株式会社 生活ネット研究所/株式会社 PCO

生活ネット研究所/PCOのブログです!

新しいつながりを提案します

2011-02-25 00:08:54 | Weblog
「ニュースタッフ」です。

私がこの1年間参加していた富山市青年元気塾が閉塾しました。

5月から始まった第6青年元気塾ですが、約10カ月の活動の成果を市長の前で発表しました
今年の元気塾は、「食」、「地域」、「賑わい」のテーマのグループに分かれ、
「青年の力で富山市の魅力を発掘しよう」をテーマに話し合いを進めてきました。

私の所属する「地域班」は、富山のまちなかを拠点とした「富山まち学校」の設立を提案しました
再開発される旧大和跡地に学校校舎を置き、誰でも授業に参加できるよう、
さまざまな科目の授業を展開するものです。もちろん、それはただの授業ではありません。
富山まち学校は、富山力をあげ、新しいつながりを生むことを目的としています。

授業には、富山のことをもっと理解するため、単発で気軽に参加できるレクチャー型授業と、
提案や成果物の制作を通して強いつながりを生み出すことを目的とする、
半年~1年間のワークショップ型授業があります。
また、授業のほかにも部活動、生協、学校寮など、それぞれが特徴をもった仕組みになっています

発表は10分間、市長と大勢の来賓の前で行いました。
市長やまちづくりのプロである来賓の方々の前で発表する企画としては、
とても幼く、夢物語な点も多々あったかと思います。
しかし、直前まで話し合いを重ねた結果が現れ、私たちの想いのこもった発表になったと思います
強い想いをもつ7人の意見を1つのおもしろい企画にまとめ上げることは非常に難しく、
衝突したこともありましたが、1つ1つの単語やイラストすべてに意味のこもった発表に仕上げることができました。

「新しいつながり」を提案した地域班でしたが、地域班自体につながりが生まれたことを実感しました。
青年元気塾は閉塾してしまいましたが、このつながりをいつまでも大切にしていきたいです

海洋ごみについて考えました

2011-02-24 22:46:01 | Weblog
「ニュースタッフ」です。

先日、海洋ごみについての会議とフォーラムが開催されました

ボルファートとやまで開かれた「海辺の漂着物関係者会議」では、
国内沿岸地域の自治体と中国・韓国・ロシアからの関係者が出席し、
それぞれの地区の海洋ごみの状況や取り組みの事例発表を行いました。

翌日に開かれた「海洋ごみアクション・フォーラム」では、
県内の6つの高校の生徒70名が参加し、
各校の取り組みをプレゼンテーション形式で発表、
そのあとはグループに分かれて環境保全について学生自ら考える時間を持ちました。

富山県は氷見ブリ、ホタルイカ、シロエビに代表される海の幸や、
おいしい水が有名であり、海洋ごみは県として、とても重要な問題です
また、それは「富山県」だけでなく、北陸、環日本海、世界の問題でもあります。

地域を越えて、問題を解決するために活発に意見を交換し合えた機会となったことが、
印象的でした

生活ネット研究所は20周年を迎えました

2011-02-06 00:07:04 | Weblog
「ニュースタッフ」です

生活ネット研究所は、2月4日に20周年を迎えました

当社は20年前に広告・制作会社としてスタートし、
その10年後にコンベンション関連のPCO事業が加わりました。

創立記念日には、20年というおめでたい日を祝うため、大きなホールケーキを注文し、
みんなでいただきました

これからも、30年、40年と続いていくよう、
私自身もがんばりたいと決意を新たにしました!
今後とも生活ネット研究所をよろしくお願いいたします


大学でコンベンションに関する講義をしました

2011-01-21 00:09:49 | Weblog
「ニューススタッフ」です。

今日は富山国際大学で、特別講師として授業をしてきました
現代社会学部の観光専攻の学生約50名が出席する「観光ビジネス論」の授業で、
コンベンションをテーマに話しをしました。

夏に開催したコンベンション化フォーラムを具体例に挙げて、PCOの業務を紹介したり、
観光庁が取り組んでいるMICEの状況を世界と比較したり・・・
「コンベンション」とは何か、「PCO」とはどんな仕事なのか、
「MICE」ってどんなことを表しているのか・・・、
きっと学生にとっては、今日初めて聞く単語も多く、簡単な内容ではなかったかと思います。

観光専攻の学生たちですので、きっと将来は観光分野・サービス業の仕事につきたいと思っている学生も多いかと思います。
観光の仕事と言っても、就職先は、旅行会社や航空会社、ホテルだけではありません。

今日の私たちの講義を聞いて、PCOという職種が存在を認識し、
「PCOってなんだかおもしろそうだな」と思ってくれた学生がいれば嬉しく思います

組込み総合技術展 Embedded Technology 2010に行きました

2010-12-09 12:22:59 | Weblog
「ニュースタッフ」です

パシフィコ横浜で開催されていた「Embedded Technology 2010」に行ってきました。
参加者のべ30,000人という世界最大級の組込み総合技術展で、
会場には多くの企業がブース出展し、
講演やプライベートカンファレンスも合わせて開催されていました

最先端テクノロジーに欠かせない組込み技術を紹介するため、
各企業は次世代デジタル家電、携帯端末、ロボット、各種産業用機器などを積極的にPR
MPI Japan Chapter 15th ANNIVERSARY Seminarで
ITツールについて学んだばかりの私は、
富山でのコンベンションに活かせそうな製品に興味津々でした

今回の展示会では、デジタルサイネージを扱う企業は多く、
顔認証システムやタッチパネル式などさまざまな特長のものを見ました。
すでに品川駅には顔認証システムが搭載されたものが設置されていて、
性別や年齢を読み取って、より適切なデータを表示しているとのことです。
日本での設置は、まだ多くはないのかもしれませんが、
韓国では公共施設のいたるところにタッチパネル式のサイネージがあり、
観光、交通、飲食店情報が提供されています

富山でも新技術を上手く取り入れ、
地元の方もコンベンション参加者も喜ぶ街にしていくことが大切だと感じました。


MPI Japan Chapter 15th ANNIVERSARY Seminar に出席しました

2010-12-08 13:15:00 | Weblog
「ニュースタッフ」です。

MPI Japan Chapter主催のセミナーが六本木アカデミーヒルズで開かれました。
MPIとは、Meeting Professionals Internationalの略で、
世界64ヶ国のミーティング専門家約24,000名の個人会員が加盟する世界最大の国際非営利団体です。
プラナー及びサプライヤーとして実際に活動している専門家の方が、
積極的に学習しようと取り組んでおられます。

15周年を記念して開かれたセミナーの特別講では、
世界中のMICE業界で利用されているITツールをご紹介いただきました。

会議中に、参加者が小型リモコンで発信するアンケートの回答を瞬時に集計・表示するシステムや、
画面上で手書き文字やワード、エクセルの共有が可能で、
同時に100名が参加できるweb会議システムをデモンストレーションいただきました
いずれも参加者の意見をリアルタイムに会議に反映させることが可能で、
より効率のよい会議に役立ちそうでした。

他にも情報発信に役立つシステム等、初めて耳にするものもありましたが、
無料で、工夫次第ですぐに使用を開始できるものも多くありました
一見、大規模コンベンションの数が少ない地方都市では、
新ITツールの利点を最大限に活かせないのではないかとの懸念もありそうですが、
誰もがネットにアクセスし、情報を手に入れるため社会では、
積極的にITツールを利用し、情報発信をしていかなければ、ユーザーから選ばれるチャンスを逃してしまいます。
富山からの発信で世界中で情報を共有できる時代であるため、
地方こそITを強み活かし、不利点をカバーし、強みをさらに増強すべきであると感じました

長野市を視察しました

2010-12-07 23:28:48 | Weblog
「ニュースタッフ」です

先日、私が参加している富山市青年元気塾で、長野市へフィールドワークにいってきました。
自然、農林産物、観光地などの既存資源を利用し、
「地域ブランド化」に取り組む長野市産業振興課にヒアリングし、
私が所属する地域班が目指す「富山の魅力の向上」の企画へ反映させることが目的です

長野市では、県外者に「長野と言えば○○」という認識を根付かせるため、
長野市産業振興ビジョンの振興計画として重点プランを策定されました。
長野ブランド育成プランはそのうちの1つです。

まず、長野市に対する都市イメージを把握し、長野ブランドとして創出・育成すべきものを選定するために、
全国向けにアンケートを実施した結果、
善光寺をベースとした「観光ブランド」と食を集積した「地場食ブランド」の提言に至ったそうです

それを受けて、商工会議所が、おやきに特化したパンフレットの作成したり、
長野市農業公社が中山間地活性のため、当地で栽培された農産品を販売したり、
青年会議所がB級グルメによる地域活性化のため、新メニューの開発支援から販売・PRを推進されているようです。

長野市では、誰にでも受け入れられやすい「食」から導入し、
その他の分野への相乗効果、そして長野市全体の向上のため取り組んでおられます

私が印象に残ったのは、
「まちづくりの実施者は行政ではなく、事業者や市民」ということです。
富山市というまちを作っていくためには、まちを構成する市民が各分野で活動していくことが必要です。
長野市では「若者」よりも、外郭団体が積極的にまちづくりに取り組んでいるようですが、
富山では青年元気塾のようなグループや大学生による活動も盛んです。
大和跡地再開発、新幹線開通等を控える今、若者の視点を最大限に活かし、
“生きるまち”づくりを進めたいです

コンベンション化フォーラム報告書を掲載しました

2010-11-25 13:17:04 | Weblog
「ニュースタッフ」です

8月2-3日に富山国際会議場で開催しました「コンベンション化フォーラム」の報告書ができました。

フォーラムの開催から数カ月たった富山ですが、
まちには当月開催のコンベンション名を案内するポスターがいたる所に貼られていたり、
コンベンション客向けのランチマップが発行されたりと、
フォーラムをきっかけに、まちが「コンベンション化」しているような気がしています

報告書では、4人の先生の講演内容のほか、3つの分科会で挙がったポイントや写真をご覧いただけます。
当社HP(トップページ右)の「コンベンション化フォーラム」の画像をクリックください

今回参加頂けなかった方も是非お読みくださいね

外国人観光客が日本で不便に思うこと

2010-11-04 11:30:34 | Weblog
「ニュースタッフ」です

朝のニュースで海外観光客からみた日本の特集を見ました。
話題は中でも、「外国人が感じる日本の不便・不満」でした

海外からの観光訪問先として、日本は人気のディスティネーションかと思っていましたが、
実は訪問観光客数は1位のフランスには程遠い33位です。
アジアの中でも、タイ、マレーシア、韓国、中国などが日本を上回っています。

さて、日本に来た外国人観光客が不便に思うことは何でしょうか?

・・・トップ1は、「英語が伝わらない」でした

学生の頃から、「英語」を苦手としていた人も多いかもしれませんが、
たとえ片言であっても、日本語であっても、外国人と話すことをためらう日本人は多いようです。

以前、ベルギーに旅行した時、滞在するホテルへの道が分からず、
夜に大きな荷物と地図を持って迷っていた時、若い黒人に話しかけられたことがあります。
その男性は、フランス語で「どこに行きたいのですか?」と言っているようでした。
英語の話せない彼と、フランス語の話せない私でしたが、
その男性は何とか私のホテルを見つけようと、
英語の話せる人を探してくれたり、フランス語で知人に聞いてくれたりしてくれました。

そんなやりとりで、私のベルギーに対する印象はとても良くなり、
また行きたい国の1つになっています

流暢な英語を習得することも、観光客やコンベンション客の受け入れの強みになると思いますが、
言語を恐れずに「もてなしたい」という気持ちがまず大切だと思いました。

海外へ発信する「くすりの富山」

2010-11-02 15:25:08 | Weblog
「ニュースタッフ」です

先日、森市長と富山県薬業連合会の「富山-イタリア薬業交流訪問団」が、
ローマ近郊のポメイツィアにある研究開発型医薬品企業「シグマ・タウ社」を
視察したという新聞記事を見ました
シグマ・タウ社は、腫瘍や白血病、メタボなどに特化した医薬品を製造し、
難病治療薬の開発に力を入れている企業です。

また、視察に引き続いては、「富山-イタリア製薬業界交流」に初参加し、
イタリア製薬業界との意見交換を行ったり、
訪問団メンバーの数人は、スイス・バーゼル地域に向かい、
先日行われた「富山・バーゼル医薬品研究開発シンポジウム」の
第2回目の開催に向けての協力要請を行ったとのことです

富山県の医薬品産業の歴史は、売薬さんが活躍していた300年以上前にもさかのぼり、
その長い歴史から現在も「くすりの富山」としても有名ですが、
過去だけでなく現在、そして将来も「くすり」を通して、
富山県がさらに発展できるよう、グローバルに歩み出していることをうれしく思います