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主役降板、撮り直し、オスカーノミネート!

2018-04-12 21:39:22 | 映画
新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストの娘パトリシアは、1974年2月4日誘拐されます。19歳でした。現在は64歳。

大西洋単独無着陸飛行に初成功したチャールズ・リンドバーグの息子ジュニア1歳8か月は、1932年3月1日誘拐、殺害されました。

事情は違うものの、お金持ちの子供たちは、誘拐事件に巻き込まれやすいのです。石油王ジャン・ポール・ゲティも例外ではありません。

「レジェンド 狂気の美学」(15)の原作者ジョン・ピアソンの小説を映画化。それが「ゲティ家の身代金」(17)です。

監督はリドリー・スコット。実は撮影は終了し、公開1か月前に主演のケヴィン・スペイシーがスキャンダル(本当に残念)で降板。

急遽、クリストファー・プラマーに交代し、監督は撮り直したそうです。そしてプラマーは、本作でアカデミー賞助演男優賞にノミネート。

1973年7月ローマ。石油王ジャン・ポール・ゲティ(クリストファー・プラマー)の17歳になる孫、ジャン・ポール・ゲティ3世…

(チャーリー・プラマー)が誘拐されます。身代金は1700万ドル。しかし、彼は支払いを拒否。実は彼、世界一の大富豪でありながら…

稀代の守銭奴、ケチだったのです。ポールの母ゲイル(ミシェル・ウィリアムズ)は、離婚でゲティ家の一員ではなく、支払いは不可能。

息子を取り戻すには、ゲティとも戦うことに。果たして?マーク・ウォールバーグ、ロマン・デュリス、ティモシー・ハットン共演。ぜひ。

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