気まぐれ野帳(下関市在住おやじ土地家屋調査士の業務日誌)

山口県下関市在住のオヤジです。何気なく目にした測量の現場や日常の風景なんかの写真を気ままに綴っています。

もくもくと、、選点作業

2012年06月11日 | 業務日誌

 観測図は、各測点の位置、測点名、各測点における水平角の観測方向、距離の測定方向等を記載した図面です。
各点を結ぶ線を視通線といい、線上に記載されている矢印が距離を測定する方向を表しています。(中略)
各測点の円弧矢印は、矢印の始点が水平角を観測する際の零方向を表し、矢印の終点にあたる視通線の方向へ
水平角を観測するという意味です。 
     土地家屋調査士のための厳密網平均ツール『MonkeyNet』操作マニュアル より


赤丸は既知点です。青丸が新設点です。『MonkeyNet』操作マニュアルによると観測図は、必ず作成し現場に携行せよとなっています。

 方向取付方向

 出発点

 新設点 4-3

この辺りは高低差もあり、器械を設置するとおそらく通行の邪魔になると、、しかし街区基準点も設置されてから年月が経ち道路工事等とかでかなり亡失しているみたいです。3与点の単路線を組むのにも一苦労します。

 終点

補助点や節点は、アスファルトに打ち込んでいるだけなので、致し方ないにしても、真鍮製の多角点もきれいな
歩道縁石に姿を変えている事も、、、、地理院のマニュアルどおり復元してる土木業者さんっておるんやろか?

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