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展覧会 「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」

2019-11-25 | アート
昨日まで東京・上野の東京国立博物館で開催中だった御即位記念特別展
「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」前期後期の両期に行ってから記事にするつもりでしたが、
埼玉県民の日の90分待ちで後期を諦めたので、前期のみ記事にします。

この展覧会では、奈良・正倉院の宝物計43件と、
明治時代に法隆寺が皇室に献納し、現在は東京国立博物館が所蔵する
飛鳥・奈良時代の法隆寺献納宝物計16件を含む約110件が公開されていました。
奈良の国立博物館での正倉院展に2度行ってから(一回目二回目)その美しさに魅了されています♪

前期の最終日は夜9時までの開館だったので、夕方行ってみたところ30分待ちで入場出来ました。
前期の一番のお目当ては、「螺鈿紫檀五絃琵琶」(中国 唐時代 8世紀)
裏表両面展示してあり、特に裏面の螺鈿や海亀のべっ甲を用いた華麗な装飾に圧倒されました!
もちろん周囲は大混雑!「止まらずに前へ進んでください!」と連呼され続けます。
琵琶の形をしていますが、技術の粋を集めた芸術品として贈られたのでしょう。
この制作技術を解明しようと宮内庁が2011年から制作していた精巧な模造品も展示されており、
完成までに8年を要したそうです!!
  

もう一つのお目当ては「黄熟香(おうじゅこう)」、雅名は「蘭奢待(らんじゃたい)」。
東南アジアで産出した沈香と呼ばれる高級香木で、香道が成立した室町時代に足利義政や織田信長ら、
そして明治天皇もこの香木を切り取って、香りを楽しんだ跡が残されています。
長さは1.5mほどで、一見すると枯れ木か生ハム原木のようです!
成分からは伽羅の香りだそうですが、茶道で使う薄いお香1㎝片でかなりのお値段なのを考えると、
とんでもないお宝なのだと思いました。

その他、「東大寺献物帳 国家珍宝帳」「平螺鈿背円鏡」「銀薫炉」「伎楽面 酔胡王」
「正倉院の原寸模型」など、見どころがいっぱいでどれも本当に素晴らしい美しさ!
1200年以上にわたり守り継がれてきた宝物の数々はその年月を感じさせないほど綺麗、
出てきた糸くず一本さえも何かの部分と大切に保管されているそうです。

これら宝物との出会いは、1200年の時空を超えてシルクロードへと思いは導かれました。
聖武天皇の宝物を大切に保管した光明皇后の思い、
そしてそれらの宝物を長きにわたって守り伝えてきた人々の思いが詰まっています。
先日19日で入場者数30万人を突破し、連日1万人以上が来場しているそうです!
後期の「漆胡瓶」が見られなくて残念でしたが、またの機会を楽しみに待ちます。

この日の日中は、孫たちのお稽古のお供で恵比寿へ行きました。
11月初旬でしたがもうすっかりクリスマスムード、素敵☆
 
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