衣替え

父がまた買ってきたシクラメン。

昨年のシクラメンは水を入れても芽が出ないのであきらめた。
一つ花の世話が減ったと安心していたら、父がシクラメンを買ってきた。
「自分で世話をするの？」とちょっと大きな声で言ったが「お前がするったい」と返事が返ってきた。
父が剪定しすぎて今年の夏は花が咲かなかったハイビスカスと、種から育てたアボカド（60センチくらいに成長）に水をやったり日を当てたりするのに加え、シクラメンの世話も増えた。
動物ほどは大変ではないとはいえ、水やりを忘れて観葉植物を枯らしてしまったばかりなので、ちょっと気が重い。しかし、ボケ防止にはいいのかもしれないので、ありがたく世話をさせていただく。

誕生日は雨の寒い朝。雲に覆われた空からはおひさまも顔を出さない。
朝一番に同級生の友人から「立派な前期高齢者になりましょう」とメールが来た。
こんなに寒いのに平年並みの気温だそうだ。



午後からは雨も上がって日差しも戻った。

夏から冬になったように寒くなり、あわてて冬物を引っ張り出したり冬布団を出したりした。
いつも季節が変わると、「去年は何を着ていたかな？」と思う。
たまたま目についたトレーナーを着てみたが、思えば去年は来ていなかった服だ。
しかし、来週は少し暖かくなるというから、全部冬物と言うわけにもいかない。
今日のお天気と同じで中途半端な衣替え。

衣替えはしても、気持ちはなかなか切り替わらない。
これまで開け放していたドアを閉めないと寒いのに、気が付くと誰かが開け放している。
父は、窓を網戸のままにしていてびっくりしたりと、習慣を切り替えるのはなかなか難しい。







夕方、西の空は見えないが、北西から北にかけて雲が淡いシクラメン色に染められて連なっていた。
夕食は父が寿司を取ってくれた。久しぶりの本格的な握りずし！また太りそうだ