曲学阿世:真実を追求し、虚実の世間に迎合するようなことはしたくない。

真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。

自公の与党勢力自身が安倍政権に終止符を打つ

2018年05月25日 15時21分15秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

                                

                       「植草一秀の『知られざる真実』」

                                   2018/05/25

    自公の与党勢力自身が安倍政権に終止符を打つ

                                       第2047号

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昨年2月17日の衆議院予算委員会での安倍晋三首相の発言は次の通り。

「私や妻がこの認可あるいは国有地払い下げに、もちろん事務所も含めて、一
切かかわっていないということは明確にさせていただきたいと思います。もし
かかわっていたのであれば、これはもう私は総理大臣をやめるということであ
りますから、それははっきりと申し上げたい、このように思います。」

「いずれにいたしましても、繰り返して申し上げますが、私も妻も一切、この
認可にもあるいは国有地の払い下げにも関係ないわけでありまして、(中略)
繰り返しになりますが、私や妻が関係していたということになれば、まさに私
は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきり
と申し上げておきたい。」

「私や妻がこの認可あるいは国有地払い下げに、もしかかわっていたのであれ
ば、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきり
と申し上げておきたい」

というのが要約になるだろう。

安倍昭恵氏が森友学園の新設小学校の名誉校長に就任したのが、2015年9
月5日のことである。

安倍首相が戦争法制制定で揺れる国会をわざわざ抜け出して大阪に出張したの
が、その前日の9月4日。

9月3日には、迫田英典理財局長、岡本薫明官房長と首相官邸で会談してい
る。

安倍昭恵氏が森友学園に100万円の寄附を行ったとされるのも、この9月5
日のことである。

安倍昭恵氏が名誉校長に就任してから新設小学校の土地問題は急進展する。

財務省の佐川宣寿理財局長は森友学園と財務省との交渉記録を廃棄したと答弁
していたが、この「廃棄した」はずの交渉記録が財務省から提出された。



佐川氏は国会で虚偽答弁を行い、さらに、この答弁のあとで、交渉記録の廃棄
を指示していた。

指示したのが誰であるのかについては、まだ公表されていないが、公文書毀棄
に佐川元局長が関与していた可能性は高いと思われる。

財政法違反の国有地不正廉売。

虚偽公文書作成。

公文書毀棄。

国会に対する偽計業務妨害。

これらの重大犯罪を検察が立件しないなら、日本には警察も検察もないに等し
いということになる。

犯罪放置国家ニッポンということになる。

さて、安倍昭恵氏が新設小学校の名誉校長に就任して、森友学園の籠池泰典理
事長は安倍昭恵名誉校長に土地問題について相談した。

この相談を受けて、安倍昭恵名誉校長は公務員の秘書である谷査恵子氏に指示
して、財務省、あるいは近畿財務局に折衝させた。

その折衝記録が公開された。

2015年11月10日付の記録には次のように記述されている。

応答メモ 「定期借地権の減額要望について」(学校法人)

(先方)「(中略)その知り合いの方から、社会福祉法人同様、優遇を受けられ
ないかと総理夫人に照会があり、当方からお問い合わせさせていただいたもの
(後略)」



この「応答メモ」は国有財産業務課の小林氏が作成したものである。

(先方)について文書には、「安倍総理夫人付 谷様(女性)」と記されてい
る。

私も財務省での勤務経験があるが、財務省では電話、応接を含めて「応答メ
モ」と呼ばれるメモを作成する。

私が勤務していた時期では「応接録」と題するものであった。

理財局職員の小林氏が作成した電話応対メモであると思われる。

このなかで、安倍昭恵氏付の秘書を務めていた谷氏が、

「その知り合いの方から、総理夫人に照会があり、当方からお問い合わせさせ
ていただいた」

と述べている。

この記述が極めて重要である。

このメモの「その知り合いの方」は籠池泰典氏のことである。

籠池氏から安倍昭恵氏に照会があり、その照会に基づいて安倍昭恵氏の秘書の
谷氏が問い合わせをしたという「構図」が明確に述べられているのである。

つまり、籠池氏が谷氏に照会し、谷氏が勝手に問い合わせをしたのではなく、
籠池氏は安倍昭恵氏に照会し、その照会を受けて、安倍昭恵氏の秘書の谷氏
が、安倍昭恵氏に代わって財務省に問い合わせをしたことが明確になった。

つまり、安倍昭恵氏が「かかわっていた」ことは明白なのである。

安倍首相は総理大臣も国会議員も辞めるしかない。



安倍晋三氏、安倍昭恵氏、さらに麻生太郎氏の対応と、日大アメフト部の内田
正人前監督と井上奨コーチの対応は瓜二つだ。

事実関係を正確に説明したアメフト部の宮川泰介氏の証言によって、これを聞
いた市民のほとんどが、全貌をほぼ正確に把握している。

しかし、内田正人氏と井上奨氏は真実を語らない。

自己の保身のために、嘘をつき通している。

真相が客観的に完全に確定しているわけではないから、完全な断定はできない
が、ほぼたしかな状況であると思われる。

重要なことは「真実を語る」ことだ。

事実=真実の前に謙虚であるべきなのだ。

安倍昭恵氏は新設小学校の名誉校長に就任して、籠池泰典氏から相談を受け
た。

相談を受けて谷査恵子氏に指示をして、谷氏が財務省と折衝した。

これを世間では、「安倍昭恵氏が関わっていた」と捉える。

世間の受け止め方が間違っているのではない。

このような状況を「関わっていた」と日本語で表現するのだ。



したがって、少なくとも、安倍昭恵氏が国会で説明することが必要である。

そもそも、安倍昭恵氏の活動に、なぜ5人もの秘書が付けられて、国費が投入
されるのか。

ここから間違いが始まっている。

しかし、国費を投入して行った業務であるから、これは「公務」である。

「公務」に関する「疑義」を国会が問い質すのは当然のことだ。

安倍首相が率先して、安倍昭恵氏の国会での説明の場を設定するべきである。

それが納税者である国民に対する首相の責務、責任であるだろう。

加計孝太郎氏と面会した事実を伝える情報を「伝聞」だとして批判するのに、
なぜ、安倍昭恵氏の関与に関する疑問に対して「伝聞」で答弁するのか。

まったく支離滅裂なのである。



安倍首相が国会で「私や妻がかかわっていたら総理大臣も国会議員も辞める」
と明言した。

そして、安倍昭恵氏が関わっていた「動かぬ証拠」が出てきた。

疑惑を払拭するには、安倍昭恵氏に国会で説明してもらうしかないのではない
か。

そこから逃げるから、問題がいつまでたっても解決しないのだ。

事実をありのままに述べて、その上で国会や、主権者の判断を仰ぐしか手はな
いのだ。

嘘で塗り固めて、果たすべき説明責任も果たさない。

このような姿をすべての国民が見ている。



若者も見ているのだ。

日大アメフト部の宮川泰介氏は顔も隠さず、氏名も隠さず、すべてを語った。

20歳の若者が潔い姿勢を示しているときに、逃げ回って説明責任を果たさな
い者が日本の中枢に居座っていることを、自分自身で恥ずかしいとは思わない
のだろうか。

その思いがあるなら、とっくの昔に問題は解決されているはずだから、そこに
問題があるのだろうが、日本の一市民として、大変に悲しい現実である。

加計孝太郎氏との会談についても、具体的な日付、時間の長さまで特定されて
事実が明らかにされている。

その重大事実も嘘で塗り固めて逃げ通そうということなのだろうか。

しかし、「天網恢恢疎にして漏らさず」という。

嘘の上に嘘で塗り固めても、最後は破綻する。

嘘こそ、最大の矛盾なのである。

「不幸の原因は矛盾にある」という。

「嘘で塗り固める」ことほど深刻な矛盾はない。

自民党幹部の動きを見ると、悪法をこの国会で安倍内閣に通させて、その上
で、自民党総裁選で安倍晋三氏を三選させないというシナリオが浮かび上が
る。

安倍暴政の最終局面が接近しているのだと考えられる。

 


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