今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

本屋大賞

2013-04-10 | 本の紹介
「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2013年本屋大賞」が発表されました!

一次投票には全国463書店より598人、二次投票には263書店より307人の書店員さんからの投票。
二次投票ではノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票されます。

その結果、第1位は

『海賊とよばれた男』  百田尚樹  講談社

あの感動作『永遠の0』の作者です。
昨夜の受賞会見では
「わたしは作家になって7年ですが、本屋大賞は初めていただいた賞でして、文学賞で最高の賞です。
直木賞なんかよりはるかにすばらしいです!」と喜びを語っておられました。
ここ数日、メディアで顔をお見かけすることが多かったので、もしかしたら、と思っていました。
私、この本が手元にあるのに、まだ読んでいません。
読むのが楽しみ♪

2位以下の作品は以下の通りです。

2位 『64』  横山秀夫  文藝春秋
3位 『楽園のカンヴァス』  原田マハ  新潮社
4位 『きみはいい子』  中脇初枝  ポプラ社
5位 『ふくわらい』  西加奈子  朝日新聞出版
6位 『晴天の迷いクジラ』  窪美澄  新潮社
7位 『ソロモンの偽証』  宮部みゆき  新潮社
8位 『世界から猫が消えたなら』  川村元気  マガジンハウス
9位 『百年法』  山田宗樹  角川書店
10位 『屍者の帝国』  伊藤計劃、円城塔  河出書房新社
11位 『光圀伝』  冲方丁  角川書店

ノミネート作品が発表されてから、ずっとこれらの作品を読んでいましたが、
今回は大作が多くてなかなか進まず、私はこの11作品中6作品を読みました。
詠んだ中では横山秀夫氏の『64』が一番良かったと思っていました。

今年は、「翻訳小説部門」というのがあり、
昨年1年に日本で翻訳された小説(新訳も含む)の中から「これぞ!」という本が選ばれました。
翻訳小説は、私があまり得意でない分野なので残念ながら1作も読んでいません。

1位 『タイガーズ・ワイフ』 著/テア・オブレヒト 訳/藤井光 (新潮社)
2位 『湿地』  著/アーナルデュル・インドリダソン  訳/柳沢由実子 (東京創元社)
2位 『ルパン、最後の恋』  著/モーリス・ルブラン 訳/平岡敦 (早川書房)
3位 『2666』  著/ロベルト・ボラーニョ 訳/ 野谷 文昭, 内田 兆史, 久野 量一 (白水社)
3位 『深い疵』  著/ネレ・ノイハウス 訳/酒寄 進一 (東京創元社)

昨年の本屋大賞は『舟を編む』、本校図書館でも大人気の作品でした。
映画化され、この週末から公開されます。
楽しみ♪

データをすべて入れ替え、今日から予定通り貸出可能となりました。(ホッ…)
それを待っていて早速借りに来た生徒が何人も、嬉しいことです。

始業式

2013-04-08 | 学校のこと
今日は始業式、いよいよ新年度の新学期が始まります。

明日は終日、全学年全クラスがガイダンスとなりますので、
その一助になればと図書館便り「LIBRARY NEWS 4月号」(Yahoo版 Google版)を発行しました。
毎年4月号は、図書館の利用方法を載せています。
本来は、図書館ガイダンスを実施すればよいのでしょうが、何としても人数が多すぎて無理かな。
全校分の図書館便りを印刷している時、
最新式印刷機でもなかなか終わらず、本当に生徒数が多いなぁ~と感じました。
3学年で45クラス、1,532名です!!
少子化のこの時代に、有難いことです。

年度があらたまったので、一目惚れして手に入れた新しいボールペンを使い始めました。
軸の部分にスワロフスキーのクリスタルがびっしりと入っていて、キラキラと綺麗なのです♪
気に入った物を丁寧に使うことで、仕事も楽しくなります♪

  

4GBのUSBメモリもあって、すご~く迷いましたがお値段と性能が釣り合わなくてやめときました。


明日は「本屋大賞」の発表です。
どの本が選ばれるかなぁ~?
ノミネート作品をずっと読んでいたのですが、何冊か読み終わらなかった。。。残念!




コミック 『テルマエ・ロマエ』

2013-04-07 | 本の紹介
昨夜から風雨が強く、今日も一日不安定な天気です。
家で家事&読書&映画にいそしみました。

我が家に持ち帰ってきた息子の荷物には大量のコミックが!!
(いわゆる書籍は、文庫本しか見当たらず・・・)
その中に、この『テルマエ・ロマエ』を発見、読みたかった~♪

作者はヤマザキマリさん、『コミックビーム』に2008年2月号から2013年4月号まで連載されました。
題名の「テルマエ・ロマエ」は、ラテン語で「ローマの浴場」の意味だそうです。
入浴文化という共通のキーワードを軸に、
古代ローマ時代の浴場と現代日本の風呂をテーマとしたコメディで、本当に面白くて笑っちゃう!!
古代ローマ人の浴場設計技師が現代日本にタイムスリップして、
日本の風呂文化にカルチャーショックを覚えているのを読んでいると、
日本人のお風呂へのこだわりを改めて感じて「日本のお風呂」文化の素晴らしさを再認識しました。

たくさんの賞を受賞しています。
書店員の選ぶマンガ大賞2010、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞、
「このマンガがすごい!」2011年版オトコ編2位、全国書店員が選んだおすすめコミック2011第3位。

とっても面白かったので、DVDを借りてきて映画も見てみました。


主演で古代ローマ人の浴場設計技師役を務めるのは阿部寛さん、
今年の日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し「今度は日本人役で。」と笑いをとっていました。
その他のローマ人役に、市村正親さん、北村一輝さん、宍戸開さんら顔の濃い俳優さんたちの配役で、
ローマ人として違和感がなく皆さんハマリ役!
イタリア・チネチッタで1000人のエキストラによる撮影も行われたそうです。
この映画も面白い~♪
来年の今頃、続編の公開が予定されているらしく、これも楽しみです。

もう一本、ブルーレイに録画しておいた映画「敦煌」も見ました。
1988年の日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞しています。
(この頃、忙しくて映画館へなど絶対に行けなかった・・・)
井上靖の著作『敦煌』が原作で、実際に敦煌の莫高窟でロケも行われています。
繰り返される戦闘、砂漠の真ん中の敦煌、その洞窟に隠された5万巻の経典の謎に迫っています。
25年前に公開の映画ですから、主演の佐藤浩市さん、西田敏行さんら役者さんが若い!!

入学式

2013-04-06 | 学校のこと
本校入学式が、本庄市民文化会館で行われました。

今年の新入生は534名15クラス、昨年も531名入学と近年では多い方だったのですが、
今年はそれを上回りました!
座席1200名のホールは新入生と保護者で満員です。

吹奏楽部のファンファーレで開式しました。
校長式辞、理事長祝辞、在校生歓迎の言葉、新入生誓いの言葉、
式は厳粛に行われました。

その後、保護者の方はPTA入会式と地区ごとの支部会、
その間、生徒たちは場所を移動してクラスごとにホームルーム。

心配された「大荒れの天気、暴風雨」も、雨は降りましたがそれほどでもなく良かったです。

月曜日は在校生との始業式、新たな出会いが楽しみです♪
図書館で待っています!




準備出勤

2013-04-05 | 学校のこと
新年度スタートに向けて、全教職員の準備出勤でした。
校舎前の桜はちょっぴり散り始めていました。

職員室の机を移動、2階大職員室には専任教員の机80脚以上が並びます。
私の机は、非常勤講師室と司書室にありますが、毎日のほとんどの時間は司書室にいます。

職員会議の後、一日中司書室にこもって、4月10日の開館に向けての業務に励みました!

・昨年度の利用データ集計、印刷
・卒業生の利用者データと、過年度の貸出データを削除
・昨年度図書費の決算報告書作り
・生徒1500名、教職員120名のデータの入れ替え、全員分のバーコード印刷
・今年度の開館カレンダー設定
・図書館便り「LIBRARY NEWS 4月号」作成・印刷・配布
・図書委員会資料作成

来週いっぱいでこれを終わらせ、10日(水)開館、12日(金)図書委員会始動の予定です。

明日、4月6日(土)午後1:30から入学式です。
場所は本庄市民文化会館なのですが、心配なのがお天気、「大荒れのお天気、暴風雨」との予想です。
新入生のために、式が終わるまでどうか雨が降り出しませんように。




浦和学院 優勝!!

2013-04-03 | 図書館
第85回選抜高校野球大会で、埼玉県の浦和学院が優勝しました!!
埼玉県民として嬉しい♪
画像は埼玉新聞の号外です。

今日の午後行われた甲子園球場での決勝戦、午前中の仕事の後、気になって家でTV観戦してしまいました。
あれよあれよという間に大量得点、浦和学院が済美(愛媛)に17―1で大勝しました!
創部35年目で春夏を通じ初優勝です。
埼玉県勢の優勝は1968年の第40回大会を制した大宮工以来、45年ぶり2度目だそうです。
この時も春の選抜大会だったので、夏の大会では一度も埼玉県は優勝したことがありません。
浦和学院は甲子園の常連校でありながら、
試合数の多い県予選での疲れが出てしまうのか勝ち進むことはありませんでした。

でも、今大会はずっと強かったです。

2回戦  浦和学院  4-0 土佐高校(高知)
3回戦  浦和学院 11-1 山形中央(山形)
準々決勝 浦和学院 10―0 北照 (北海道)
準決勝  浦和学院  5‐1 敦賀気比(福井)
決勝   浦和学院 17-1 済美(愛媛)

投手は打たれないし、打撃は抜群だったのですね!

う~ん、夏の埼玉県予選、どうなるかなぁ・・・
本校野球部も、毎日頑張って練習しています。
甲子園に行った1度目は記念大会で浦学と2校出場だったので対戦していませんが、
2度目は準決勝戦で浦学を破っています!
この夏の目標は「打倒 浦学!」ですね。

野球の話題でビッグニュースが!
ダルビッシュ投手が27人目までパーフェクトピッチング、完全試合まであと1人だったそうです。
凄いけど、残念!!

新年度

2013-04-01 | 本の紹介
新年度が始まりました!
ここのところ花冷えの日が続き、今朝の最低気温は2.5℃というこの地ですが、
例年になく早く咲き始めていた桜はちょうど今、満開です。
桜が咲いて、年度が替わると、気持ちも新たになります。

今日は、全国で新社会人が誕生しました。
我が家の息子もスーツを着て、本社で辞令をもらったのでしょう。
今年の新入社員は「ロボット掃除機型」だそうで、
一見どれも均一的で区別がつきにくいが、部屋の隅々まで効率的に動き回り家事など時間の短縮に役立つ。
(就職活動期間が2か月短縮されたなかで、効率よく会社訪問をすることが求められた。)
土曜日授業がなくなったり、ゆとり授業にされたり、就活期間を短くされたりと、
大人の都合に振り回された世代ですが、それをバネに頑張ってほしいです!
今朝の新聞に、「就職解禁大学4年4月 要請へ」との記事が出ていました。

私も地元の役員として辞令交付式に出席しましたが、、
新人ではなくても勤務する場所が変わるというのは気持ちが引き締まりますね。

毎年4月1日に、某酒造会社から各新聞社に掲載される『新社会人おめでとう』広告に、
作家の伊集院静氏のコラムが掲載されるのをひそかに楽しみにしています。
成人の日には『新成人おめでとう』ですね。
今年のコラムは「可能性に向かって、汗をかけ。」と題されていました。
以下、その一部です。

「仕事とは素晴らしい可能性を持つものなのだ。」

「フレッシュマンよ、今日からは自分だけのために生きてはいけない。」

「仕事とは誰かを、社会をゆたかにするものだ。」

この伊集院静氏のエッセイ『大人の流儀』が3巻出版されています。



『大人の流儀』・・・東日本大震災後間もなくの3月19日に出版され話題に。
『続 大人の流儀』・・・同じ2011年の12月出版、仙台での被災経験が後半に綴られています。
そして、最近 『大人の流儀3 別れる力』 が出版されました。

私は全部読みましたが、「大人の」というより「伊集院さんの」流儀という感じです。
大人の男とはこうだ!みたいな男のロマンのような・・・
普段は静かに黙っているけど、本当はこんな事が言いたいんだぞ!と中高年男性の賛同を得そうです。
「週刊現代」に掲載されたエッセイを本にしたので、こういう感じになるのでしょうか。

伊集院さんは若くして白血病で亡くなった女優、夏目雅子さんのご主人ですが、
夏目さんを亡くされた後は相当に落ち込まれ、酒とギャンブルに溺れていたそうです。
折につけ夏目さんの話が出てきました。