敵対する２つの国に音楽を…

いったいいつから何が始まりなのか、イスラエルとパレスチナの紛争は今も終わりが見えません。ウィキペディアで『パレスチナ問題』と…

検索してみて下さい。読んでみてもまだよくわからりません。複雑すぎて…。両国の問題を描いたり、背景にした映画はたくさんありますが…

１９５９年２月６日、イスラエルのテルアビブ出身のドロール・ザハヴィ監督「クレッシェンド 音楽の架け橋」（１９）は…

実在するユダヤ・アラブ混合の管弦楽団に着想を得た作品。世界的指揮者のエドゥアルト・スポルク（ペーター・ジモニシェック）は…

紛争中のパレスチナとイスラエルの若者たちを集めてオーケストラを編成し、平和を祈るコンサートを行うという企画を引き受けます。

オーディションを勝ち抜き、家族の反対や軍の検問を乗り越え、音楽家になるチャンスをつかんだ約２０人の若者たち。しかし、テロ攻撃や…

報復の連鎖で敵対し合う彼らは、激しくぶつかり合います。そこでスポルクは、コンサートまでの３週間、２１日間の合宿を計画します。

寝食を共にし、互いの音に耳を傾け、経験を語り合うことで、少しずつ心をひとつにしていきます。ところが、コンサート前日にある事件が…。

果たして？本作のモデルとなったのは、指揮者のダニエル・バレンボイムが設立した“ウェスト＝イースタン・ディヴァン管弦楽団”。

タイトルのクレッシェンドは、記号＜ だんだん強く の意味。ちなみに記号＞ はだんだん弱く の意味。ちなみに、本作はドイツ映画です。