中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

行政手続の電子化について!

2020年01月07日 04時57分42秒 | 2019年版中小企業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。

昨日は2019年版「中小企業白書」310ページ「コラム3-1-5 中小企業の EDI 利活用による生産性向上」を読みましたが、今日は311ページ「コラム 3-1-6 図 デジタルガバメントのイメージ」を見ます。

下図について白書は、補助金の申請や計画認定などの行政手続は、申請に当たって大量の書類が必要になる、申請のたびに同じ情報を何度も提出しなければならない、書類の不備や記載の誤りがあった場合に面倒なやりとりが発生するなど、事業者にとって大きな負担となっていた。また、行政においても、これまで行政手続を通じて得られたデータを十分に蓄積しておらず、施策立案に十分に活用しきれていなかった。

こうした状況を改善するため、中小企業庁は、行政手続の電子化を通じた利便性の向上と、データに基づいた政策立案を推進するため、2018 年 7月に「中小企業庁デジタル・トランスフォーメーション室」を設置し、デジタル技術による質の高い行政サービスの提供に向けて始動した、とあります。


2018 年度は、中小企業向けの支援情報の発信から行政手続までワンストップで完結する新たなウェブサイト「ミラサポ plus」の構築や、行政手続の電子申請を通じて得られるデータの共有・利活用に関するルールの検討、経営力向上計画申請をはじめとする中小企業向け申請制度の電子申請システムの構築等に着手した、とあります。

このシステム、確かに必要だと思いますが、中小企業のすべてがITを活用できる訳ではなく、とりわけ地域の小規模事業者になると、いまだに手書きとFAXで申請書を作成してくる方も少なくありません。よって、最終的には支援者にしわ寄せが行くような気がしますが、私はそれで良いと思います。

そもそも経営者のお仕事は経営戦略を検討することなので、行政手続きといった誰でもできることは、”仕事を委任し、権限を委譲する”という意味の「デレゲーション」を検討していきましょう!

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