ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

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新元号(令和)は梅の香りのように

2019年04月06日 | 心の筋力トレーニングを続けよう

梅が清々しく香る頃」を過ぎ、
 4月1日になって、新元号「令和」が発表になった。

出典は万葉集とのことだが、
初春に清々しく香る、あちらでの母の名前にもどこか似ている。

初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ、
梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす

 

”自分の感情を理解し、マスターしようとする人にとても役立つと思います。”
という序文に惹かれた。
”ものごとの見方を変え、たとえ打ちひしがれている時でも、
気分を改善し、生産的に振る舞えるように訓練を行います。”

 1980年にこの本が出版されて以来、
認知行動療法とその背景にある感情障害の理論が世界中の研究機関で主要なテーマになっているといいます。

認知療法(Cognititive Therapy)の核心となる大原則は、
感情とは人が自分自身に与えるメッセージから生じるものであるとのこと。

実際、思考は多くの場合、人生における現実の出来事よりも、
はるかに我々の物の感じ方に大きく関わり、

思考が感情を生み出していることに変わりはありません。

うつ病者の自己評価、期待と実際の業績(たいていは素晴らしいものです)との間には
大きなギャップがあることが明らかになりました。

ー まるでPCIDSSのギャップ分析みたいだが、
 ギャップ解消ではなくギャップを生まないようにすれば尚良い。

哀しみは、当たり前の感情であり、
優しく望ましいもので、人生に深みを与えるもの。

しかし、凍りつき、そのまま留まり、”もうおしまいだ”って風になって、
自分が哀れでどうにもならなくなるようになると、
人はうつへと陥れられる。
哀しみとうつとを分けるものは、歪んだ考え(思考)で自己評価を下げてしまうこと。

歪んだ考え方だけが、あなたから希望や自尊心を奪う。

自分の意見、知性を尊重できれば無価値ではない。もし人が褒めてくれれば儲けものだ。

うつ病が個人のダメさ加減に対する罰であると考えることは
肺炎がそうであるように、「本当の自分」とは何の関係もなく、道理に合わないことなのです。

成功と幸せは同一のものでない。成功は幸せを保障しない。
中年期、あるいは初老期には幻想が崩れてくるので、治療を求めるケースが増えるのだという。

歪んだ考えを直す方法として、この本では、自動思考の日常記録を勧めています。

書くことによって、あなたを挫折させている根拠のない考えは、論理の灯にさらされます。
そして、考えの歪みを正確に見極め、助けとなる答えを引き出すことができるのです。

あなたが完全主義的で、非現実的で実現不可能な、自分だけの標準と暮らしているのなら、
モンダイは行動の中にあるのではなく、それを測るモノサシの方にあるのです

成功ではなく、あなたの考え方こそが気分を決める鍵。
あなたは自分「自身」とか、自分の「価値」を失ってしまうことを怖がっているのではないですか?
何を怖れているのですか。どんな怖いことが起こるというのでしょう。
大切なのは向き合い行動することであって、
「本当の自分」とか「個人の価値」という
まやかしの蜃気楼ではないのです。

だから、成功によって自尊心を満たそうなどと
空中楼閣を追うのはやめるべきです。

Some folk's got a vision of a castle in the sky
And I'm left stranded, wondering why.

 1997 McCartney Making of Flaming Pie Part 3/4

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