今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

Library News 9月号

2006-09-05 | 司書室より
『Library News』9月号を発行しました。
(高校ののHPにもアップされています。)
今月号の特集は、「第135回 芥川賞・直木賞発表」です。
ブログでは、以前にこれを記事にしました。

9月生まれの作家に魯迅を取り上げました。
ほとんどの高校生は、中学3年生の時国語の授業で魯迅の『故郷』を勉強していると思います。
魯迅は日本に留学し、仙台医学専門学校(現在の東北大医学部)に学んでいます。
医師でありながら作家。。。
ふと、こういう作家が多いような気がして調べてみました。
森鴎外にはじまり、斎藤茂吉、北杜夫、渡辺淳一は
医師兼作家と知っていました。
他にも、阿部公房、なだいなだ、米山公啓、久坂部羊、南木佳士と、
たくさんいます。
海外では、チェーホフ・アントン、ブルガーコフ・ミハイル、アーサー・コナンドイル、フランク・ライアンなどなど。。。
冒険家でありながら作家とか、技術士でありながら作家という方もいますが、
専門分野を本にしたものですよね。
医師でありながら作家の方は、純文学がほとんどです。

高校生は「理系か文系か」という視点から進路先を決めたりしますが、
一概には二分化できないのかも。。。なんて思いました。
多才な人、といってしまえばそれまでなんですが。。。
でも、こんなことも言えるようです。
「医師から作家になる人は多いが、作家から医師になる人はいない。」
ウ~~~ン、確かに でも、なぜだろう??
医師になるのは難しいから?では、作家になるのは簡単?
そうとは思えないのですが。。。