寒かったり雨が降ったりした一週間だったが、今日は日差しが暖かい。
友人と先月から約束していた九州国立博物館の「天神さま」展に行ってきた。
小雨模様の寒い日だったので人が少ないかと期待したが結構多かった。
長崎交通の旗を持ったバスガイドにぞろぞろついて歩いていたのは修学旅行の中学生？
胸にリボンを付けた集団はＪＡの団体さん？
本物の太宰府天満宮の方は受験生らしき若い子がたくさん詰めかけていた。
学問の神様に祭り上げられた菅原道真公の生涯を、北野天神縁起絵巻（きたのてんじんえんぎえまき）で辿る。
と言ってもなくなって雷さまになるまでの人生を描かれるとは道真公も思ってなかったかも。
右大臣にまで上り詰め、50代も後半で左遷されたのだから、それは辛かっただろうと思う。
船で博多に辿り着き、川に姿を写してみたらそのやつれように驚いたという逸話から、水鏡天満宮や天神という地名が付いたと聞けば、道真公もグッと身近に感じられる。
左遷を指示した醍醐天皇は地獄の火に焼かれる姿が描かれていたりして、天神さまになってからの威力を思わせる。
２年ほどしか太宰府には居なかったのに、その存在感の大きさには驚くばかりだ。
楽しくお勉強した後は、大正ロマン風の喫茶店で友人とおしゃべり。
楽しい時間はいくらあっても足りない。
写真を見て、あ！角砂糖だ！と思ったあなたは私のブログの通です～
