今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

10年

2021-03-11 | いろいろ
東日本大震災から今日で10年、今年も3月11日がやって来ました。

この日近くになると、マスコミで当時の映像や今の状況が報道されます。
10年というととても長い時間ですが、映像を見ると当時のことをありありと思い出し、
誰もがその瞬間の恐怖、その後の苦労を今でも逐一話せるほど忘れられない出来事です。
地震だけで、せめて津波と原発爆発が無かったならば・・・と繰り返し何度も思います。

被災された方々は、少しでも前へ進めた10年間だったでしょうか?
我慢強く人情味あふれる東北の方々の苦労を思うと、心が苦しくなります。
現在放映中で、毎回心を強く動かされるTVドラマ『監察医 朝顔』は、
震災で行方がわからなくなった母の「生きた証」を追い求めるのが一つのテーマです。
母の死をきっかけに主人公は監察医となり、祖父と父は母の遺骨をずっと探し続けます。
見た目の復興だけでは元通りになったとは言えず、ずっと震災は終わらないのですね。

私は10年前と同じ仕事を続けられ、年齢相応に健康に暮らせて有難い日々ですが、
30歳過ぎの我が子2人は大学を卒業し、就職、結婚、それぞれ二人の子どもの親になるという、
人生の一大事をすごした10年間。
義父と実母を見送り、孫が4人誕生するという、家族の変化もありました。

あの日から、私は大切にするものがより一層モノからコトへと変わりましたが、
昨年からのコロナ禍で全く「コト」を楽しむことが出来なくなりました。
でも、いつか必ずこの混沌は終息するはず、そのために今自分が出来ることをしなければ!
大震災、さらにコロナと、価値観や社会の仕組みが様々に変わっていることを感じます。

画像はベランダのバラ咲き(八重咲き)プリムラ・ジュリアン、
変わらないように思える自然も、こんな新種が生まれています。
 

桃始笑

2021-03-10 | いろいろ
画像は庭で採れたフキノトウ、ほのかな苦みに春の訪れを感じます。

今日からの5日間の七十二候は
【第八候】 啓蟄 次候 「桃始笑(ももはじめてさく)」桃の花が咲き始める頃。
「笑」と書いて「さく」と読み、つぼみが開き花が咲くことを「笑う」と表していて、
芽吹きでの春の山の様子も、春の季語で「山笑う」と表現しますね。
実際には桃の蕾はまだ固く、開花まではもう少し待たなければなりませんが、
春の移ろいは「梅」から「桃」へ、そしていよいよ春の代名詞「桜」へと移り変わります。

我が家は、今、素敵に花盛り♪
 
今年のシクラメンは2回目の花の盛りを迎えています。
 
昨年のシクラメンがこんなにたくさん綺麗に咲いて、とっても嬉しいです!!

国際女性デー

2021-03-08 | いろいろ
今日3月8日は国連が定める「国際女性デー」だそうです。
社会、文化、ビジネスにおいて女性の素晴らしい功績をたたえ、
女性の人権や地位向上、ジェンダー平等の社会について考え、行動する目的で制定されました。

画像は、公式HP「HAPPY WOMAN」よりお借りしました。
テーマカラーは「ハッピーイエロー|幸せの黄色で、「太陽」「光」「ミモザ」を表しています。
今日の国際女性デーにミモザの花を贈る風習がイタリアから起こり、
「FESTA DELLA DONNA(女性の祝日)」と呼び、男性から女性にミモザを贈るのだそうです。
イタリア男性らしい?!
ミモザは好きな花なのですが、我が家の庭にはないのでいつか植えようかな。

日本では話題になることがあまりなく、そんなあれこれを全く知りませんでした。
それを表しているのか、女性の働きやすさについて、主要な29か国を評価しランク付けしたところ、
日本は下から2番目の28位!(最下位は韓国でした)
「男女格差(ジェンダーギャップ)報告書」(2019年)の日本の順位は153カ国中121位・・・
先日の「女性蔑視発言」でも露見したように、日本ではまだまだ女性の立場が辛い状況ですが、
社会で大きな問題になり会長が辞任したのは一歩前進したように思います。

テーマカラーの黄色、今の時期は花粉に思えてしまいます。。。
この2.3年症状は軽くて薬も飲まず治ったのかも♪ と思っていましたが、今年はダメかも(涙)
鼻やのどは大したことないのですが、3年前と同じように目がとても危うい状況です!!

蔵書整理

2021-03-05 | 図書館
昨日から、中学校、高校ともに学年末テストが始まりました。
コロナに翻弄された1年間でしたが、何とか大過なく終わりを迎えられそうです。

図書館は、生徒の利用や出入りが制限されたため、今までになく淋しく終わりそうです。
図書館内の蔵書整理、図書の配架を教えられるので今までは図書委員と一緒にやりましたが、
今年は図書委員の力も借りられず、今年度の終わりに向け日々孤軍奮闘しています。
それに伴い、数年ぶりに大々的に古い蔵書(まだあった昭和の文庫!)を除籍しているのですが、
半日やっていると夕方には肩や腕がだる~くなり、翌日には痛くなっている・・・
本は重いので、本を扱う仕事は重労働です。

今日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」、陽気に誘われ土の中の虫が動き出す頃です。
そして今日からの5日間の七十二候は
【第七候】 啓蟄 初候 「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」
戸を啓いて顔を出すかのように、冬ごもりをしていた生きものが姿を表す頃となりました。
暖かだった先日、南向きの窓に足を一本失ったバッタがいるのを見つけました。
バッタも冬ごもりするのですね!?
画像は我が家の庭の馬酔木(あしび)、万葉集にも登場するほど古くから親しまれ、
スズランのような鈴なりの小花が可愛らしいですのが、馬も酔う毒もあるとか!
 
出勤前に立ち寄った公園では、河津桜が満開でヒヨドリが盛んに花の蜜を吸っていました。
春です♪

初節句

2021-03-03 | いろいろ
今日は令和3年3月3日、上巳の節句(桃の節句)です。

先週末、昨年10月に生まれた息子家族チビ姫の初節句祝いをしました♪
4年前の娘家族の孫娘の初節句以来、久し振りに雛人形を出して飾り付けました。

生後4か月になるチビ姫は遠出したのが初めてだそうで、我が家に入ると周りをきょろきょろ、
場所見知りなのかちょっと不安そうでしたが、2歳の孫くんと記念撮影♪
そして、お正月用に準備していたタラバガニや鴨、ローストビーフ、サーモン、カプレーゼ、
 
そして、イクラや数の子、ズワイガニ等魚介てんこ盛りのちらし寿司でお祝いです。
我が子たちが家にいたころはお祝いや集まりの時に必ず作っていたちらし寿司ですが、
今回作ったのは、かな~り久し振り!!
みんなで囲むテーブルは作る気持ちが上がるし、何よりみんな一緒が楽しい!!

その後、2歳のおチビと庭で遊んだり、近くを散歩したりと癒されタイムでした。
今回我が家へ来るにあたって、県都住まいの息子はPCR検査をしてきたそうで、
私たちのことを心配してくれてとっても有難かったです。
それにしても同じ県内の実家へ帰るのに検査が必要とは・・・
こんなことは早く終わって欲しいし、この先2度と起こって欲しくないです。

以前住んでいたベルギーのチョコレート店期間限定手土産も嬉しい♪
 
桜餅は関東風が好みでしたが、食感に慣れたのか道明寺餅も美味しいです。

卒業式&図書館便り 「Library News 3月号」

2021-03-01 | 司書室より
今日は卒業式、新型コロナウイルスの影響でかつて経験したことのない式となりました。
感染予防等を考慮し、卒業生と教職員のみで体育館での卒業式、
広く間隔を取って着席、全員がマスク着用、国歌と校歌は録音されたものを流すだけで歌いません。
11クラス359名全員の呼名はありましたが、返事をせず起立・礼、
呼名、各賞表彰、皆勤83名の表彰、そして校長式辞、卒業生代表の言葉のみで、
例年より短い式となりましたが、厳粛な空気の中、全員が集まれたのは良かったです。

我が子の晴れ姿を見ることが出来なかった保護者の皆様のために、動画を配信しています。
動画は呼名されて起立する生徒一人一人の顔を前から映していますので、
これは別の意味でなかなか見られない今年ならではの嬉しい光景ではないでしょうか。

この学年はセンター試験から共通テストに変わり、予定されていた記述式テストが急遽中止。
その上コロナ禍で最終学年としての行事もなく、受験でも大変な1年間を過ごしました。
ステージを飾っていたたくさんの豪華な花々は、
式後、早速学校正面玄関ホールに飾られ、甘い花の香りでいっぱいです。
 

3年生が読む今年度最後の図書館だより「Library News 3月号」を発行しました。
こちらです→Google版
今月号の特集は 「卒業・修了おめでとう!!」
毎年3月号には、本校を巣立つ卒業生へ贈る詩を一編載せることにしています。
今年は、大変な状況の中、新しい生活へ踏み出す生徒たちへのエールを込めて
埼玉県出身の詩人、宮沢章二さんの「別れの季節」という詩にしました。
宮澤さんは10年前の東日本大震災の後、TVで頻繁に流れた
「<こころ>はだれにも見えない けれど<こころづかい>は見えるのだ」
という詩の作者として有名です。

今の状況では春からの新たな生活も、期待より不安の方が大きいかもしれませんが、
どうか前向きにチャレンジし、自分の人生を大切に幸せに生きて下さいね。
若さ溢れる高校生を見ていると、私たち年長者は眩しいくらいです。
卒業おめでとう!!