脳内出血になっても、フツーのおばちゃんに戻りたい

35歳で脳内出血で倒れた「わたし」のリハビリ記録&その後

「なんで薬飲ましてへんのや~!」

2006-09-24 21:51:27 | リハビリ日記
これが、救急車で運び込まれた病院の先生の最初の言葉らしいです。主人が「ずいぶんとキツイこと言われたで~」と後に語っていました。
つまり、どうして血圧の薬を飲ませていなかったのか、ということです。私は見るからに太っていて、血圧が高くて倒れたのだろうというのは、先生の目には一目瞭然だったようです。
さて、私が運び込まれたのは、名神高速の京都東I.Cを降りてすぐのところにある、洛和会音羽病院という大変大きな病院でした。ホールからは5分くらいのところでしょうか。当然ながら、運ばれた日はそんなこと覚えてもいません。
救急車の中で、救急隊員の人が「名前は? 年齢は? 生年月日は?」と話しかけていて、それに一生懸命答えようとしているのに、呂律がまわっていないことは覚えています。これは、私の意識がどの程度かを見るためだったようです。
そうそう、倒れたとき、楽団のメンバーの中に、看護士さんと介護士さんがいらっしゃったらしく、すぐにその場で処置をしてくださったそうです。その看護士さんが、主人が兵庫の自宅から到着するまでの間、ずっと病院で待っていて下さったようです。本当にありがたい偶然、というかホントについていました。
脳梗塞や脳卒中は、発症してからどれだけ早く処置をするかで、あとの後遺症が違ってくるということです。私は本当にラッキーでした。
そしてMRIやCTを撮り、集中治療室へ。この辺りはほとんど記憶がない!!
気がついたら、どうやら酸素吸入のマスクを付け、ベッドのまわりを、主人と子供、私の両親と妹、主人の母が囲んでいました。

結論から言うと・・・
診断書には「高血圧による左被殻の脳出血」というものでした。

長くなりそうなので、続きは次回に・・・
スイマセン!!