今日のお天気は・・・

何気ない日々の出来事をつづっていきます

鴻臚館(こうろかん)

2017-10-21 23:21:49 | 雑記
実家に帰ってきて8年になるのに、未だに福岡市に住んでいた感覚が抜けない。
早良区で事故があったとか、新しく店舗ができたとかいうニュースを見ると、身近に感じてしまう。
8年間一度も訪れてない場所なのに。

しかし、小学生から大学まで過ごした実家も、考えてみれば6足す3足す3足す4は16年。
長い長いつまらなくて閉塞感に押しつぶされていた小学生時代は、6年が永遠に続くように感じていた。
だから、福岡市で暮らした25年ほどよりも長く感じていたが、福岡市で暮らした時間の方が随分長い。16足す8でも24年でしかない。

実家での生活が、まだ借りぐらしのように感じるのも仕方がない。

特にセンキョになると、福岡市の候補者が気になってしまうが、投票できないことに愕然とした。
流石にもう慣れたが、最初の頃はそんな自分がおかしかった。


福岡市博物館




父が手に入れたただのチケットをもらって、鴻臚館(こうろかん)展が開かれている福岡市博物館に久しぶりに行った。

博物館の前庭は水が張ってあって、青空や色づいた銀杏を映していた。
久しぶりだったので、ついつい写メを撮りまくった。

雨が続いていたのにこの日は青空が覗いて、写真のできも腕以上。





職場の近くの街路樹の銀杏はまだ緑々しているが、海風が吹き抜ける埋め立て地の銀杏は色づきが早い。

鴻臚館(こうろかん)展はあまり人気もないのか、時間が早かったこともあるのか、人はまばらで、展示物を間近でじっくりと見ることができた。

午後から出勤の予定だったので、展示物を半分ほど見た頃にスマホで時間を確認した。
すると、職場からの着信があった。

会場では電話はできない。
しかし、会場から出れば再入場はできない。
展示物はまだまだあったが、緊急の連絡だったらと思うと落ち着かない。
諦めて外に出て電話をした。

用件は午後出勤すればすむことだった。


周りの人には午後出勤だと言っていたのだが、上司に伝えていなかったのが原因。
なんでこんな時に電話するのかという気持ちと、見終わってから電話をすればよかったという後悔。
自分のバカさ加減に打ちのめされて、すごすごと帰りのバスに乗った。


海沿いの都市高速を経由するバスからは、青い青い空と、青い空を映した海と、博多湾浮かぶ能古の島や志賀島、玄海島までくっきり見えて、私の心をいやしてくれた。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする