中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

では、利益がいくらまで下がったら、廃業しますか??

2019年08月30日 05時01分04秒 | 2019年版中小企業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

前回は2019年版「中小企業白書」128ページ「第2-1-48図 休廃業・解散企業の売上高(中央値)の推移」を読みましたが、今日は129ページ「第2-1-49図 休廃業・解散企業の純利益(中央値)の推移」を見ます。

下図から休廃業・解散企業の純利益の中央値の推移を見ると、全体として、中小企業の中央値に比べ、休廃業・解散した企業の純利益は低い水準となっていることが分かります。

この結果について白書は、2013年、2010年に休廃業・解散した企業は、減益を続けた後に事業を停止している。2016年に休廃業・解散した企業は、中小企業の中央値の純利益が増加傾向にある中、横ばいの純利益で推移を続けた後に、事業を停止している。収益状況が、徐々に苦しくなった後に、休廃業・解散を決断していると考えられる、とあります。

次に、休廃業・解散企業の売上高純利益率の中央値の推移を見ると、2016年、2013年に休廃業・解散した企業の、2007年時点の売上高純利益率は、むしろ中小企業の中央値よりも高い水準にあり、その後、徐々に、中小企業全体との差が開く形で低下していき、休廃業・解散するに至っていることが分かります。

利益が苦しくなると言うことは、自己資金が蝕まれるということなので、こういう結果になるのでしょうね。年々利益率が低下する。。。厳しいですよね。早めに挽回させましょうね!!

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