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デットマール・クラマー日本サッカー改革論

2008-09-10 19:00:15 | いろいろ
「デットマール・クラマー 日本サッカー改革論」 中条一雄、ベースボールマ
ガジン社、2008

サッカー愛好者なら聞いたことがあるだろう、デットマール・クラマー氏の名前
を。氏は、1964年の東京オリンピックでサッカーの日本代表を指導して以来、
「日本サッカーの父」とも称せられている。その人生や、サッカー向上のため、
または人としてどうあるべきかのエッセンスを綴った初の伝記。著者は、元朝日
新聞記者。
様々な言葉を残しているが、私の好きなのは、次のものだ。
「サッカー…、それは本当に素晴らしい競技だ。何故なら、子供を大人に、大人
を紳士に育て上げる競技だから」

ただ、途中まではすいすい読めるのだが、最後の方は息切れしてしまった。伝記
ならば仕方がないが、日本サッカー改革論に留めておいてくれた方が良かったか
もしれない。40年も前のことだが、現代の日本サッカーにも通用するところが多い。