中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

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【特別編】採択される「持続化補助金」の書き方について(8/11)

2019年08月18日 05時04分14秒 | 2019特別編_小規模事業者持続化補助金事業について
おはようございます!株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は、申請書に記載すべき8つの項目の中の「4.経営方針・目標と今後のプラン」について、具体的な書き方を見てきましたが、今日から後半部分の様式3-1に入っていきます。

まずは「1.補助事業で行う事業名」を見ていきましょう。

この項目には、“【必須記入】(30文字以内で記入すること)”という条件が設定されています。試験であれば30文字以内という条件がある場合、8割以上記入しないと減点になってしまいますが、補助金事業ではそのような減点はないものの、やはり24文字から30文字で納めるように書くことを心がけましょう

書き方は、「○○による○○の確立」「○○のための○○事業」という感じで「~による」「~のための」が一般的です。

私は審査員として申請書を見る際には、まず、この事業概要から読み始めます。

理由は、申請書の内容をいち早くつかみたいためです。この30文字を読めば、概ね何をしたいのか分かります。
ですが、その反面、書き方によっては、申請書を読む面白さ・ワクワク感を減退させる逆効果もあり得ます。

例えば、「温水トイレ導入による新規顧客の獲得」や「エアコン導入に併せた売り場のリフォーム事業」と書かれていれば、これだけで何をしたいのか分かってしまい、本文を読む楽しみがなくなってしまいます。

その点、「滞在時間10分、客単価を100円引き上げるための店内リフォーム事業(30文字)」「お客様動線延長による売上増加を目指すためのレイアウト改善事業(30文字)」というような記載であれば、どのような取り組みで売上高を増やそうとしているのか、読み手にワクワク感を与えることができます。

参考までに、この「1.補助事業で行う事業名」を書く順番は8つの項目の中の一番最後です。

すべて書き終わって、この申請書で何をアピールしたいのかを、キーワードで書き出し、それを「○○による○○の確立」「○○のための○○事業」の○○部分に当てはめて行けば完成するはずです。

今日のポイント
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 ・作成する順番は最後!
 ・24文字から30文字で
 ・まずはキーワードを書き出し、「○○による○○の確立」「○○のための○○事業」をひな形に
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~つづく~

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