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樹木希林 著 『一切なりゆき 樹木希林のことば』

2019-03-06 | 本の紹介
樹木希林 著 『一切なりゆき 樹木希林のことば] (文春新書)読了しました。
昨年秋にお亡くなりになった時はとても残念で言葉を失い、今、ようやく記事にすることが出来ます。

この本は、多くの書籍や雑誌から、生前の樹木希林さんの154の言葉をあつめた書です。

第1章 生きること
第2章 家族のこと
第3章 病のこと カラダのこと
第4章 仕事のこと
第5章 女のこと 男のこと
第6章 出演作品のこと

語り口は平明で、ユーモアが添えられ、無理や余計な飾りがなくあくまでも自然体。
言葉の一つ一つがとても深く、説得力があるのは、
メディアを通して見る樹木希林さんの姿や生き方の通りだからでしょう。
また、ご病気をされてから生き方や考え方も大きく変わったと述べられていて、
「求めない、持たない、あるがままを認める」ということが多く語られていました。

私は、子どもの頃はTVドラマのおばあちゃん役や面白いCMでの悠木千帆さん、
そして大人になってからは映画の中の樹木希林さんをずっと見てきました。
その生き様、演技、病気との向き合い方、どれもが嘘のない唯一無二の存在でした。
映画「半落ち」「東京タワー」「歩いても歩いても」「悪人」「わが母の記」「あん」
そして先日、日本アカデミー賞を受賞した「万引き家族」、どの映画でも圧倒的な存在感でした。
最後の映画となった「エリカ38」「Cherry Blossoms and Demons」の公開が楽しみです。

樹木希林さんという名は
「樹や木が集まり希(まれ)な林を作る=みんなが集まり何かを生み育てる」
を連想し自ら名付けたそうです。
本当に希な女優さんでしたし、日本の映画界にとって稀有な存在だったので、
その喪失感は半端なく、いまだに淋しく残念な気持ちでいっぱいです。

謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。
合掌
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