曲学阿世:真実を追求し、虚実の世間に迎合するようなことはしたくない。

真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。

安倍首相は信なくば立たず政治は成り立たちませんと言っているのだが?

2016年06月03日 18時06分10秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

 

安倍首相の消費増税再々延長についての発言で信なくば立たず政治は成り立たちませんと言っているのだが?

 
 
 
 来月行われる参議院選挙の前に、消費増税の再々延長についての
は記者会見での理由と先回の衆議院選挙に際して、消費増税の再延
長を行うことにした理由にあまりにも整合性がなく矛盾点が多い、
先回の衆議院選前のその会見では、如何なる理由があろうとも、確実
にアベノミクスを成功に導き消費増税の再延長は断じて行わないことを国民の皆さんに確約いたします。との発言内容であったのだが、 今回は、世界経済がリーマンショック前の状況から、とても消費増税をできる
状況ではないという理由を、G7会場で議長としての発言であった。
 ところが世界経済はそれほどいいわけではないにしても、リーマン
ショックの状況化でもなく、日本を除くG7各国ともにプラス成長を維持している。日本だけがマイナス成長である。

 安倍首相のその時その時の記者会見内容を詳しくブログで投稿している下記の植草一秀「知られざる真実」ブログの安倍首相の発言では、
到底「信」は安倍首相自身があるように思えないのだが。
「信」という意味を、大辞林で調べてみると①欺かない、②偽らない
③忠実なこと、儒教の五常」の一つ①仁、義、礼、智、信の五つであると
言われている。安倍首相のはみんな当てはまらないようである。
信なくば立たずというなれば、政治が成り立たないことになるのであるから、自らが十分と考えるべきであろう。
 
 
※ここから植草和一秀「知られざる真実」ブログよりの引用文
「1年半前の総選挙で、私は来年4月からの消費税率引上げに向けて必要な経
済状況を創り上げるとお約束しました。そして、アベノミクスを強力に推し進
めてまいりました。
 
現在、有効求人倍率は24年ぶりの高い水準となっています。それも、都会だ
けの現象ではありません。就業地別で見れば、北海道から沖縄まで47の都道
府県全て1倍を超えました。

これは史上初めての出来事であります。一人の求職者に対して一つ以上の仕事
があるという状況を創り出すことができたのです。

リーマンショック以来、減少の一途をたどっていた正規雇用は昨年、8年ぶり
に増加に転じ、26万人増えました。

この春の高校生の就職率は、24年ぶりの高さであります。大学生の就職率
は、過去最高となりました。政権交代前から中小企業の倒産も3割減少してい
ます。ここまで倒産が減ったのは、25年ぶりのことであります。

所得アップについても、連合の調査によれば、中小企業も含めて、一昨年、昨
年に続き、今年の春も3年連続で、今世紀に入って最も高い水準の賃上げを実
現することができました。

今世紀に入って最も高い水準であります。それを実現することができたので
す。

そして、パートの皆さんの賃金も過去最高を記録しています。一部の大企業で
働いている方の給料が上がっただけでは、決してありません。パートで働いて
いる皆さんの時給も過去最高となっているのです。

どうかここも見ていただきたいと思います。


雇用を創り、そして所得を増やす。まだまだ道半ばではありますが、アベノミ
クスは順調にその結果を出しています。」

 
そんなに景気がいいなら消費税増税を公約通り実行すると言えばいいだけの話
だ。

そして関係のない話が延々と続いたあとで、安倍首相はこう述べた。

「1年半前、衆議院を解散するに当たって、正にこの場所で、私は消費税率の
10%への引上げについて、再び延期することはないとはっきりと断言いたし
ました。

リーマンショック級や大震災級の事態が発生しない限り、予定どおり来年4月
から10%に引き上げると、繰り返しお約束してまいりました。
  
世界経済は今、大きなリスクに直面しています。しかし、率直に申し上げて、
現時点でリーマンショック級の事態は発生していない。それが事実でありま
す。

今回、「再延期する」という私の判断は、これまでのお約束とは異なる「新し
い判断」であります。

「公約違反ではないか」との御批判があることも真摯に受け止めています。
  
国民生活に大きな影響を与える税制において、これまでお約束してきたことと
異なる判断を行うのであれば、正に税こそ民主主義であります、であるからこ
そ、まず国民の皆様の審判を仰いでから実行すべきであります。
  
信なくば立たず。国民の信頼と協力なくして、政治は成り立ちません。

「新しい判断」について国政選挙であるこの参議院選挙を通して、「国民の信
を問いたい」と思います。」

意味不明な会見だった。

恐らく話している本人が意味を理解していなかったのだろう。

原稿の書き手が悪い。

安倍首相はリーダーであると言っても、LEADER ではなく READER だから、
原稿の書き手が悪いということだが、

「新しい判断」というものが、「再延期はしないと断言した」再延期をするこ
との正当な理由になると考える人は一人もいない。

「国民の信を問う」

と言っているのだから、国民ははっきりと

「NO!」

を突き付けてやるべきだ。

結果が出ないと安倍首相は理解できないように見えるからだ。



安倍首相は

「リーマンショック級や大震災級の事態が発生しない限り、予定どおり来年4
月から10%に引き上げると、繰り返しお約束してまいりました」

と述べたが、最初はそんなことは一つも言っていない。

「平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に
実施いたします」

と言っていたのだ。

「景気判断条項を付すことなく」

という意味は、

「景気の良し悪しには関わりなく」

という意味だ。

リーマンだかキャリアウーマンだか知らないが、経済状況とは関係なしに、

「引き上げを確実に実施いたします」

と言っていたのだ。



「リーマンショック級や大震災級の事態が発生」

したら、消費税再増税を延期する

というのは、後から言い始めたことなのだ。

安倍首相は

「信なくば立たず」

と何度も繰り返すが、

この言葉の意味も理解していないのではないか。

安倍首相は2006年の12月にテレビ番組に出て、

「今年1年を振り返って、漢字1文字で表すとどうなりますか」

と聞かれて、しばらく考えたあとで、

「変化」

と答えた。

質問者が狼狽して、もう一度、

「その部分を漢字1文字で表すとどうなりますか」

と聞かれた。

安倍首相は

「責任」

と答えた。

国会では、

「私は立法府の長だ」

と3回発言している。

内閣総理大臣は立法府の長ではなく、行政府の長である。

立法府の長は、衆参両院の議長である。

心神喪失状態にないのかどうか、精密検査をしてみる必要があるのではない
か。



「信なくば立たず」

というのは、

社会は政治への信頼なくして成り立つものではないということを意味する言葉
だ。

孔子が、政治をおこなう上で大切なものとして

軍備・食生活・民衆の信頼

の三つを挙げ、

中でも重要なのが信頼であると説いたことに依っている。

「政治への民衆の信頼」

が大事であるという言葉なのだ。



「再延期はないとはっきりとそう断言」

して、

「再延期」

するなら、民衆の信頼は崩壊するだろう。

すでに信頼は崩壊しているから変わらないという説はあるが、少なくとも、現
状で安倍政治への信頼は存在しない。

「「公約違反ではないか」との御批判があることも真摯に受け止めています」

と言うのなら、なぜ、「再延期しないと断言した」再延期を実行することにつ
いて、率直に謝罪しないのか。

会見の冒頭で、2014年11月18日の発言を引用し、このように述べた
が、すべての事情を判断したうえで、消費税再増税を延期することにした。

公約違反を心から謝罪する。

しかし、これが、いまの日本経済にとっては最善の選択であるとの考えを、真
摯に伝えるべきであった。



「再延期しないと断言したのは事実だが、今回は、「新しい判断」で再延期す
るから、問題はない」

とするような態度では、民衆は政治に対する信頼を持つことができない。

すでに信頼がないから、変化はないというのは鋭い指摘だが、この会見で、信
頼回復は、さらにはるか彼方に遠ざかったのではないか。

安倍首相は

「アベノミクスをもっと加速するのか、それとも後戻りするのか。これが来る
参議院選挙の最大の争点であります」

と述べたが、いい加減にしてほしい。

「安倍政治を信頼するのか、しない=できないのか」

これを問うのが参院選だ。

TPPについて、自民党は2012年12月総選挙で、

「ウソつかない!TPP断固反対!ブレない!」

のポスターを張り巡らせて戦った。

そして、選挙から3ヵ月後にTPP交渉参加を決定した。

こんな政治と真逆の位置にあるのが「信」=「信頼」である。

「信なくば立たず」

であるから、

安倍政治を退場させることが正しい。



コメント

「信なくば立たず」なら安倍政権は立たず

2016年06月03日 15時06分50秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

                  

 

「植草一秀の『知られざる真実』」

                             2016/06/03

「信なくば立たず」なら安倍政権は立たず

               第1451号

   ウェブで読む:http://foomii.com/00050/2016060302155933427
   EPUBダウンロード:http://foomii.com/00050-34034.epub
────────────────────────────────────
6月1日、通常国会が会期末を迎えて安倍首相が記者会見を行った。

2014年12月総選挙に向けて、安倍首相は2014年11月18日に記者
会見を行っている。

その際に、2015年10月に実施予定であった消費税率の8%から10%へ
の引上げについて、これを18ヵ月延期する方針を発表した。

そのときの発言の一部は以下のとおり。

2014年11月18日の記者会見で、

「来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期す
るのではないかといった声があります。

再び延期することはない。

ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。」

「平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に
実施いたします。

3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつく
り出すことができる。

私はそう決意しています。」

「国民生活にとって、そして、国民経済にとって重い重い決断をする以上、速
やかに国民に信を問うべきである。そう決心いたしました。

今週21日に衆議院を解散いたします。

消費税の引き上げを18カ月延期すべきであるということ、そして平成29年4月
には確実に10%へ消費税を引き上げるということについて、そして、私たちが
進めてきた経済政策、成長戦略をさらに前に進めていくべきかどうかについ
て、国民の皆様の判断を仰ぎたいと思います。」

http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/1118kaiken.html

(動画の7分48秒以降の部分)



「再び延期することはない。

ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。」

と断言した消費税再増税の再延期をどんな顔で語るのか。

このことから記者会見に注目が集まった。

ところが、安倍首相は消費税再増税再延期とは関係のない話を延々と展開した
後で、ようやく消費税の問題について、

「その上で、来年4月に予定される消費税率の10%への引上げについてお話
しいたします。」

と言った。

まずは、約束したことを守らないことについて謝罪があるのかと思いきや、

ここからさらに、関係のない話が延々と続いたのである。

「1年半前の総選挙で、私は来年4月からの消費税率引上げに向けて必要な経
済状況を創り上げるとお約束しました。そして、アベノミクスを強力に推し進
めてまいりました。
 
現在、有効求人倍率は24年ぶりの高い水準となっています。それも、都会だ
けの現象ではありません。就業地別で見れば、北海道から沖縄まで47の都道
府県全て1倍を超えました。

これは史上初めての出来事であります。一人の求職者に対して一つ以上の仕事
があるという状況を創り出すことができたのです。

リーマンショック以来、減少の一途をたどっていた正規雇用は昨年、8年ぶり
に増加に転じ、26万人増えました。

この春の高校生の就職率は、24年ぶりの高さであります。大学生の就職率
は、過去最高となりました。政権交代前から中小企業の倒産も3割減少してい
ます。ここまで倒産が減ったのは、25年ぶりのことであります。

所得アップについても、連合の調査によれば、中小企業も含めて、一昨年、昨
年に続き、今年の春も3年連続で、今世紀に入って最も高い水準の賃上げを実
現することができました。

今世紀に入って最も高い水準であります。それを実現することができたので
す。

そして、パートの皆さんの賃金も過去最高を記録しています。一部の大企業で
働いている方の給料が上がっただけでは、決してありません。パートで働いて
いる皆さんの時給も過去最高となっているのです。

どうかここも見ていただきたいと思います。


雇用を創り、そして所得を増やす。まだまだ道半ばではありますが、アベノミ
クスは順調にその結果を出しています。」



なんじゃこれは。

というのが率直な感想だろう。

そんなに景気がいいなら消費税増税を公約通り実行すると言えばいいだけの話
だ。

そして関係のない話が延々と続いたあとで、安倍首相はこう述べた。

「1年半前、衆議院を解散するに当たって、正にこの場所で、私は消費税率の
10%への引上げについて、再び延期することはないとはっきりと断言いたし
ました。

リーマンショック級や大震災級の事態が発生しない限り、予定どおり来年4月
から10%に引き上げると、繰り返しお約束してまいりました。
  
世界経済は今、大きなリスクに直面しています。しかし、率直に申し上げて、
現時点でリーマンショック級の事態は発生していない。それが事実でありま
す。

今回、「再延期する」という私の判断は、これまでのお約束とは異なる「新し
い判断」であります。

「公約違反ではないか」との御批判があることも真摯に受け止めています。
  
国民生活に大きな影響を与える税制において、これまでお約束してきたことと
異なる判断を行うのであれば、正に税こそ民主主義であります、であるからこ
そ、まず国民の皆様の審判を仰いでから実行すべきであります。
  
信なくば立たず。国民の信頼と協力なくして、政治は成り立ちません。

「新しい判断」について国政選挙であるこの参議院選挙を通して、「国民の信
を問いたい」と思います。」

意味不明な会見だった。

恐らく話している本人が意味を理解していなかったのだろう。

原稿の書き手が悪い。

安倍首相はリーダーであると言っても、LEADER ではなく READER だから、
原稿の書き手が悪いということだが、

「新しい判断」というものが、「再延期はしないと断言した」再延期をするこ
との正当な理由になると考える人は一人もいない。

「国民の信を問う」

と言っているのだから、国民ははっきりと

「NO!」

を突き付けてやるべきだ。

結果が出ないと安倍首相は理解できないように見えるからだ。



安倍首相は

「リーマンショック級や大震災級の事態が発生しない限り、予定どおり来年4
月から10%に引き上げると、繰り返しお約束してまいりました」

と述べたが、最初はそんなことは一つも言っていない。

「平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に
実施いたします」

と言っていたのだ。

「景気判断条項を付すことなく」

という意味は、

「景気の良し悪しには関わりなく」

という意味だ。

リーマンだかキャリアウーマンだか知らないが、経済状況とは関係なしに、

「引き上げを確実に実施いたします」

と言っていたのだ。



「リーマンショック級や大震災級の事態が発生」

したら、消費税再増税を延期する

というのは、後から言い始めたことなのだ。

安倍首相は

「信なくば立たず」

と何度も繰り返すが、

この言葉の意味も理解していないのではないか。

安倍首相は2006年の12月にテレビ番組に出て、

「今年1年を振り返って、漢字1文字で表すとどうなりますか」

と聞かれて、しばらく考えたあとで、

「変化」

と答えた。

質問者が狼狽して、もう一度、

「その部分を漢字1文字で表すとどうなりますか」

と聞かれた。

安倍首相は

「責任」

と答えた。

国会では、

「私は立法府の長だ」

と3回発言している。

内閣総理大臣は立法府の長ではなく、行政府の長である。

立法府の長は、衆参両院の議長である。

心神喪失状態にないのかどうか、精密検査をしてみる必要があるのではない
か。



「信なくば立たず」

というのは、

社会は政治への信頼なくして成り立つものではないということを意味する言葉
だ。

孔子が、政治をおこなう上で大切なものとして

軍備・食生活・民衆の信頼

の三つを挙げ、

中でも重要なのが信頼であると説いたことに依っている。

「政治への民衆の信頼」

が大事であるという言葉なのだ。



「再延期はないとはっきりとそう断言」

して、

「再延期」

するなら、民衆の信頼は崩壊するだろう。

すでに信頼は崩壊しているから変わらないという説はあるが、少なくとも、現
状で安倍政治への信頼は存在しない。

「「公約違反ではないか」との御批判があることも真摯に受け止めています」

と言うのなら、なぜ、「再延期しないと断言した」再延期を実行することにつ
いて、率直に謝罪しないのか。

会見の冒頭で、2014年11月18日の発言を引用し、このように述べた
が、すべての事情を判断したうえで、消費税再増税を延期することにした。

公約違反を心から謝罪する。

しかし、これが、いまの日本経済にとっては最善の選択であるとの考えを、真
摯に伝えるべきであった。



「再延期しないと断言したのは事実だが、今回は、「新しい判断」で再延期す
るから、問題はない」

とするような態度では、民衆は政治に対する信頼を持つことができない。

すでに信頼がないから、変化はないというのは鋭い指摘だが、この会見で、信
頼回復は、さらにはるか彼方に遠ざかったのではないか。

安倍首相は

「アベノミクスをもっと加速するのか、それとも後戻りするのか。これが来る
参議院選挙の最大の争点であります」

と述べたが、いい加減にしてほしい。

「安倍政治を信頼するのか、しない=できないのか」

これを問うのが参院選だ。

TPPについて、自民党は2012年12月総選挙で、

「ウソつかない!TPP断固反対!ブレない!」

のポスターを張り巡らせて戦った。

そして、選挙から3ヵ月後にTPP交渉参加を決定した。

こんな政治と真逆の位置にあるのが「信」=「信頼」である。

「信なくば立たず」

であるから、

安倍政治を退場させることが正しい。


※コメント一言、はっきり言って安倍首相には、信は一つも備わっていない、
自分から、信なくば立たずというのであれば、自らが退場する、べきであろう。
でなければ、信についてどういうことかを先ずもって説明してみるべきである。
でなければ、我々は、偽らない、欺かない、忠実でなくても良い意味にとれるが。?



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激論「大西聡VS平野貞夫―激動の時代に立つ」高知県人権センター報告!

2016年06月03日 14時26分00秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

 

「日本一新運動」の原点―320

日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観
 
激論「大西聡VS平野貞夫―激動の時代に立つ」高知県人権センター報告!
 
 5月28日(土)午後2時から、高知憲法アクション・勝手連・野党共闘参加政党が実行委員会をつくり、参議院の「高知・徳島合区」で無所属・野党統一予定候補の大西聡氏を叱咤激励するための集会が開かれた。土佐で「走り梅雨」といわれる悪天候の中、多くの人々が遠方から駆けつけてくれた。東京や大阪など、日本一新の会のメンバーも来高し、激励してくれて感謝々々である。
 コーディネーターは大西正裕氏で、平成初期に参議院高知地方区で共産党公認候補として出馬したベテラン活動家。私と同じ土佐清水市の出身で、党派を越えて親交のある仲だ。集会の狙いは、間近に迫る参議院選挙に民進党党員だが、無所属・野党統一候補の大西聡氏の情況が、高知では野党協力が成功して盛り上がっているのに比べ、出身地の徳島では勢いが出ない。そこで私と対談することで、政治に対する心構えと参議院選挙勝利への戦略戦術を勉強することであった。私の話の要点を紹介しておきたい。
 
(国政選挙に挑戦する覚悟を訴えろ!)
 
 最も大事なことは、人間としての覚悟と政治家としての腹構えを有権者に理解してもらうことだ。私の人間としての覚悟は清水高校時代の恩師・美馬敏男先生の「思想は保守でも革新でもよい。本流で生きよ。本流の人間は自分が不利になった時、嘘をつかず真実に生きる。亜流の人間は不利になると嘘をつく。これが社会を劣化させる」であった。有権者から「この人は嘘をつかない、誠実だ」と理解してもらうことだ。「政治家になる心構え」についてだが、私の体験を申し上げるので参考にしてもらいたい。 
 私は平成4年に参議院高知地方区に出馬した時、自民党と公明党の推薦だった。衆議院事務局・委員部長を務めていたとはいえ、永田町では名が知られていても高知では通用しない。当時、自民党にリクルート事件とか疑惑事件の「政治とカネ」で、国民が政治不信を持っていた。そこで私は、自分が国会事務局でいろいろやっていたことは、結局「政治家を堕落」させることだったと、これまでの自分の生き様を「否定」し、これから「自民党政治を改革する。それができなければ自民党を潰す」と「創造的な自己否定」とでも言えることを訴えたんですよ。
 大西聡さんが、地元の徳島で盛り上がらない原因は、ひとつは司法試験に合格して弁護士をやっているエリートであることだ。安保法制反対とか、立憲主義確立と訴えても、民衆は次元の違いを感じるだけだ。司法試験に合格するには、今の憲法の精神を捨てないとパスできない時代だよ。これまでの大西さんのキャリアを創造的に否定できるかどうか、そして、安倍自公政権を倒せない最大の理由は、民進党の政治運営と政策だ。徳島で「民進党を改革します。できなければ潰します」という腹構えを見せると、健全な無党派・勝手連は動きますよ。民衆の心をつかむというのはこういうことだ。
 
(憲法違9条・オバマ大統領の広島訪問など)
 
 この集会では憲法9条の真意をどう理解すべきか、対談の重要テーマであった。「押し付け憲法」か、「幣原前首相の提案」かなど制定過程論が出た。私はそれらを一喝して、憲法9条の法源はそんな形式論ではない。私は「日本人310万人の戦争犠牲者」の霊的集団無意識と論じてきたが、今は反省している。憲法9条は日本人だけの問題ではない。
 人類は第1次・第2次世界大戦で、戦争で約3千万人の死者を出している。日本国憲法9条を立案し制定する2年間、当時の世界の指導者は真剣に戦争をなくそうと研究した。その成果が憲法9条だ。約3千万人の人類の霊的集団無意識が9条の法源である。これを考えた時、9条を日本という狭い空間だけで議論すべきでない。残念なことに、日本国憲法が施行される1947年5月の直前には米ソ冷戦が始まる悲劇があった。日本人が9条の精神を冒涜したとき、20世紀の戦争犠牲者の霊魂は怒るだろう。
 率直にいって「憲法9条の会」も諸々の憲法学者も勉強不足だ。映画『日本の青空』もそこまで理解していない。9条を持つ日本を、国連軍によって安全保障を確立させようという真剣な協議が国連常任理事国の参謀総長たちが行っていた事実を理解すべきだ。
 
 オバマ米大統領の広島演説で、私が評価する唯一のポイントは「数年の間で約6000万人が(戦争)で死んでしまった」というところだ。おそらく、第1次世界大戦以後、約100年となる。その間の人類の戦争犠牲者の6000万人の霊的集団無意識が、オバマ大統領を動かしたのだ。これが憲法9条を支えているのだ。日本国安倍首相が核兵器の廃絶に対して「道のりが長くて困難なもの」と所感を述べている。これが国連で協議している「核兵器禁止条約」に反対する信条につながる。何もわかっていない。
 私が憲法問題で大西聡氏に進言したのは「安保法制だけが立憲主義に反してるのではない。アベノミクスの〝トリクルダウン〟など、貧しい人は金持ちのおこぼれで食えということだ」。こんな基本的人権冒涜はない。「原発再稼働でも消費税増税」でも、生存権が侵害されている憲法問題だ。高知では先の総選挙で1区では原発再稼働賛成、2区では反対という民主党内対立があった。これでは勝てるはずはない。
 
〇 私の「共産党物語」 6
(議会政治の体制内政党化に苦悩する共産党)
 
 共産党の村上弘国対委員長が活動する時期は、石油危機が始まる時であった。当時の国会法は、通常国会が12月に召集されるように規定されていた。昭和49年が明け、朝日新聞が元旦特集号で前尾繁三郎衆議院議長と河野謙三参議院議長のビック対談を企画した。主要な論点は「共産党は議会政治の体制内政党かどうか」であった。
 前尾議長は半年くらいの体験から「いまの共産党は議会政治の体制の中で政治をやろうと懸命に努力している。ただ、国や国会の行事の中に、戦前の慣習を続けていることにどう対応していくかという問題もある」と発言した。保守本流の政治家で、京都の選挙区で共産党の支援で知事を続けている「蜷川府政」に困り抜いている前尾議長の発言だけに、当時は国民的話題となった。
 一方で、年初に行われる衆議院議長が主催する各党個別の懇親会で、酒の入った前尾議長が、不破書記局長らに「君らの弁証法理論に誤りがある。ヘーゲル哲学を勉強し直せ」と難癖をつけ、共産党幹部を困らせる場面がしばしばあった。
 第72通常国会は、石油危機による国民生活への対策が与野党の協力で行われた。それが落ち着くと、自民党は懸案の「靖国神社法案」(自民党衆議院議院全員提出者)を、4月12日、衆議院内閣委員会で強行採決した。本会議に上程する権限は議長にあり大混乱となる。前尾議長は冷静にこの法案が憲法違反で有ることを見抜き、5月25日まで43日間、本会議に上程せず参議院で確実に廃案にできることを確認して送付した。自民党から抗議を受けたが、村上弘国対委員長から評価を受けたことを記憶している。
 通常国会が終わり、7月7日には第10回参議院通常選挙が行われた。自民党は歴史的金権選挙を行い、与野党伯仲状態となる。共産党は全国区で8名地方区5名を当選させ、非改選を合わせて20名(改選前11名)の議席を得た。この参議院選挙を機に、田中自民党政権は急速に衰えていく。
 9月2日、前尾衆議院議長は与野党国対委員長とともにニュージーランド国会議長とオーストラリア下院議長の招待で親善旅行に出発する。福田一(自民)・楯兼次郎(社会)・村上弘(共産)・伏木和雄(公明)・池田禎二(民社)のお歴々である。共産党の初参加で話題となる。この前尾議長と各党国対委員長の海外旅行が、帰国後に私が原因で大問題が起きる。
 
 議長が海外に公式派遣となると日本大使館が公式食事会を開き、そして招待国の議長が公式晩餐会を行う。間の悪いことにすべての席で、村上弘国対委員長の隣の席が私だった。まず、オーストラリアの日本大使館の夕食会の食器(皿とグラス)に菊のご紋章があるのを村上委員長が「憲法違反だ」と私に文句をいう。「これじゃぁ、体制内政党とはいえない」と私が冷やかすと、怒ること、怒ること。
 問題は、ニュージーランド国会議長主催の晩餐会で、それぞれの議長が、乾杯の出だしに、日本側は「女王陛下のため」といい、先方は「天皇陛下のため」というのが慣例である。そこで、同行の日本側の通訳に私が指示して、先方の「天皇陛下のため」を、「日本国民のため」と通訳することにした。この晩餐会はこれでなにごともなかった。ところが帰国後、楯社会党国対委員長が、「共産党の村上が天皇陛下のために乾杯した」と、『週刊朝日』に話し報道された。村上国対委員長は、私が漏らしたと誤解して大問題となる。                  
(続く) 
 
 
 
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生活の党 機関紙 第36号をホームページ上に公開いたしました。

2016年06月03日 09時57分04秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

 

機関紙第36号ホームページ公開
機関紙 第36号をホームページ上に公開いたしました。

1P
◆小沢一郎代表 巻頭提言
「野党は心を一つにして国民に本気度を示せ!」
◆スペシャル・レポート 山本太郎代表

2P
◆第190回国会活動報告 谷亮子副代表、玉城デニー幹事長
◆第24回参議院議員通常選挙候補者推薦一覧
◆地域の活動 のざわ哲夫東京都第1区総支部長、末次精一長崎県第4区総支部長
◆日米国際交流DP21

機関紙36号

機関紙第36号

特集 生活の党 機関紙
 
 
 
 
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