中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

【特別編】採択される「持続化補助金」の書き方について(2/11)

2019年08月12日 05時04分46秒 | 2019特別編_小規模事業者持続化補助金事業について
おはようございます!株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は、合格(採択)される申請書には”必然性”があるという話をしました。今日は、この考え方についてもう少し話を掘り下げていきます。


「20年前にトイレを設置」→「最近壊れてしまった」→「だから、新しいのが欲しい」という申請内容は、確かに、持続的な経営には必要です。しかし、競争試験であるため、他の申請者と差別化を図るには、もう少し歯ごたえのある内容にしてみたいですね。

例えば、
「店内での顧客の動きを検討した」→「価格が安い商品が多い店の入り口付近で立ち止まる客が多く、価格が高い商品が並ぶ店奥まで人が流れない」→「どうにかして客を店奥まで呼び込みたい」→「快適なトイレへ改修する」→「店頭にトレイ休憩可能な旨を知らせる看板を設置」→「店奥に高付加価値商品を陳列」→「客数と客単価を増加させる」
・・・という流れはいかがでしょうか。

ポイントは現状のトイレについては一切触れていないことです。和式とか老朽化しているとかは、審査員が勝手に想像してくれれば良いことで、トイレを変える必然性を力説しています。これを何段階かで論理的に組み立て行くことが”必然性”と考えています。

もう一つ、このところの猛暑で要望が多いエアコンをラーメン店で例にすると、
「20年前にエアコンを設置」→「最近調子が悪い。あまり冷えない」→「だから、新しいのが欲しい」という申請内容。これはいかがでしょうか?確かに持続的な経営には必要かと思いますが、このような申請書は他にも多くあります。他の申請者と差別化を図るには・・・

例えば、
「単品毎の売上状況を分析した」→「当店人気の「辛旨担々麺」の売上高が夏場になると急減する」→「客から汗が止まらない、もう少し涼しい環境で食べたいと言われる」→「よりパワーの強いエアコンを設置したい」→「猛暑でも快適な店内環境」→「辛旨に加え、これまで来客が少なかった女性に向けて、冷え性を解消する熱々メニューを新規投入」→「客数と客単価を増加させる」・・・という流れはいかがでしょうか。

これも先ほどのトイレと同様に、現状のエアコンも老朽化については一切触れていません。温度や効き具合等は、審査員が勝手に想像してくれれば良いことで、我々申請者に求められている課題はエアコンを変える”必然性”を論理的に組み立てることです。

差別化を図る鍵が”必然性”です。お客様の状況から何らかの仮説を設定し、何段階かのステップを経て、最後は「客数と客単価を増加させる=持続的な経営」に着地させること、こういう流れを申請書のストーリーとしていきましょう。

今日のポイント
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 ・現状から何らかの”仮説”を設定する。
 ・仮説を解決する流れが”必然性”!!
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~つづく~

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