りぶろぐ

a weblog on librarianship

Six Apart - TypePad

2006-08-05 01:58:54 | 雑感
http://www.sixapart.jp/typepad/

無料で使わせてもらっといてなんだけど,この goo ブログにゃいろいろと不満が出てきたので,TypePad に乗り換えようかなーと考えている.有料でも月額420円ならそんなに悪くないか.

2007年福井市職員採用試験

2006-08-05 00:48:44 | 求人情報
http://www.city.fukui.lg.jp/d120/syokuin/saiyo/2006/daigaku.html

残念ながら司書の募集はなし.

ただし事務系で出願して教養試験を模試代わりに使うというのはありだと思う.
9/24に岐阜県や静岡県の試験を受ける人は考えてみて欲しい.

それに,事務系で入って図書館に希望を出すという道も真剣に考えなくちゃいけないのかもしれない.
筑波大学(旧図書館情報大学を吸収した)ですら,国立大学職員採用試験で司書区分ではなく
一般事務で出すよう指導することがあるとかないとか.

今年も会場はクーラーのない市立中学校なんだろうな.
去年はスリッパ持って行くの忘れてトイレに行くとき困ったな.
開け放された窓から入ってきたトンボがやたらと大きかったな.

豊田恭子「みんなで作る図書館」

2006-08-05 00:17:06 | 紹介―論文
http://www.jla.or.jp/tosho/index.html

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『図書館雑誌』(日本図書館協会)2006年7月号の「窓」に NTT データの豊田恭子さんが「みんなで作る図書館」という文章を書いている.

Web2.0 や folksonomy ということばを出し(これらの単語が『図書館雑誌』に載るのは初めてかも?),

「私は図書館サービスもまた、もっと利用者を巻き込みながら発展させていくべきだと考えている。 」

や,

「分類も、レファレンスも、情報発信サービスも、図書館員だけですべてをやろうとしなくていい、と言ったら専門性の否定に聞こえるだろうか。だが自分たちの縄張りを宣言し、利用者を参加させずにいて、図書館の発展はあるのだろうか。」

と述べている.まったく同感.

図書館というのは性悪説の立場に立ってると感じることが多い.あるいは利用者を指導しなくてはならないという教条的なスタンスとでも言ったらいいか.もっと利用者を信頼して,図書館のなかに取り込んでいくようなサービスをしなくてはいけないのではないのだろうか.

それに,図書館員に限らず,「専門性」というのは何らかの意味での「囲い込み」によって確保するものではないと思う.そんなのは単なる「特権」にすぎない.

* * *

なお,フォークソノミー folksonomy という言葉は知っておくべき.タギング tagging もね.知らなかったら調べよう.