リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

クロヨナがあちこちで咲いてます!

2017年10月06日 | 何でも

クロヨナ(マメ科)の花がアチコチで咲き誇っています。ピンクっぽかったり紫ぽかったり、場所によって微妙に色が違います。クロヨナの豆は海を使ってバラ撒く海流散布で、普通はマングローブなどの水辺にあります。しかしこのクロヨナが生えていた場所は海沿いでも川沿いでもありません。かなりの内陸にありました。さぁ、何故でしょう? 

はい、オイラのブログでちょうちょく出て来る「海進」時の名残ですね。今回の場所は海抜数mなので縄文海進時位にこの場所に生えてた物の子孫でしょう。なかにはもっと高い山中に生えてる時もあります。地球の長い歴史の中で海の高さは何度も変わっています。石垣島で言うと80m位高くなった時代もあれば、100m位低くなった時代もあります。そんな時代のその場所に生えていた子孫が今でも残っていたりするんです。もちろん、あなたの住む地域にもそんな地球の歴史の後が残っているはずなので探してみて下さいね! どうしても分からない時はタモさんが自分の地域に来てくれるのを待ちましょう(笑)。

所でヨナ(ユナ)とはどういう意味でしょう? 実はこれ沖縄の方言で砂浜とか砂地とかの事です。ですから与那国とか与那原、与論島などの地名や、海岸に生えてるユーナ(標準和名・オオハマボウ)などはそこから来てると言われています(ユーナが生えてる所が砂地なので、そういう場所をユナと呼ぶ様になったと言う逆説もあり)。ただ地域(島)によってユニとかイノと言う所もあります。で、クロヨナの名前の由来は黒っぽいユーナでクロヨナになったとか。 ちなみに今年は閏月があるので1か月ほど遅れて咲いてます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トンボ柱

2017年10月04日 | 生き物

ジョギング・散歩に行くコースの一つに田んぼコースがありますが、田んぼとか川のそばを通ると蚊柱とか虫が湧いてる事って良くありますよね。そういう所を通ると口の中に虫が入ったりしてきて気持ち悪いんですが、この時は違いました。物凄い数のトンボがいるなぁと思ってよく見てたら湧いてる虫を次々と食べてくれてます。 

実際はトンボ柱って言うくらい集まってたんですが、この画像の様にレンズの近くをトンボが飛んで大きく写らないと何だかわからないので、数よりこの画像を選びました。

以前、昆虫の先生・Wさんと川辺で話してる時にやはり物凄い数の虫が湧いてたんですが、「こう言うのをトンボが見つけると、あっという間に集まって来て、凄い勢い食べちゃうんだ」と話してくれました。まさに今がそういう時で、画像では分かり辛いですが、小さい虫をドンドン食べてます。改めて「あ~、トンボってほんと益虫なんだなぁ」と再確認しました。ヤゴの時代もボウフラなどをドンドン食べてくれます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トサカメオトラン、今度は引きで撮って来ました

2017年10月02日 | 山が好き!

前回花のUPだけを撮ってしまいこの花の特徴である逆さまに咲くと言うが全然分からず終いでしたが、今回また新たなトサカメオトラン(ラン科)を見つけたので載せておきます。何で逆様に咲くかは良く分かっていませんが、こう言うのって大抵子孫繁栄に関わって来る事が多いので、こランの受粉をしてくれる生き物の都合に合わせてこうなってるんじゃないかなぁ、と思います。

開花時期にかんしては6月から10月と色んな事が書かれていますが、オイラが見つけたエリアでは2本とも9月の後半です。2本とも「えっ?、こんな場所に?」と言うような人の手が入ったような所でした。他のランでも多いんですが、工事や草刈りなどで周りの草木が刈られ地面まで太陽の光が注いだ時、ジッと機会を伺って我慢しながら眠ってた埋土種子が芽を出し、この時こそと数ヶ月後に花を咲かせ、また次いつチャンスが巡って来るか分からないので急いで子孫を残そうと頑張るんでしょう。もちろん自然界での本来の姿は何らかの原因で大木が倒れ、薄暗かった林床に光が注ぎ、そこにランだけでなく色んな植物達が我先にと目を出し立ち上がってくるんでしょう。オイラ達人間の都合で常にそこに居て貰うには、ランの周りの下草刈をして、適度に日光が射す状態を作ってあげないといけないのかも知れません。ちなみに明る過ぎるのもダメなんですけどね。

実はオイラが良く行くコースの途中、道から少し藪の中に入った所に数種のランが纏まってあります。そしてどう言う訳かそのラン達の周りの草木が広い範囲で鎌で刈られてるんです。どう考えても定期的に誰かが来てラン以外の草木を刈ってるとしか思えません。そこではずっとランが育っているので、間違いなくこれは好きな人がやってるんでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする