だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

コリン、最高作!

2010-08-30 21:46:15 | 映画
世の中、なかなか景気の回復が見られず、連日暗いニュースが流れる現在。それでも少しはお買い物をして、日頃の我慢の憂さを晴らしたりして…。女性の憧れ、ブランド品。シャネルでしょ、プラダでしょ、エルメスでしょ、フェンディでしょ。

そしてグッチ、イブ・サンローランと言えば、トム・フォードですね。彼は1961年8月27日テキサス州オースティン出身のファッションデザイナー。、ペリー・エリス、キャシー・ハードウィックのブランド・デザイナーとして活躍。

1994年グッチ、2001年イブ・サンローランのクリエイティブ・ディレクターに就任。04年辞任後、05年トム・フォード社設立。08年大阪・梅田にブランドショップがオープンしています。東京はまだですね。

そのトム・フォードはNY大学時代、俳優を目指していたそうな。ファッション界で成功を収めた彼は、映画監督としてデビューしました。クリストファー・イシャーウッドの原作を映画化。フォードは脚本も書いています。

シングルマン」(09)の主演コリン・ファースは、今年のアカデミー賞主演男優賞にノミネート。ヴェネチア国際映画祭・最優秀主演男優賞受賞。英国アカデミー賞(BAFTA)主演男優賞受賞。20の映画祭で14部門受賞、23部門ノミネート!

16年間一緒に暮らしたパートナー、ジム(マシュー・グード)が交通事故で亡くなって8ヵ月。1962年11月30日の朝、ジョージ(コリン・ファース)はいつものように目覚め、愛する人のいない苦痛を再確認します。

日に日に悲しみは深くなり、ジョージは自らこの苦痛を終わらせようと決意します。LAの大学で英文学を教えている彼は、大学のデスクを片付け、銀行の貸金庫の中を整理。そして銃を用意。準備を進め、今日が最後の日…と心します。

しかし、新たな目で世界を眺めるといつもと少し変化が…。最後の授業の講義、教え子のケニー(ニコラス・ホルト)との会話、いつもはうるさく感じる隣家の少女(ジニファー・グッドウィン)との偶然の出会い

通りすがりのスペイン男性カルロス(ジョン・コルタジャレナ)と交わす一言…。なにか違う…。遺書、保険証書、色々な鍵、細かく指示した死装束、そして銃。そこへかつての恋人チャーリー(ジュリアン・ムーア)から電話が…。

コリン ファンの私は、この映画の噂を聞いた時点でものすごく楽しみにしていました。フォード自身の体験を盛り込んだという、本作。コリンの名演が楽しみ~!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アリスは、死なず | トップ | 破られた封印とウィンチェス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事