カモのいろ色日記~今日は何色?

日常の出来事、感動した事、ときめいた事etc

映画「椿の庭」

2021-04-25 | 映画
3月から4月は、花に気を取られていて、映画観たのに書かずじまいに・・
この作品は先々週の鑑賞です。
映画でも、花観賞できそうなので~~
新聞に「椿の庭」の広告を見つけ、富司純子さんの凛とした佇まいに引かれました
川崎の109シネマズにて鑑賞。
東京まで行かずに済みました
映画「椿の庭」 監督は写真家上田義彦氏。
初監督作品。
葉山の海を見下ろす高台の古民家。
庭には鬱蒼とする木々が生い茂り、季節の花々が咲き競う。
死んだ金魚を椿の花で包んで土に埋める印象的なシーンから物語が始まります。
絹子(富司純子)は、孫娘の渚(シム・ウンギョン)と二人暮らし。
絹子の夫の四十九日の法要が済み、絹子の娘で渚の叔母の陶子(鈴木京香)が、母に一緒に暮らさないかと提案するが、絹子はこの家を離れる気にはなれずにいた。
渚は陶子の姉の娘。
数年前姉が亡くなり、渚は日本にやって来た。
絹子と渚の日常が、美しい庭の季節の移り変わりと共に綴られていく。

韓国の女優のシン・ウンギョンさんは、去年映画「新聞記者」で日本アカデミー賞を受賞しているんですね!
先日、テレビで「新聞記者」やっていたので観ました。
重厚な作品です。

そして中国の俳優のチャン・チェンも出演!
チェン・チェン、映画「レッドクリフ」以来好きですね~
今毎日見てる中国時代劇ドラマ「運命の桃花~宸汐縁~」でお顔拝見しているので、
ちょっと不思議な感じ~神仙役ですから~~
実はそれもあって、この作品観たいなあ~と
今回、日本語話してます。
税理士役。
チャン・チェンってこういうお声しているのねと~
中国ドラマは中国語でも声は声優の方が吹き替えるようなので。。

相続税のためにこの家を手放さすことに・・
絹子の様子に変化が…
陶子も渚も心配するが。

変わらないと思っていることが、ある日突然変わっていく。。
チラシを読まずに見たので、最後、ちょっとショックでした。
自分も何気に見かけていた家が、ある日突然壊され、あっという間に更地になってしまった記憶ってありますから。。
そこから監督が発想した作品と。
そこにはいろいろなドラマや思い出が詰まっていたはず!
その思い出が美しい映像で、写真集をめくるように描かれていて、
悲しみも美しさが覆い包んしまったよう。
記憶の中に、この美しい光景、絹子さんの美しい姿、日本の美意識、留めておきたいなあ。