3日目の曇空。
今にも降りそうに雲が低く垂れ込めているが、時折霧の様な水滴が空中を漂う様に舞うだけ。
最高気温は20度をやっと超える程で肌寒い。
野菜を買いにスーパーへ。
生垣の皐月のピンクが鮮やか。
紫陽花も色付き始めている。
緑に茂ったイチヂクの高い木の梢にオレンジ色の花が鮮やかだ。
そのオレンジはまるでプラスチックで出来た造花の様に見えるのは何故だろう。
近くに建売住宅と注文住宅が３棟建設中だ。
２つはほとんど出来上がっているように見える。
後の１つは柱を立てた後、瓦を載せて数日そのままになっている。
昔は柱を立てて瓦を載せた後、一月ほど放置して柱が瓦の重みに馴染んでから壁を塗ったとか。
そうしなければ壁にヒビが入ったりしたそうだ。
現代の家の壁は塗り壁ではないのでそんなことはしなくていいのだろう。
隣の家はすぐに壁を組み立てるように造ってしまった。
ベランダから毎日観察して、興味深く見ている。
注文住宅の方はベランダから見えない。
建て売りと比べるとやっぱり外壁もセラミックのようで豪華だ。
今日スーパーに行く途中に見たら、屋根に何やら取り付ける準備が出来ている。
器具にはＳＨＡ○Ｐのロゴが。
きっと太陽光発電に違いない。
我が家も本当は太陽光発電をつけたかった。
予算の関係で平屋になったくらいだからとうてい無理。
その太陽光発電が新築の注文住宅に取り付けられる。
関係ないのに何だか悔しい。
太陽光発電には国から補助金が出ると言うが、２００から３００万円もかかるのに、５，６万の補助金をもらっても焼け石に水ではないか。
しかも、減価償却はしないという。
温暖化対策で太陽光発電を推進するならもっと補助金を増やして欲しいものだ。
