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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

誉田哲也 著 『背中の蜘蛛』

2020-02-06 | 本の紹介
先月の読書は以下の5冊でした。

『背中の蜘蛛』 誉田哲也 (双葉社)
『どうしても生きてる』 朝井リョウ (幻冬舎)
『熱源』 川越宗一 (文藝春秋)
『店長がバカすぎて』 早見和真 (角川春樹事務所)
『美人は上品な言葉遣いでできている オトナ女子のための「語彙力」練習帳』 山口謠司 (宝島社)

今日紹介するのは、直木賞候補作であった『背中の蜘蛛』 誉田哲也 (双葉社)
この作品を読んでから、今のネット社会が怖くなりました。
本の帯には「読後、あなたはもうこれまでの日常には戻れない」
紹介ページには「この警察小説はフィクションです。今のところは・・・」
「日本の現実を正面から見つめる覚悟はあるか」
等、おどろおどろしい言葉が並んでいます。

作品の内容は・・・事件を地道に捜査する捜査本部に唐突に容疑者が浮上しますが、
その情報の出所に捜査官が違和感を持ち、調べてみると新時代の警察捜査があったのです。
今、この時代の警察捜査は、もしかしたら本当に密かにこうされているのかも、
と、情報化社会の怖さを感じました。
題名にある「蜘蛛の巣」は英語でweb、みんなが背中webを張り巡らされている、
毎日スマホと共に行動している私たち、それが他人によって全て調べられているとしたら…
私は今、SNSにも消極的になっています。

誉田哲也さんの警察小説代表作といえば、
TVドラマ化・映画化された姫川玲子シリーズの『ストロベリーナイト』
竹内結子が主演したこのTVドラマ、私は面白く見ていました。
また、映画化もされた『武士道シックスティーン』に始まる「武士道」シリーズも代表作です。

近ごろ、本を読み進めるのに時間がかかるようになった気がします。
時間が細切れのせいなのか、集中力がなくなってきたのか・・・?!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (長野の叔父)
2020-02-08 20:21:43
いろいろな本読んでいまね。
私は図書館から借りて読んでいます。
本棚の本は断捨離で図書館へ寄付です。
新しい本は買わないようにしてる。
叔父さま (holy)
2020-02-09 23:18:51
コメントありがとうございます。
子どもの頃から読書が好きでしたが、仕事の関係もあって、話題の本をすぐに読まなければとも思っています。
私も、図書館を大いに利用させてもらっています♪

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