Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

聞き出す力               田原総一朗(カナリア書房)

2006年09月18日 | 本と雑誌

Hitorigaten

 現場の最前線に飛び込み、問題のキーマンの口から、マスメディアを通じて表裏すべてを開陳させる。「ナンデヤネン!?」この人ならできる理由があったのです・・・


○高坂正堯:やっぱりあの憲法にはしびれたよな-主権在民、基本的人権、言論表現の自由等
○違和感は埋めなくてもいい、できるだけ近づけたい
○堀田力:検事にもいろんな人がいて、流儀があると思うけど基本的には容疑者に惚れる
○クレームが来ない番組を作るんじゃなくて、来たものをどう処理するか→人任せにしない
○秦郁彦:満州事変8対2、日中戦争7対3、太平洋戦争6対4 → 日本が悪い
○相手に信頼されるためのルール:①欠席裁判をしない、②政治家に女性問題を聞かない
○中西寛:欧米は偽善だけど、日本は独善
(偽善には戦略がある)
○丹羽宇一郎:「社長は神様である」 
→ 社員に隠し事をしない →いつも素っ裸
○絶対に守るべきもの:言論・表現の自由
○鴎外と漱石:家族ある者とエゴイスト
○ジャーナリストはウオッチャー
○弱者の恐喝:都合の悪いことは開き直っていればよい
○村上龍:この国には何でもあるが、希望だけがない →危機感が希望を生む

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