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重松清 『カシオペアの丘で』

2007-12-14 | 本の紹介
先ほど(午後10時過ぎ)車を運転しながら外を見ていると、
流れ星が!!
それで思い出しました。
今夜は、ふたご座流星群がたくさん流れる日です。

今日は日中北風が吹いたせいか、大気の透明度が良いのでしょうか。
星がひときわきれいだと思っていました。
こんなにきれいな星空を空いっぱいに見られるのは、
この地に住む特権
この時期のふたご座は宵に東から昇り、
深夜には天頂付近に見えているそうです。
また、放射点が一晩中地平線の上にあるので、
どの方向にも流星が流れやすくなるらしいです。
私が見たのは、天頂付近から北に向かって長く尾をひいた流れ星でした。

最近読んだ重松清著『カシオペアの丘で』は、
小学生の友人4名が流星群を見るために丘で空を見上げながら
将来の夢を語り合う場面から始まります。
舞台は北海道の炭鉱の町。
主人公は40歳を目前にして人生の「終わり」を突きつけられ、
病院のテレビ画面に、いまは遊園地になったふるさとの丘を見つける。
封印していた30年前の記憶が突然甦る。
「僕は何かに導かれているのだろうか…。」
余命を告げられた病院の待合室で見たテレビに映った風景が、
4人の幼なじみを30年ぶりの再会へと導いた。

人と、町と、「ゆるし」をテーマに描かれています。
人はそれぞれが背負う人生を、
許し許されながらそれでも毎日生きているのです。
上・下の2巻からなりますが、下巻はかなり泣かされます。
タイトルからほのぼのとした作品かと予想していましたが、
かなり内容的には重く、生きることを考えさせられる作品でした。
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