自然の脅威

国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）に滞在中の宇宙飛行士古川聡さんが、
日本時間８月３１日正午ごろ、太平洋上空から台風１２号を撮った画像です。
巨大な雲の渦巻き、台風の目がはっきりと見えています。
（写真は、asahi.com 記事内の宇宙航空研究開発機構提供によるもの）

この日から４日も経ったというのに、この台風はまだ日本を痛め続けています。
まだ今日も、時折強い風が吹いたり、雨がザーッと降ったりしています。
関東でもかなりの雨が降って怖い思いをしましたが、
昨日から報道されている紀伊半島の比ではありませんでした。

ニュースで流される映像から目が離せません。
こんな広範囲に甚大な被害をもたらした台風12号、
自然の脅威の前に、ちっぽけな人間はなす術がありません。
台風を、どこかへ持っていくことなど出来ませんから、
ただその前にひれ伏すのみです。

半年前に大震災で感じたこの無力感、また、思い出してしまいました。
これ以上被害が拡がらないことを祈るばかりです。