2012年1月9日 調査ポイント#01 -5m 21℃ 1cm olympus SP-350
ヤドカリは通常、巻貝の殻をヤドにしていますが、このカンザシヤドカリはサンゴにあいた穴を「ヤド」として利用しています。
この穴はイバラカンザシというゴカイの仲間があけたもので真っ直ぐにあいているため、カンザシヤドカリの尻尾も真っ直ぐになっているらしいのです。他のヤドカリとは異なり移動できないため、このままの状態で食事をしなければなりません。 そのため、羽毛状の触角が大きく発達しこれを使ってプランクトンを捕まえています。捕まえたプランクトンをハサミでこしとって食べています。
写真のように、背景がキレイなところにいると、ついつい写真を撮りたくなりますが、もしかしたら本人はサンゴの触手が迷惑なのかな?