中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

条件変更すると、企業はどう変わるのか?

2017年02月20日 04時55分26秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)349ページ「第 2-5-70 図 経営改善計画策定時の相談相手」をみましたが、今日は351ページ「第 2-5-71 図 条件変更後の業況感とその変化の要因」をみます。

下図から条件変更後の業況感とその変化の要因を見ると、金融機関との関係は業況改善企業は「金融機関に何でも相談できるようになった」が50.7%と最も高く、業況悪化企業は「金融機関から前向きの資金を得られなかった」が70.7%となっていることが分かります。

この結果について白書は、業況悪化企業は資金不足が業況悪化の要因と考えている一方で、業況改善企業は様々な相談を金融機関に行えたことが業況改善の要因と考えている。

企業が業況を改善させるためには成長に向けた資金が不可欠であることは疑いの余地がないが、金融機関に資金面だけではない様々な相談を行い、そうした相談の中で共有された経営課題を解決するために、金融機関が提供する経営支援サービスを受けることも、業況改善の近道になると考えられる、とあります。

良いことだけでなく悪いことを相談できるようになれれば、真のパートナーといえるのでしょうが、ビジネス効率を考えるとそういう訳にも行かないこともこの結果から感じ取れますね!

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