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宮良集落にある湧水「くみまんかー」

2020年11月28日 | 何でも

宮良集落にある「くみまんかー」です。「カー」と言うのは井戸の事や川の事を言います。石垣島にはいわゆる掘井戸もありますが、斜面を斜めに掘って水脈まで下りて行く横井戸(ウリカー(下りカー))、水面まで螺旋状(すり鉢状)に下りて行く井戸など色んなタイプが見られます(このタイプは関東などにもあり地域によっては「まいまいず井戸(カタツムリ(蝸牛)井戸)」と言う面白い呼ばれ方をしています)。

歴史的にはもちろん自然に湧いている泉やキレイな川の水を飲むのが古いと思いますが、その次は横井戸(ウリカー)で、皆さんが良く知る掘井戸(掘抜井戸)は井戸の最終系だと言われます。まぁ技術的なものでしょうけど諸説あり、と言う事で(笑)。

ちなみに井戸の表記を平仮名で書いたのは、画像の右上にある石碑にそう書いてあったのでそれに従いました。この井戸は湧水を貯めるタイプの井戸です。以前はチョッと離れた場所にあったと言う話を聞きましたが定かではありません。普段はご覧のよう水は少なめ、雨が続いた後はそばの農道まで溢れ出る程の湧水量にります。近くにある他の井戸も同じような状態でした。
ところが何人かのオジィ、オバァに話を聞いたところ、「昔は何時でも豊富な水が湧いていた」「それが土地改良を行ってから徐々に減ってきて今のようになった」との事でした。「今でこそキビ畑ばかりだが、昔この辺りは田んぼが多く、あちこちで水が湧いていて湿地の様だった」と言う人もいるくらいです。

それがなぜ今のこのようになってしまったのか? 当たりは付けているんですが、まだ不確かなのでもうチョッと調べてから書きたいと思います。おそらくこれからの石垣島に深く関係してくる内容になると思うので。

#リフトアップ石垣島エコツアー

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