カモのいろ色日記~今日は何色?

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映画「竜とそばかすの姫」

2021-09-16 | 映画

「竜とそばかすの姫」やっと観て来ました

いろいろな評価が聞こえてきましたが、
映像、歌声〜
スクリーンでどっぷり浸って観て、正解
脚本云々も言われるほど気にならなかったかな。
今まで観た細田守監督作品の良かったなぁ〜、好きだなぁ〜の要素が
散りばめられていて、質の高いエンターテイメント作品かと
 
主人公の17歳の女子高生のすず(中村佳穂)は、自然豊かな高知の田舎で父親と二人暮らし。
母は幼い頃に目の前で、見ず知らずの子どもを救うため増水する川に入り亡くなってしまう。
その時を境に、歌えなくなってしまったすず…
母は私を捨てた?との思いに囚われながら
そんなすずを父(役所広司)は静かに見守ってくれていた。
幼馴染みのしのぶくん(成田凌)は、高校でも人気者。
でも事あるごとに、すずを気遣ってくれる。
この二人に、周りを気にせず我が道を行く男子のカミシン(染谷将太)の3人!
好きだった「時かけ」を思い出して、キュンとしたり~
すずの良き理解者の親友のひろちゃん
仮想世界<U>に誘い、すずの分身のベルを歌姫としてプロデュースしてくれる。
ひろちゃんは、「サマーウォーズ」のけんじくんの同級生のパソコンオタクの男子のよう!
そんなことを思いながら、観ていたら、
<U>の竜(佐藤健)の城はバラが咲いていたり、ダンスシーンまで!
まさに「美女と野獣」の世界~
 
内気で自信のなかったすずが、ベルを演じ、嫌われ者の竜と知り合い、
竜の痛みを知り、彼を助けたいと・・
気持ちに変化が。
ずっともやもやしていた母のあの時の思いも少し理解できたような。
豊かな自然の中ですずの成長が清々しく描かれていて、ちょっとほろり
やっぱり観て良かったです!
帰り道、ベルの歌声が余韻のように頭の中で回っていました~~