おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の286ページ「地域における地域資源活用時の取組」をみましたが、今日は287ページ「地域資源活用時の取組への関与経験の有無」をみます。
下図から、地域資源活用の際の市町村や商工会・商工会議所との関与について見ると、市町村よりも商工会・商工会議所の方が全般的に地域資源活用の取組に関与している割合が高いことが分かります。
仔細に見ると、市町村においては約5割が「ブランド力を持った商品・サービスの開発」に関与した経験があると回答している一方
で、「マーケットニーズの把握」(31.9%)、「適正な流通チャネルの選定」(27.3%)、「ターゲット層の明確化」(26.3%)といったマーケティングに関する取組に関与した経験があると回答したのは3割前後の市町村にとどまっています。
他方、商工会・商工会議所においては6割以上が「ブランド力を持った商品・サービスの開発」に関与した経験があると回答しているのと同時に、「マーケットニーズの把握」(54.9%)、「適正な流通チャネルの選定」(45.6%)、「ターゲット層の明確化」(48.1%)といったマーケティングに関する取組についてもある程度は関与した経験があるということが分かります。
私も商工会においてここに挙げられた項目を行っていますが、その割合が6割というのは非常に低く感じます。
この解決策としてこういう取り組みを行っていない組織や職員を責めるのではなく、どのようにやれば日常の業務に負担をかけることなくできるのか、これを提案することであり、そこには専門家の活用の仕方が鍵を握るように感じますね!
昨日は中小企業白書(2015年版)の286ページ「地域における地域資源活用時の取組」をみましたが、今日は287ページ「地域資源活用時の取組への関与経験の有無」をみます。
下図から、地域資源活用の際の市町村や商工会・商工会議所との関与について見ると、市町村よりも商工会・商工会議所の方が全般的に地域資源活用の取組に関与している割合が高いことが分かります。
仔細に見ると、市町村においては約5割が「ブランド力を持った商品・サービスの開発」に関与した経験があると回答している一方
で、「マーケットニーズの把握」(31.9%)、「適正な流通チャネルの選定」(27.3%)、「ターゲット層の明確化」(26.3%)といったマーケティングに関する取組に関与した経験があると回答したのは3割前後の市町村にとどまっています。
他方、商工会・商工会議所においては6割以上が「ブランド力を持った商品・サービスの開発」に関与した経験があると回答しているのと同時に、「マーケットニーズの把握」(54.9%)、「適正な流通チャネルの選定」(45.6%)、「ターゲット層の明確化」(48.1%)といったマーケティングに関する取組についてもある程度は関与した経験があるということが分かります。
私も商工会においてここに挙げられた項目を行っていますが、その割合が6割というのは非常に低く感じます。
この解決策としてこういう取り組みを行っていない組織や職員を責めるのではなく、どのようにやれば日常の業務に負担をかけることなくできるのか、これを提案することであり、そこには専門家の活用の仕方が鍵を握るように感じますね!