曲学阿世:真実を追求し、虚実の世間に迎合するようなことはしたくない。

真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。

Festina Lente! あわてずあせらずあきらめず

2018年07月06日 13時31分38秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

                                

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                        「植草一秀の『知られざる真実』」

                                     2018/07/05

            Festina Lente! あわてずあせらずあきらめ   

            ず!          

                 第2079号

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第254回UIチャンネル放送
「鳩山友紀夫氏×植草一秀氏」
https://www.youtube.com/watch?v=pRMOTkBhU8w

をぜひご高覧賜りたく思う。

日本政治刷新を求めているのは日本の主権者である。

その主権者である市民が積極的に行動し、「戦争と弱肉強食」の安倍政治に終
止符を打ち、「平和と共生」の政治実現を願っている。

日本を「戦争をする国」に変質させ、原発を全面再稼働し、経済を市場原理=
弱肉強食主義で運営する路線を突き進む安倍政治。

この安倍政治にNOを突き付ける主権者、市民が多数存在する。

その主権者である市民は既存の政党による政治刷新を実現させようと力を注い
できた。

政治を刷新するには選挙を通じて、市民の意思に沿う政治勢力に過半数議席を
付与することが必要だ。

現在の選挙制度を踏まえると、そのためには、基本理念、基本政策を共有する
野党勢力が共闘体制を確立して候補者の一本化を実現しなければならない。

そのために主権者である市民が汗をかいてきた。



ところが、既存の野党勢力の一部政党が党利党略を優先して、野党共闘体制の
確立に積極姿勢を示してこなかった。

むしろ、野党共闘の確立を妨害するような行動を示してきたのである。

その結果として、2012年12月から5回実施されている国政選挙で、安倍
政治を推進する安倍自公与党勢力が衆参両院の3分の2以上の議席を占有し続
けている。

その結果として「戦争と弱肉強食」の安倍政治が存続してしまっている。

事態を打開するには、「平和と共生」の政治実現を目指す主権者=市民が主導
的役割を果たして行動することが必要なのではないか。

既存の一部野党勢力は「草の根民主主義」の言葉を使いながら、実際には草の
根の市民の声に耳を傾けずに、政党が市民の上に立っている感覚で、政党基軸
の行動を示している。

市民は政党に従属する存在、市民は政党の指示に従って行動する存在だと考え
ているようにしか見えない。

こうした現状を踏まえると、これまでの政党依存の市民運動から一歩脱却し
て、市民自身が、政治刷新運動の核心になり得る革新政党を創設したうえで、
政治刷新運動を展開することを検討し始めるべきではないか。



いま、世界政治には新しい風が吹き始めている。

それは「草の根民主主義」が政治を大きく変革するという風である。

日本のマスメディアは「草の根民主主義」と表現せずに、「大衆迎合主義」の
言葉を好んで用いる。

「草の根の市民」と「大衆」とは同じものに対する、用語の違いである。

「草の根民主主義」は「草の根の市民が主人公である政治の体制」を示す言葉
であり、「民主主義」を分かりやすく表現し直したものである。

これに対して「大衆迎合主義」というのは、政治の主役は、市民=大衆=主権
者と別に存在し、その政治の主役が主権者=市民=大衆の意思に沿う行動を示
すことを批判する意味合いを含む表現だ。

つまり、「大衆迎合主義」という言葉は、「大衆=市民=主権者」が主役にな
る政治を批判、非難、蔑視する姿勢を示すものなのだ。

しかし、いま世界で始動している政治の新たな潮流は、まぎれもなく「草の根
民主主義」である。

政治を職業とし、主権者である市民=大衆を、上から目線で、政治勢力に従属
するべき存在として位置付けてきた既存の勢力による政治支配を打破して、市
民=大衆=主権者が主導して新しい政治体制をつくる動きが加速している。

この「草の根民主主義」こそ、日本に求められている新しい政治潮流である。



イタリアでは「五つ星運動」という名の草の根からの市民運動が、わずか9年
という短期日に政権を獲得するという快挙を成し遂げた。

昨年末に、市民グループが「五つ星運動」の幹部を日本に招聘し、市民との対
話集会を開催した。

訪日したリカルド・フラカーロさんはピザ職人から市民運動に参加して議員に
なった。

五つ星運動では普通の市民が議員になる。

その代わり、本人は議員報酬の半分しか受け取らない。

また、議員を務める任期は2期に限定されている。

政治家の仕事が職業化され、政治で私腹を肥やす腐敗した政治状況に対する批
判が五つ星運動の原点にある。

安全な飲料水、公共の交通手段、環境の保護、持続可能な成長、そしてイン
ターネットの五つを重視して「五つ星運動」の名が付けられた。



運動を広げる原動力になったものが三つある。

運動を牽引したべっぺ・グリッロという著名なコメディアンの存在。

インターネットの活用。

有能なインターネット・デザイナーが運動に参画した。

そして、「広場」の活用。

「広場」に人々が集い、運動の輪を広げた。

「集会」の活用と言い換えてもよいかもしれない。

もともとは、既存の政治勢力に働きかけを行うことから始めた運動だというこ
とだが、既存の政治勢力が草の根市民の声に耳を傾けない。

そこで、彼らは市民が自ら運動を展開することにした。

その結果、10年足らずの時間で政権を樹立するところにまで歩を進めたので
ある。



フラカーロさんが来日した際、私も集会に参加して、夜は食事を共にした。

フラカーロさんの話で印象深かったことは、若者との接し方である。

若者に上から自分たちの考えを押し付けるのではなく、若者に「君たちはどう
思うか」と尋ねることを出発点にしたということだ。

日本の市民運動で主役の立場を担っているのは主に退職世代である。

1960年代、70年代に、日本では学生運動が活発だった。

このときに積極的に行動した人々が、いま市民運動の中核を担っている。

団塊の世代は人口も多く、この人々が精力的に活動することは極めて重要であ
る。

しかし、それだけでは日本政治全体の刷新は実現しないだろう。

若い人々が、日本政治刷新の運動に加わらなければ、未来につながらないので
ある。

若い人たちに、上から目線で自分たちの考えを押し付けるのではなく、若い人
たちの考え方に耳を傾けて、そのなかから政治刷新の方向を定めてゆくという
作業が必要になる。



既得権勢力は権力の濫用と資本力を活用して人心の誘導を行う。

安倍政治が典型例だが、政治権力が刑事司法を支配して「法の支配」を破壊し
ている。

政治権力の側においては、重大犯罪が歴然と存在するのに、その重大犯罪をす
べてもみ消してしまう。

他方、政治権力にとって脅威になる人物に対しては、犯罪が存在しないのにそ
の無実の人間を犯罪者に仕立て上げてしまう。

また、大半のマスメディアは大資本によって支配されている。

この資本力を活用して情報空間を完全支配し、人々に真実の情報を伝えない。

人々は完全に情報操作の餌食にされてしまうのである。

市民の側の警戒心が強く、流布される情報の本当とウソを見分ける力=メディ
ア・リテラシーが育っていれば、情報誘導の効力は低下する。

しかし、日本の場合、市民のメディア・リテラシーは低く、多くの市民が権力
の思うがまま、情報操作されてしまっている。



状況を変えるにはインターネットの活用が不可欠である。

しかし、そのインターネットも当然のことながら、大資本によって強くコント
ロールされている。

これを打破するには、インターネット上の拠点となるサイトを確立することが
必要だ。

草の根民主主義の拠点となるキーステーションをインターネット上に確立する
のである。

そして、運動を牽引するリーダーの存在も欠かせない。

イタリアではこの役割をベッペ・グリッロさんが担った。

運動を広げるには明るいイメージが必要である。

「何でも反対」の、のぼりとむしろの闘いだけでは若い人々が参加してこない
だろう。

「愛と夢と希望」の明るい旗を掲げて、広場に集い、コミュニケーションを広
げることが大切だ。

世界にいま、草の根民主主義の大きな風が吹き始めている。

この風を日本でも巻き起こそうではないか。

FESTINA LENTE!=ゆっくり急げ!

「あわてず、あせらず、あきらめず」を合言葉に、「市民が変える日本の政
治」を市民の力を結集して実現しようではないか。

 

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