脳内出血になっても、フツーのおばちゃんに戻りたい

35歳で脳内出血で倒れた「わたし」のリハビリ記録&その後

老化

2007-10-01 07:42:01 | 司会のこと
1週間ほど前のことでしょうか
TVの特番で
アニメの声優さんの顔を見せます、っていうのをやってました。

我が家も 家族3人でTVの前にくぎづけ。

息子は 「しんちゃん」や「目玉おやじ」の声優さんに大喜び。

ダンナと私は「ハクション大魔王」と「喪黒福造」の声が同一人物であることや、「ドロンジョ」と「のび太(前の)」が同一人物であることに、
なつかし~、と声をそろえる次第。

ただ、取材拒否が多くて少し残念な気がしましたが。。。
まあ、声優という職業柄
イメージが優先する、声が商売道具の世界なので
仕方がないのかなあと。

まあ、それはさておき。


この番組を見ていて思いませんでした?

声優さんって、語弊があるかもしれませんが
歳はとっても、声は若い!!

私がアナウンススクールに通っていた頃、
講師の先生がおっしゃったことを想い出しました。

体の中で、訓練次第で いつまでも若く保てるのが声

納得だわ~。


私も60歳くらいになってからも
「ステキな声ね」と言われるように
訓練訓練。

カラオケ?!やる?

発声練習

2007-09-26 22:08:26 | 司会のこと

京都に司会に行くときは
結構 朝早く家を出ます。
ですから、もちろんですが発声練習なんて家でやってる時間はありません。

じゃあ、どうするか?

車の中が発声練習の第1段階。

私の場合、歌う!

中島みゆきの曲が多くて、
地上の星 に始まり
銀の龍の背に乗って
ヘッドライト・テールライト
宙船   ・・・・・・

っていう具合。
今年はこれに
千の風になって が加わりました。
低い声の発生にちょうどいいんです。



ホールに着いてからは
「外郎(ういろう)売り」 と、
谷川俊太郎さんの詩「えをかく」 で発声をやっています。

この「えをかく」という詩、本来は絵本です。
でも、私がこの詩に出会ったのは
アナウンススクールに通っていたとき。
スクールの講師の先生が、この詩で発声練習をしたのが最初でした。
そのときの「詩」のみのコピーが画像のもの。

当時いただいたコピーのプリントを
今でもそのまま使っています。

虎の巻

2007-09-26 21:44:53 | 司会のこと


披露宴の司会をさせていただく場合、
開宴の言葉を司会者が述べます。

「ただ今より、○○家・△△家 ご両家の
 ご結婚披露宴を開宴させていただきます」
っていう言葉。

この言葉の前に、
いわゆる「時候の言葉」を添えてあげると、
ビデオなどに撮る場合、
どんな季節に披露宴をしたのかがよくわかります。
また、司会者にとっても、緊張をほぐすのに適度な言葉なのです。

で、その「時候の言葉」を考える上で参考にしたのが
画像の2冊。

花言葉の方は、新婦の持つブーケの話をするときにも参考にしました。


裏側

2007-09-19 16:06:34 | 司会のこと
      

私の司会用衣装です。
今年は、コサージュを新調しました。

衣装は。。。かれこれ15年位前のものでしょうか?
「司会用」ということで、結構ふんぱつして買いました。
阪神電車の甲子園駅前、つまり球場の前にあった
「プランタン甲子園」で買ったなあ。

不動産屋のおじさんに、
「ここにもうすぐプランタンができるから、便利になるよ~」と言われ
甲子園に引っ越すことに決めたなあ。

あっ、これは余談。

一時期、この衣装が着られなくなったことが。。。
そう、倒れる1~2年前でしょうか?

今はすっかり元通りです。


      

これは、舞台下手側(観客席から見て左側)の舞台裏にある、影アナウンス用のマイクです。マイクの横に、赤いスイッチみたいなのがついた機械がありますが、これで影アナのスイッチを入れます。一番手前になっているときはOFF、これを一番向こう側までスライドさせるとONになります。

3年前のあの日、このスイッチを右手で押し上げられなかったことで、自分の体の異変に気づきました。


そうそう、裏側の話ではないのですが・・・

今回、演奏会終了後に、無理をお願いして、メンバーの方に バスクラリネット を吹かせていただきました。
以前にもお話しましたが、今持っているB♭管は、指でトーンホールをふさがないといけないため、右手が上手く使えなくなった今では無理です。
ですが、バスクラは、トーンホールを直接指で押さえるわけではなく、トーンホールを押さえる「蓋」のようなものがあり、その「蓋」のようなものをおさえればOKなわけです。だから、右手が多少不自由でも大丈夫かも、と思い、試しに吹かせていただきました。

うん、うん。いけるかも。
いいねぇ~。この低音。ほれぼれするわ。
と思ったのもつかの間。
何かが違う。

そうか。
指の間隔だわ。
右の小指がキイに届かん!!

そこへ、もう一人、バスクラ経験のあるメンバーの方がやってきて
「私も吹かせてください」
そう言って、少し吹くなり
「指の間隔が広くない?」

やっぱり。
私だけじゃなかったのね。

高校・大学とバスクラを吹くことがありましたが、ヤマハ製。
今回吹かせていただいたのは、セルマー。

そうか~。外人さんは手や指が長いからねえ。
ヤマハは、指の短い日本人向き。
指の間隔が狭いようです。

無事終了!

2007-09-19 14:58:15 | 司会のこと
9月16日 吹奏楽団ドレミさんの第9回演奏会は
無事終了しました。

楽しかった

いつになくワクワクするステージでした。



第2部では、吉本新喜劇のようなちょっとした演出がありました。

プログラムに「T吹きの休日」と載せ、作曲者の名前も書いていません。
で、指揮者が、「Tのつく楽器は、吹奏楽ではトランペットでしょう」
という紹介をし、華々しくトランペット吹きの休日(運動会でよくかかってるやつです)を吹き始めます。そこへ、後ろのほうから、でっかいチューバをかかえて一人の男性が指揮者のところへやってきます。指揮者の肩をたたき、トランペット吹きの休日を演奏するのをやめさせ、指揮台の上の別のスコア譜を指差します。

チューバ(Tuba)吹きの休日 と書いてあるではありませんか。

と、気持ちよくトランペットを吹いていた面々は文句を言いつつ、今度は チューバ吹きの休日 を演奏し始めるというもの。

リハでやってるからわかってるんだけれども、やっぱりおもしろい!

私たちはやはり関西人だわ、とつくづく感じた瞬間でした。

こういう、観客と演奏者が一緒に楽しめるステージって、本当にステキだなと思います。来年は何があるのだろう。。。



さて、司会のほうは・・・

反省もたくさんあります。

じつは、時々ですが、本当に稀にですが、過呼吸みたいになり、上手く息継ぎができなくなります。倒れてからです。
今回、運悪く、銀河鉄道999の紹介のときに、その状態になってしまい、お聞き苦しい点がありました。
本当に申し訳ありません。

ただ、この1つ前の記事のコメント欄に、ドレミのメンバーの方々から温かい言葉を頂戴し、感謝感激です。

完璧な喋りではないけれど、この言葉があるから、やっぱりお手伝いできてよかった、と心から思います。
私のほうこそ、ありがとうございます。

楽しい演奏会でした。

      

         今年はじめて登場した 団のTシャツ。
                 私も着て司会をさせてもらいました。

いよいよ本番

2007-09-15 21:54:03 | 司会のこと
今日はちょっと所用があり、
午後から実家の方へ出向いておりました。

で、今 帰宅した所です。

明日はいよいよ ドレミさんの演奏会です。

私にとって ある意味、ワクワクの日です。

当然、午前中のリハーサルからご一緒させていただきますので、
出発は朝の7時。
ボチボチ行きます。

さて、衣装と靴と・・・
一番大事な原稿と。

明日は楽しんできます。

ドレミのみなさん、よろしくお願いします、、、ね。

少しだけ味付け

2007-09-06 09:07:32 | 司会のこと
息子もようやく新学期が始まり、
やっとドレミさんの演奏会の原稿の手直しに入りました。

原稿自体は、ずいぶん早くにいただいていたのですが、
なにせ夏休みということもあり、
ブログの更新ができないくらいですから
原稿も目を通す程度。

9月に入って やっと作業開始です。

ほぼ原稿どおりにやらせていただくのですが、
呂律(ろれつ)のまわらない言葉を他の言葉に置き換えたりします。
ですから、実際に声に出して読まないといけません。

近所の人はびっくりするでしょうね。
子供が学校行ってる間は エアコンはつけません。
ですから窓は開けっ放し。

ここの奥さん、一人で何喋ってるんやろ、って感じですよね。

まあ、それはさておき。

いつも頭にあるのが
私だからできる喋り
を したい、ということ。

貰った原稿をそのまま読むなら、別に私じゃなくてもOKなわけです。

私は他の人と何が違うか。

そう、吹奏楽経験者であるということ。

家には吹奏楽関連のCDがたくさんあります。
その曲を聴きなおしたり、また 解説書を見直したりして
ほんの少~しだけ、私の言葉をプラスします。
邪魔にならない程度に。

今、その作業中です。

あと10日。

マイクの前の自分をイメージしながら・・・


いただきました

2007-07-31 00:43:03 | 司会のこと
つい先日、吹奏楽団ドレミさんのほうから
9月の第9回演奏会の司会原稿をいただきました。

最初にメールに添付していただいたファイルが
こちらの不都合で開けず、
エクセルに直してもらうなど大変なお手間をかけてしまいました。
メールに添付して送ってもらうと、大変助かるのです。

字が上手く書けない私。
添付してもらったファイルを、そのままメモリースティックに保存して、
それを手直ししていくわけです。
これが、手書きの原稿だとこうはいきません。
便利な時代になりました。


楽しいステージになりそうです。

原稿は、私が「噛まない」言葉に修正させていただきます。
意味が変わらない程度に。

これから1ヵ月半、風邪をひかないように、
唇を噛んで、喋れなくならないように(これマジです)
気をつけなくては。

そろそろ始動です。

日本語アクセント辞典

2007-06-13 14:14:07 | 司会のこと

なぜ、アクセント辞典? と思われたでしょう。
じつはね、息子の授業参観に行ったときから、こそばゆい違和感が・・・

何って?

今の子ってね、誰も教えないのに
いわゆる標準語に近い言葉をじゃべれるんですよ

授業参観のとき(国語の授業でした)、
「ぼく・わたしがしあわせだな~と思うこと」というタイトルで短い作文を書き、それを前に出てひとりずつ発表をするというものでした。
息子のクラスは35人。
すべての子がそうではなかったけれど、半分以上の子が、普通に話すときは播州弁なのに、作文の発表の時には 標準語もどき で話してるわけです。

やはり、TVの影響でしょうか?

私たちの小さい頃は、TVを見るより外で遊ぶことが多かったので、標準語に近い言葉を喋っていた記憶はないのですが・・・

みなさんはどうですか?



さて、画像の アクセント辞典

平成5年バージョンです。

その頃、アフター5(といえばカッコいいが)に通っていたアナウンススクールの先生が
「声を仕事にしたいなら、絶対にアクセント辞典は購入すること。と・く・に 関西人の私たちには 必要不可欠です!」
そう言われ、購入したものです。当時で3300円。

おそらく普通の人は持ってないでしょうねぇ。

関西のアクセントと、標準語のアクセントは、まったく逆の場合が多いんです。

例えば・・・「ハシ」という言葉。漢字はいろいろありますが。。。。



これはアクセント辞典の中の一部です。
見方わかりますか?

上から順に





となっています。

関西の方なら 「箸」は、最初の「は」が低く、次の「し」を高く発音されると思います。
けれども、標準語の発音では「は」が高く「し」が低いのです。
辞典の見方としては

 の部分は高く発音します。

「橋」の場合、「は」が低く、「し」が高い。そして「し」のあとは音が下がります。
つまり「¬」の記号は、「¬」の記号のついた言葉のすぐあとの音はさがりますという意味です。


ただし、「端」は記号が- となっています。
これはどういうことか。
「端」の場合は「し」のあとは下がりません。

「橋を」と「端を」と発音してみてください。
わかりましたか?

「橋を」は「を」に向かって下がりますが、「端を」はずっと同じ高さです。
この違いです。

なんだか難しいことを書いてしまいましたが、アクセント辞典を読んでいるとおもしろいですよ。
買うと高いので、図書館などで見かけることがあれば、一度覗いてみてください。

今でも司会の前には、怪しい言葉はこの辞典で確認します。


依頼

2007-02-13 12:50:34 | 司会のこと
昨日、夜8時頃。
吹奏楽団ドレミの指揮者Rさんから電話がありました。

「今年の演奏会も司会をお願いします」

ありがたいことに、こんな体になって3度目の司会を依頼していただきました。
本当に呼んでいただけるだけで感謝感謝です。

日程は9月16日 もしくは 23日 のどちらかだそう。
ホールの抽選がまだなので、確実な日程が未定だとのことでした。

気にしないで~
仕事は土日祝は休みだし~

ドレミさんの演奏会は、必ず次の日がお休み
演奏会当日は打ち上げで夜通し(ホントか)盛り上がるんだそう。
みなさんが若かりし頃は(メンバーのみなさん、今が若くないとは言ってませんよ)前夜祭まであったそうな。。。
とにかく元気なドレミのみなさんです。

さあ、これで秋に向けてひとつ目標ができました。
私にとって、司会をさせてもらうことは、イコール 言葉のリハビリなんですよね
Rさんに、今回の演奏会のコンセプトやいくつかの曲目も聞きました。
すぐに、演奏会の映像と、それらの曲が頭に浮かびました。
そして、どんなことを話そうかと思うと、自然に言葉があふれ出しました。

また今年も、原稿をドレミのメンバーの方が書いてくださるようなので、その中で邪魔にならない程度に私の言葉や思いもちりばめたいなと思います。

ドレミのみなさん、今年もよろしくお願いしますね。

そして、このブログを読んで下さっている方で、お近くの方がいらっしゃれば、是非聴きに行ってあげてくださいね。
また演奏会の詳細はブログの中でご案内しようと思います。