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千本(脚)ガジュマル、の続き

2013年03月08日 | 何でも

千本(脚)ガジュマルの周りや行くまでの間にも良い感じの樹が沢山あります。 これもガジュマルですが左側にグワッ~と伸びてます。 ティダ争いをする他の樹が無いのにどうしてだろう? 撮影時は気にしてなかったけど、昔は周りにもっと樹があったのか、それとも若い頃に倒れてそのまま頑張ってるのかな? ところで、不思議とガジュマルの側にはクワズイモが頑張ってます。 クワズイモはアレロパシーに強いのかな?

次は千本(脚)ガジュマルの縦撮りですが、このガジュマルが凄いのは支柱根だけでなく枝の伸ばし方が凄いです。 だけど他のガジュマルのように枝の先に支柱根が出てません。 構造計算的に本体付近に多くの支柱根を出す事によってこれだけ長い枝を伸ばす事が可能になったのかも知れませんね。 細い支柱根数本を束にした柱が家を作る時のように良い具合に何本も立っていて、しかもその柱を梁で繋げるように横枝があり、筋交い的なものまであります。 コンパネで屋根と壁を付ければ住めますよ(笑)。

今度は全然たいした事ないじゃんっ、て思おうかも知れませんが、この二股の樹には面白い昔話があって、良い子はくぐり抜ける事が出来るけど、悪い子が抜けようとすると脚がグッと狭まって挟まれ、そこから出れなくなってしまうと言うお話です。 話の結末には色々あって一番怖いバージョンは、「大人から行ってはいけないというのに遊びに行って樹の股に挟まれ、そのまま村に帰ってくる事は二度と無かった、樹の一部になってしまい今でも良く見ると木肌にその子の顔がが・・・」、うわぁ~、怖い~!、恐ろし過ぎるのでこの話は子供に話さない方が良いでしょう(笑)。 最後は子供がゴメンなさいしたら助かったバージョンにしておきましょう。  

これも違うガジュマルで、岩の上で発芽してしまい、土台の琉球石灰岩を覆いつくした状態です。 その根っこは植物と言うより動物的で今にも動き出しそう。 生きてる!って感じです。 夜に行ったらさぞかし怖い場所ですが、以前何度か海亀の調査の帰り、この森を通ってる事を思い出しました。 だけど暗くて良く見えないから怖く無かったけど(笑)、明るい月夜の日だったらさぞ怖かったでしょう。  

石垣島の巨木・銘木はまだまだ沢山ありますが、人が行かない山中や海岸林にはまだまだ凄い樹が沢山あるに違いない! また見つけたら紹介しますね。   

コメント
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