かなたんの更年期を楽しむブログ♪

ただいま 更年期真っ最中のアラフィフ女デス
自分のこだわり・思うコトなど
独断と偏見で言いたい放題綴ってマス 

歌丸さん

2018年07月07日 16時42分49秒 | 日々の出来事

桂歌丸さんが 月曜日に 

お亡くなりになられました

心よりご冥福をお祈りしたいと思います


子供の頃 毎週日曜日の夕方

座敷のテレビには笑点がついてました

三波伸介が司会をしていた時代です

ブルドッグみたいな凄みのある三波伸介が

「座布団ぜんぶもってけ!!」

と、不満気に言い放つ姿が面白かったものですが

林家こん平ちゃんのオレンジ色の着物

きく丸さんの黄色い着物など

それぞれの着物の色が 

戦隊ヒーローの色みたいに印象的で

そんな中で 一番お気に入りだったのが

黄緑色の桂歌丸さんでした

とにかく 歌丸さんは黄緑の着物がお似合いでした

ご本人の落ち着いた雰囲気にとっても合っていました

歌丸さんは 独特の雰囲気を持っていて

なんというのか 色気がある喋り方というか

男性でありながら どこか女性的な品のある物言いが

不思議と魅力的な方だなぁ、と幼心に惹きつけられました

歌丸さんは 年を重ねるごとに 素敵になっていかれて

ここ数年は ますます笑顔がキュートな男性に

なられたなぁ・・ と、テレビで拝見するたび

思っていました

十数年前に 新聞の記事で

歌丸さんが横浜出身と知りました

しかも真金町の遊郭街で育ったというから驚きました

真金町というと

横浜市営地下鉄でいうなら 

酉の市で有名な「阪東橋」付近ですが

その記事には黄金町出身とありました

記事を読んだ時

歌丸さんと黄金町が、ワタシの中で 

つながらなくて

「ん(。´・ω・)?」

と、一瞬 思いました

黄金町といえば 

今は随分変わりましたけど

ワタシが子供の頃は

あまり女の子が1人で歩かないほうがいいかも・・

というようなイメージがありました

京急の黄金町の駅を出ると真横を

桜で有名な大岡川が京急線に沿って流れているのですけど

その頃の大岡川は臭くて汚いドブ川で

とにかく川の色を成していませんでした

しかも、黄金町付近は桜じゃなくて

柳の方が目立ってて

髪の長い女の幽霊でも出るんじゃないかというような

おどろおどろしい感じでした

川沿いには「黄金劇場」という

みるからに それ風の大きな汚い看板が

ババーンッとそびえていたり・・

あんなに品のよい感じの歌丸さんが

黄金町近辺で生まれ育ったとは・・・

と・・ちょっと驚いてしまった反面

とても気さくで人情味のある気質は

まさに南区育ちの方にみられる典型的な性格だわ・・と

妙に納得してしまった部分もありました

歌丸さんに言わせると横浜は全部「下町」とのことですが

そんな中でも南区は すごくイイ意味で下町だと思います

南区は仕事で何か所かお勤めしてきましたが

とにかく みなさん面白くて温かい(そしてお節介)

ご近所付き合いとか町内会の催しとかお祭りとか

横浜橋も弘明寺も商店街は活気があるし

昭和のよいものが まだ残っている

そんな感じの町に見えます(ワタシには)

ただ・・それだけに

横浜市内でもかなりの高齢化地域だと

思います・・(多分・・いや絶対・・)

  ・・今はそれに加えて外国人も多い気がします

歌丸さんは 横浜育ちという事に

誇りを持っておられたそうで

落語のしゃべりも江戸の言葉を使わなかったそうです

どうりで・・・

ワタシにとって馴染み深くて聞きやすかったハズです

幼い頃から歌丸さんは好きでしたが

落語好きというわけでもなかったので

三好劇場も行ったことがありませんでした

早乙女太一みたいな役者さんの写真やらを持って

「行ってきたわよ~!ステキだったわ~!」と

鼻息も荒く語る御姉様(ワタシの年齢からみて)から

三好劇場の魅力を耳にすることはあったものの

観劇・・とまでは気持ちが行かず

てか・・・ 

こんな風にハマっちゃっうかもしれない自分を

見たくなかったってゆーか

でも・・今となっては

こんなに近い場所で歌丸師匠が出ていたのに

なんで行かなかったの? ワタシはバカよ!

大バカ者よっ!(*ノωノ)

と 激しく後悔しております・・・

ここ数日 歌丸さんの追悼番組で

落語を何席か視聴しましたが・・・

落語って・・・

おもしろい( ゚Д゚)

おもしろいじゃないさ~(/ω\)

          👆あえての横浜弁

しかも歌丸師匠の落語は

ものすごくわかりやすい!!

うわー うわーん!

なんで 聞きに行かなかったんだ~

バカバカバカーー

お話も おもしろいけど

扇子の使い方から始まって

色々な仕草、ちょっとした手の動き!!

まるで「ガラスの仮面」の一場面じゃないですか~

月影先生が観客席の一番後ろの中央扉の前で

「フフフ・・・見事ですよ」

と目を光らせて笑っている

そんな情景までもが浮かんでしまいました

本当に落語を愛し

その普及に人生全てを捧げた凄いお方なのだと

今更ながらですが 心底思いました

 

明日 PM2:00から NHK Eテレで 

桂歌丸師匠の落語「紙入れ」が放送されます

お時間ある方は

ぜひぜひ


 





 




 




 




 





 


 













最新の画像もっと見る

コメントを投稿