脳内出血になっても、フツーのおばちゃんに戻りたい

35歳で脳内出血で倒れた「わたし」のリハビリ記録&その後

音楽と想い出

2006-11-06 17:39:51 | 音楽あれこれ話
今日は少しリハビリの話とは違うお話をさせていただこうと思います。

先日、神戸まで演奏会を聴きに行って来ました。
最初からこのブログを読んで下さっている方はお分かりかと思いますが、私が倒れる3ヶ月前に披露宴の司会をさせてもらった友人の所属する一般市民吹奏楽団です。
今回の演奏会でシンフォニア・ノビリッシマという曲がプログラムにありました。不覚にも(というのか、思わず)涙してしまいました。
プロの演奏のように完璧な演奏ではないけれど、その曲を聴いたとたん、高校時代にタイムスリップしてしまったのです。
私の通っていた高校の吹奏楽部は、私の1つ上の先輩が2人という弱小クラブでした。定期演奏会も人数不足のためここ数年おこなっていませんでした。
私たちの学年が約20人近く入部し、なんとかコンクールの小編成で出場できることなりました。その復活のコンクールで演奏したのが「シンフォニア・ノビリッシマ」でした。
朝も昼も放課後も、暇さえあれば部室で練習をしていました。

そんな、何かに一生懸命に取り組んでいた頃の風景が一瞬にしてよみがえったわけです。

みなさんにも、そんな経験はありませんか?

他にも・・・。

私はTRFの曲を聴くと、阪神淡路大震災を想い出します。
なんで震災やねん、という声が聞こえてきそうですが・・・
震災の前々日、私は会社の人に当時とても流行っていたTRFのカセットテープ(CDでないところが時代を感じる・・・)を借りました。
連休明けには返すから、と別れましたが・・・
貸してくれた人は神戸は兵庫区の人。
結局返せたのはそれから3ヵ月後でした。

という具合に、人それぞれ音楽にまつわる想い出ってありますよね。

そいうえば、Dr・コトーの主題歌「銀の龍の背にのって」を聴くと、当然のごとくというか、言語聴覚士のT先生との会話を想い出すんですよね。

歌っている中島みゆきさんは医者の娘なんだそう。
「銀の龍の背にのって」という歌詞のことについて。
銀の龍の背、っていうのは海の波が太陽の光でキラキラ輝く様子を表してるんだって。中島みゆきさんってスゴイよね~。
と、こんな話。

私は、中島みゆきさんが医者の娘だということを、T先生に聞いて初めて知りました。だから彼女の歌詞には人をひきちける力があるんだなあって。

音楽を聴くと、その聴いていたときの自分を想い出すことができる。
なんて素敵なんでしょうね。

私はやっぱり音楽に関わっていたいな。
またまた(過去に何度もそう思ったことがあるのです)つくづくそう思いました。

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