実は本作は、5年前からの企画。

故シドニー・ポラック監督(08年5月26日没)から原作を読むよう勧められた、ラッセル監督。監督は、故アンソニー・ミンゲラ監督(08年3月18日没)と共に本作の映画化権を取得していたそうです。

今は亡き、2人の名匠。ブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスという、若手人気俳優を配して見事オスカーノミネート。あっ、「ラッシュアワー3」(07)のクリス・タッカーも出てます。

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