曲学阿世:真実を追求し、虚実の世間に迎合するようなことはしたくない。

真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。

情報誘導に惑わされない確かな眼を持つ重要性

2018年04月28日 12時20分37秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

                                

                       「植草一秀の『知られざる真実』」

                                   2018/04/26

      情報誘導に惑わされない確かな眼を持つ重要性

             第2026号


   ウェブで読む:http://foomii.com/00050/2018042620401545603
   EPUBダウンロード:http://foomii.com/00050-46123.epub
────────────────────────────────────
マスメディアが連休を控えて人心の誘導を図っている疑いが濃厚である。

現時点の最大の問題は、政権の失態とこれに対峙する野党勢力との闘いであ
る。

森友、加計問題が一段と深刻化している。

そこに追い打ちをかけたのが財務省前事務次官福田淳一氏のセクハラ問題であ
る。

音源データの内容まで公開されて、事実を否定しようがない状況下で福田氏は
事実を認めず、麻生財務相は被害者を攻撃する暴挙に打って出ている。

野党の麻生財務相辞任要求は適正である。

他方、加計疑惑では安倍首相が2015年4月時点で加計学園の獣医学部新設
意向を認識していた疑いがさらに強まっている。

柳瀬唯夫元首相秘書官が2015年4月2日に首相官邸で加計学園関係者と面
会したことを裏付ける証拠が次々と明るみに出た。

野党が柳瀬唯夫氏の証人喚問を求めていることも適正である。

これに対して安倍政権与党は野党の適正な要求に対してゼロ回答を示したま
ま、野党が審議に応じないなかで国会を空回ししている。

空前絶後の横暴な国会運営である。

メディアは本来、最重要の緊迫した国政の現況を市民に伝える責務を負ってい
るが、これを十分に報じない。

メディアが提供する情報空間を独占しているのはアイドルグループメンバーの
不祥事である。

2月の事案がこのタイミングで公開された。

典型的なスピン報道である。



これまでもメディアは、重要な政治問題が浮上する、あるいは、国政選挙が近
づくと、有名人の麻薬事案を取り上げてきた。

政治権力がタイミングを計って、メディア空間を占拠する素材を公開している
のだと考えられる。

最重要問題である国会空転と与党の暴走を報道せずに、芸能ネタで情報空間を
占拠させる。

ゴールデンウィークに突入すれば市民は政治問題に対する関心を薄めるとの浅
知恵に基づいて、メディアに指示して情報をコントロールしているのだと考え
られる。

近年の特徴は、市民がインターネット空間から情報を得る比率が高くなってい
ることである。

その際に強い影響力を有するのが大手のポータルサイトである。

グーグルやヤフーなどの大手ポータルサイトがニュースサイトで提供するトッ
プニュースの構成と配置によって、情報空間における各ニュースの位置付けが
コントロールされる。

国会空転、政権不祥事、与党暴走の情報をトップニュースとして繰り返し報道
し続ければ、問題は確実に拡大する。

しかし、これらの重大ニュースをトップニュースから外して、別の話題で占拠
させ続ければ、問題は縮小することになる。

福田前次官の問題も、メディアの取り扱いの大きさによって、情報空間におけ
る位置付けが激変するのである。

柳瀬元秘書官の証人喚問と麻生太郎財務相の辞任問題をトップニュースで報じ
続ければ、問題は確実に拡大し続けるのだ。



インターネット上の大手ポータルサイトも大資本そのものであり、大資本のた
めの政治を実行している安倍政権にとっては、こうしたインターネット上の大
資本を含めて、大半のマスメディアが支配可能な事業者である。

安倍政権はメディアに指令することを通じて、情報空間に流布される情報を強
くコントロールしているのだと考えられる。

次から次へと噴出するスキャンダル、不祥事に対して、安倍政権は真摯な対応
を示していない。

「膿を出し切る」と口では言いながら、何もせずに、暴走を続けている。

本来、社会の木鐸として、政治権力の腐敗、暴走を糾弾する役割を担っている
はずのメディアが、権力の御用機関と化して、権力のための情報操作に加担し
ている状況が、日本政治の転落を加速させているのである。

まさに、何から何まで 真っ暗闇よという現実が広がっている。

ここで重要になるのが主権者の意識と行動だ。

メディアの情報操作を見抜いて、メディアの情報誘導、情報操作に流されない
鑑識眼を持って、毅然と行動しなければならない。

安倍政権と対峙する野党は、ここで屈してはならない。

与党が真摯な姿勢を示さずに暴走するなら、その暴走を主権者国民にしっかり
と見てもらう努力を続けるべきだ。

暴走しているのは与党であるから、野党議員は街に出て、主権者に直接、与党
の横暴を訴えるべきである。

主権者多数が野党の毅然とした行動を肯定し、容認する。

麻生財務相辞任、柳瀬唯夫氏証人喚問を獲得するまで野党は引くべきでない。



与党は「解散」をちらつかせて野党を揺さぶり、野党が折れるのを待ってい
る。

与党が暴走を続けるなら、その暴走を放置するべきである。

暴走の勢い余って、「働かせ方改悪法案」まで、勝手に強行採決するかも知れ
ない。

その横暴を最終的に判定するのは、主権者国民だ。

次の総選挙、国政選挙で、主権者が、こうした与党の横暴、暴虐について適正
に審判を下せばよいのだ。

与党が「解散」を唱え始めたが、「解散」によって大凋落するのがどちらであ
るのかは言うまでもないことだ。

立憲民主党と共産党が軸になり、候補者一本化を実現すれば、日本全国で当選
と落選が入れ替わるはずである。

一気に政権交代が実現するだろう。



旧民進党が離合集散を続けているが、主権者の信を失い、このことに真正面か
ら向き合うことのない政治勢力は、党名を変えても、離合集散を重ねても、没
落する以外に道はない。

消費税増税を推進し、戦争法制制定を肯定して、「安倍政治を許さない」主権
者に支持を求めても成果はゼロである。

旧民進党が作ろうとしている新党は、原発推進候補を当選させたい御用組合
「連合」の意思に基づく「隠れ与党」勢力でしかない。

だから、党ができる前から支持がゼロに接近しているのだ。

旧民進党所属議員のうち、「反自公」を明確に示す者は立憲民主党と合流する
ことになるだろう。

「御用組合」連合では労働者や市民の立場に立った政治運動を展開できないと
判断する、本来の労働組合は、いま、「御用組合」連合と袂を分かち、立憲民
主党支持を鮮明に打ち出し始めている。



安倍自公政治と対峙する「政策」を明確にし、この「政策」に賛同する市民と
政治勢力が大同団結することが求められている。

野党勢力のなかに「鵺(ぬえ)」が存在してきたために、野党勢力の結集、候
補者一本化が実現せずにきた。

しかし、政策が純化され、その政策の旗の下に主権者が結集し、候補者を一本
化すれば、選挙結果は激変する。

まさに、オセロゲームの様相を示すだろう。

自公と類似した政策方針を掲げる政治勢力は、はっきりと自公の側につくべき
である。

主権者に分かりやすい選択肢を提示することが各政治勢力の責務である。



安倍政治の現状は、文字通り政権末期のものである。

森友問題では、財務省が地中に埋設されているゴミ推定量を増量するよう指示
して不正に値引き額を拡大させたことが明らかになりつつある。

この点が明確になれば財政法第9条違反は明白である。

その場合、検察は背任罪で立件するべきということになる。

犯罪が存在するのにこれを無罪放免にすること。

犯罪が存在しないのに無実の人間を犯罪者に仕立て上げること。

こうした歪んだ裁量権が不当に警察と検察に付与されているのが、日本の刑事
司法の最大の欠陥であるが、森友事案で、この過ちを実行させてはならない。



加計学園事案では、安倍首相が2015年4月の時点で加計学園の獣医学部新
設意向を認識していた疑いは極めて濃厚である。

2017年1月に初めて知ったとの国会答弁が虚偽である疑いが濃厚であり、
この点を明らかにすることが求められている。

そのために、柳瀬唯夫元秘書官の証人喚問は避けて通れない。

また、安倍昭恵氏に対する証人喚問も必要不可欠である。

「いきなり証人喚問はいかがなものか」の主張があるが、その主張を遮って籠
池泰典氏の証人喚問を強く指揮したのは安倍晋三氏本人である。

こうしたことがらに対するダブルスタンダードは許されない。



噴出する不祥事、スキャンダル、犯罪的事案に対して、真摯な姿勢を示してい
ないのは安倍政権であり、安倍政権与党なのだ。

これに対して野党が適正な闘争態勢を示している。

主権者は判断を間違えずに、野党の対応を支持し、横暴の限りを尽くす政権と
与党の対応に対して、これを徹底的に糾弾する冷静な理性を持ち続けなければ
ならない。

 

https://news.blogmura.com/ ←にほんブログ村 政治ブログに
クリックお願いします。(*_*)??Σ(・□・;)
 
 
『政治』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
«  大資本のハゲタカファース... | トップ |  アジア諸国との真の友好関係... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

政治経済、社会・哲学、ビジネス、」カテゴリの最新記事