カモのいろ色日記~今日は何色?

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映画「ブラック・スキャンダル」

2016-02-10 | 映画
映画「ブラック スキャンダル」観て来ました。
ジョニーが主演と言うことで~
そしてべネディクト・カンバーバッチも共演と
どちらも好きな俳優さん~
なんですが…フワフワした気分で観ると大きく裏切られる作品かと。。

ジョニー演じるギャングのボス、ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーは実在の人物
1970年代、幼なじみのFBIの捜査官ジョン・コナリー(ジョエル・エドガートン)
政治家となったビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)と結託し、
イタリア系マフィアを一掃し、ジョニー演じるアイルランド系ギャングのボス、バルジャーがアメリカ、サウスボストン一帯を牛耳り、のし上がっていく。
コナリーもビリーもそれぞれの世界で権力を手に入れていく。

実在のバルジャーに似せたハゲ頭のジョニーはギャングのボスの格好良さとは程遠く、
同情の余地すら見当たらない悪の権化のよう
邪魔者、裏切り者は消す
狂気を演じた気迫はスゴイ
バルジャーの前で一言でも間違えたら、仲間ですら何されるかわからない恐ろしさが~
ただ、ベネディクト・カンバーバッチ、もう少し活躍あるのかと思ったら、静観しつつ失脚していく姿しか描かれず。。
それより、バルジャーをあくまで情報屋だと言い張るFBI捜査官のコナリーが、だんだん追い詰められていく姿は哀れ。。

貧しい地区の生まれの3人が、権力を望んだ時に取った手段は、アメリカ史上最悪なスキャンダルになった。。

以前のジョニーの作品にも、実在の麻薬王を描いた「ブロウ」
スターのような人気を得た犯罪者を描いた「パブリック・エネミーズ」なんていう犯罪者を演じた作品もあるけど、最後は悲しい末路。。
素顔を消し、何者にでもなりきっちゃうのは、ジョニーの真骨頂だけど、アメリカの暗部を描いた作品は重いわ。

次回のジョニーの作品は、「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」
「アリス・イン・ワンダーランド」の第2弾!
まさにファンタジー作品~
今年、7月公開楽しみに


それから、ベネディクト・カンバーバッチの主演映画「シャーロック 忌まわしき花嫁」も、今月19日公開~
是非観たいと

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