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草の根民主主義政権樹立は日本でも実現可能だ

2018年07月04日 09時40分28秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

                                

                     「 植草一秀の『知られざる真実』」

                                    2018/07/03

           草の根民主主義政権樹立は日本でも実現可能だ

             第2077号

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今日は日本中が睡眠不足症候群に襲われているのではないかと推察するが、
ワールドカップ決勝トーナメントの日本対ベルギーの一戦はワールドカップ史
上に残る名試合になったのではないか。

FIFAランキング第3位の強豪国を相手に日本チームは勝利をたぐり寄せた
があと一歩及ばなかった。

敗戦はしたものの観戦したすべての人々の脳裏に刻まれる名勝負が演じられた
と思う。

その直前に、私は鳩山友紀夫元首相が主宰される東アジア共同体研究所(EA
CI)のUIチャンネル・YOUTUBE放送に出演させていただいた。

YOUTUBE映像で録画をご覧いただくことができるので、ご高覧賜れれば
ありがたい。

https://www.youtube.com/watch?v=pRMOTkBhU8w

日本政治刷新のための方策について、鳩山元首相からも前向きなメッセージを
たくさんいただいた。

政治刷新を叫んでみても、実際に行動が伴わないと何も変わらない。

政治刷新はどうしても選挙という大きな関門を経なければならないもので、こ
の選挙を勝ち抜く方策を伴わないと積極的な意義を持ち得ないからだ。



選挙の際に市民運動が候補者を擁立しても、政党要件を満たさないと、メディ
アが報道において大きな取り扱いをしない。

「諸派」の扱いでは、選挙を通じて当選者を輩出することは極めて困難であ
る。

したがって、仮に市民主導の新党が創設されるにせよ、その新党が政党要件を
満たして選挙に臨むことが必要になる。

立憲民主党があいまい民進党の分離・分割を完遂して、安倍政治に対峙する基
本政策路線を明示し、その基本政策路線を共有するすべての勢力と大きな連帯
=大同団結を形成することを誘導するなら、政権の刷新が視界に入ってくるは
ずだ。

ところが、この立憲民主党の行動がいまだにはっきりしない。

民進党の分離分割は中途半端なまま漂流している。

そして、立憲民主党は共産党との選挙協力、共闘体制構築に対しても積極的な
姿勢を示していない。

この状態のまま、次の衆院総選挙、参院通常選挙になだれ込むなら、またして
も自公陣営が国会議席の3分の2を占拠してしまう事態が発生しかねない。



この現状が続くなら、「愛・夢・希望の市民政権樹立」に向けて、主権者が主
導する新党を立ち上げることも検討する必要が出てくるのではないか。

安倍政治は

戦争推進、原発推進、弱肉強食推進

という明瞭な旗を掲げている。

良し悪しを別にすれば、極めて明確で分かりやすい。

これに賛同する主権者もいるが、反対する主権者も多い。

反戦・反核・反貧困

の旗を掲げる勢力の結集を待望している主権者が多数存在する。

この主権者の声に応える必要がある。

メキシコで7月1日に実施された大統領選挙で、新興左派政党「国家再生運
動」のアンドレスマヌエル・ロペスオブラドール元メキシコ市長の当選が確実
になった。

イタリアでは、草の根民主主義勢力の「五つ星運動」が3月の選挙結果を通じ
て新しい政権を樹立した。

マレーシアでは5月9日に実施された総選挙で、92歳のマハティール元首相
が率いる野党連合「希望連盟」が過半数議席を獲得して政権交代を実現した。

「市民が変える政治」が世界の各地で大いなる躍進を示しているのだ。



政治の主人公は主権者である市民だ。

政治が主権者である市民の意向に沿うべきことは当然のことである。

イタリアの「五つ星運動」を日本のメディアが紹介する際に「大衆迎合主義」
の表現を用いるが、この表現を用いること自体が根本的な誤りなのだ。

ポピュリズムは「人民主義」、「草の根民主主義」、あるいは単に「民主主
義」と表現するべきものであり、いまや世界政治の大きな潮流になり始めてい
る。

「草の根民主主義」が台頭し始めているのは、既存の政治勢力、既存の政党
が、主権者である市民の本当の声に耳を貸そうとしなくなっているからなの
だ。

政治の主人公は市民であって政党ではない。

ところが、多くの政党が、政党は市民の上に位置する存在であると勘違いして
いる。



立憲民主党の枝野幸男氏は、「下からの改革」とか「草の根民主主義」という
表現を使うが、これまでのところでは、言葉だけで実行を伴っていない。

主権者である市民は、「あの党は嫌い」や「あの党とは一緒にやりたくない」
というスタンスを嫌っている。

主権者である市民は、同じ価値観、同じ政策路線である者とは、分け隔てせず
に連帯することを求めている。

自公ががっちりと連帯しているときに、自公に対峙する側が連帯せずに、連帯
している自公に勝てるわけがない。



そして、旧民進党勢力、旧民主党勢力に共通する弊害は、「連合」への迎合で
ある。

「連合」を支配しているのは、電力、電機、自動車、鉄鋼などの、いわゆる
「経団連企業」の「御用組合」なのだ。

したがって、「連合」は安倍政治に対峙する政治勢力のバックボーンにはなり
得ない。

「連合」を「体制側」と「反体制側」に分離・分割しなければ、政策を一本化
することは不可能である。

「体制側」が支配権を握っている現在の連合では、「反体制」陣営の支持母体
にはなり得ない。



立憲民主党が一皮むけないなら、日本においても、草の根民主主義の市民政党
の立ち上げが必要にならざるを得ない。

日本における「政治刷新運動」がひとつの大きなムーブメントを起こすときが
近付いている。

イタリアでも、メキシコでも、韓国でもマレーシアでも、新しい政治の革新は
主権者である市民が主導する「運動」を根源として生まれた。

この種の「草の根民主主義運動」を立ち上げて育てるうえで、その力量がもっ
とも期待されている人物は鳩山友紀夫元首相ということになるだろう。



2009年の政権交代は、鳩山由紀夫氏(改名前)と小沢一郎氏が主導したも
のである。

反安倍政治の旗=愛と夢と希望の市民政権樹立の旗を、いま大きく掲げる中核
に、鳩山氏と小沢氏の名前が登場することが望まれる。

そして、この「愛・夢・希望の市民政権樹立」運動には、共産党も積極的に参
画する。

共産党を含むリベラル勢力の結集によって、選挙を通じての政権刷新、政権交
代実現を目指すのだ。

自公路線を明確にし始めている「国民民主党」や「希望の党」の参加者は、自
公陣営に鞍替えすることを明確にするべきだ。

重要なことは、主権者である市民の前に、分かりやすい、ウソと偽りのない選
択肢を提示することである。



第250回UIチャンネルには前文部科学事務次官の前川喜平氏も登場した。

https://www.youtube.com/watch?v=0mk1l0ey1fI

6月6日のオールジャパン総決起集会には東京新聞記者の

望月衣塑子氏も登壇した。

https://www.youtube.com/watch?v=UUOMkHORKlI&t=2937s

第2部では鳩山元首相が基調講演を行い、沖縄平和運動センター議長の山城博
治氏が気魄のスピーチをされた。

https://www.youtube.com/watch?v=iPQUPgtaaDQ

草の根民主主義の「運動」は日本においても広がりを示し始めている。

これを、日本政治刷新を実現する大きな運動に発展させてゆくことが求められ
る。

「そんなことなどできっこない」とはなから決めてしまわずに、

「もしかしたらできるかも知れない」

というポジティブな思考で前に進めてゆこうではないか。

 


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